江ノ島みちくさ記《湘南ウォーク・トリップ》
*この記事は、《湘南ウォーク・トリップ》にご参加のお客様に書いていただいたものです。
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記事: 岩松俊哉
コロナ禍の行動規制が無くなったゴールデンウィーク、日本屈指の観光地の江の島と東洋のマイアミビーチと呼ばれた片瀬海岸にはたくさんの人が戻ってきました。
江の島神社に続く表参道にも人が溢れかえっています。コロナ禍で人混みもご無沙汰です。
江の島に訪れた人たちがまず目指すのは、ここ江の島神社でしょう。でも、ここではみちくさを楽しんでから神社に参拝しましょう。
参道の途中の小さな脇道に入ると、ふと落ち着ける場所があります。
その名は西浦海岸、江の島で唯一の砂浜があります。
砂浜だけではなく、岩場もあり天気が良いと富士山が見えます。
写真の撮影にも絶好の場所です。
江の島は「海」だと思ってはいけません。江の島は「山」と言っても過言ではありません。最も高いところは海抜60mです。日本には標高3mの山もあるので、それに比べるととても高いです。
江の島神社に続く階段の脇道には、参道ならぬ山道があります。
道脇には花やシダ植物が繁茂し、木漏れ日が心地よいです。坂も急でちょっとした登山に訪れた感覚に陥ります。
「小さな山」から見る富士山は絶景です。軽登山の気分を味わえます。
山に登りきったところで、急な坂を下りると、また海に引き戻されます。
稚児が淵は岩場で洞窟もあるところですが、風があると、波しぶきのシャワーが楽しめます。
みちくさで、江の島の自然を満喫したあとには、神社で縁と平和への祈りささげましょう。
心とからだが癒されて、明日もきっと良い日になるはず。