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成功とは、夢中になること。


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:秋元賢介(ライティング・ゼミ通信限定コース)
 
 
私はこの3か月間で-6.4kgの減量に成功しました。
 
コロナ禍で4月から在宅テレワークとなり、さらに緊急事態宣言で外出も控えざるを得ないようになってしまったため、世間一般で聞かれるようになってきた「テレワーク太り」に私も陥ってしまい、自分史上最大の体重に達してしまったのです。
 
さすがにまずいなと一念発起し、その頃の実情とは遠くかけ離れていたものの、「西島秀俊のような肉体を手に入れよう!」と目標を定め、ネットで運動や食事の情報を入手し、実行に移しました。
 
そして西島秀俊ボディになったかどうかは別として、とにかく減量には成功したのです。
 
減量に成功したというと、好きな物を食べることを我慢したり、ストイックに筋トレに励んだのではないかと思われるかもしれません。
 
しかし食べる量はほとんど減らさず、焼肉やしゃぶしゃぶの食べ放題だって行きましたし、運動もアスリートのような自分を追い込むくらい激しいことはしていません。
 
また、ライザップのようなパーソナルトレーナーについてもらったということも無く、自宅で自分自身で調べてやっただけなので、費用面でも負担はかかっていないのです。
 
ただでさえ怠惰で飽きっぽい性格の私ですが、それでもダイエットに成功できた秘訣はといえば、自分で調べて実行した内容が、体重計の数値という結果に現れたことが嬉しいからに他なりません。
 
そして日々体重を記録しているスマホアプリの折れ線グラフが、目標数値に向かって右肩下がりになっている様を見ていると、もっと続けたいという気持ちが起こってくるのです。
 
数値の結果もそうですが、結果として現れる過程としての、食事や運動の内容を考えることそれ自体も面白くなってきました。
 
食事に関しては、炭水化物を減らすためにうどんをコンニャク麺に変えてみたり、脂質を減らすために同じ鶏肉料理でも、唐揚げではなく焼き鳥を選んでみたりと、今まで好き勝手選んでいた食事の内容を、痩せるためという視点で選ぶことそれ自体が楽しくなってきたのです。
 
運動に関しても、ジョギングをする場合にはどれくらいの最適な距離や速さがよいのかを調べれ取り入れてみたり、筋トレの際に強度が自分にとって最適なものはどれかYouTubeで探して、その動画を見ながら毎日筋トレを続けることで身体に少しずつ変化が出てくる、そんな繰り返しが楽しくなってきました。
 
つまり、他者からみると非常にストイックに大変そうにやっていることのように見えるかもしれないけれど、やっている当人は楽しんでやっていて、そのうえ目に見える結果がさらにモチベーションを高めてくれる。
 
それは努力でも何でもなく、エンターテイメントや趣味のようなものとして取り組むことこそ、ダイエット成功の秘訣だということが分かりました。
 
同じような経験が高校生の頃にもあったことを思い出します。
 
バスケ部に属していた私でしたが、中学の頃は強制的に練習をやらされているような感じだったのでモチベーションも低く、そして同級生に上手いメンバーが多数いたので試合にも出られず、そのまま何の実績も残せないまま中学卒業。
 
しかし高校に入りどうしても試合に出たかった私は、特に強豪校でも無い普通の公立高校でしたが、誰から強制される訳でもなく自主的に朝練をし、通常の練習自体もハードにこなし、それこそバスケだけをするために費やしたような生活を送っていました。
 
同級生からは、バスケすごく頑張っているとか、練習大変そうとか言われたけれど、私本人としては大変とか厳しいといった思いはなく、試合に出られるようになったこと、そして中学の頃は到底手の届かなかったような相手とも対等に戦えるようになった、そういったことが嬉しくて練習をしていたことを思い出します。
 
これらから得られる教訓は、何においても成功をするためには、嫌々何かを我慢したり努力したりすることよりも、成功に向かっている過程を自分自身で楽しめているかどうかに由来する、ということです。
 
実際に、短期間で急成長したベンチャー企業において、資金調達のためにずっと断られ続けても、援助を得るまで平身低頭何十人もの投資家にプレゼンを重ね続けた。
 
まだ誰も解明していない成果を出すために、三日三晩寝食を忘れて研究に没頭した。
 
そういった、他人からすれば到底真似できないようなことをして、成功を成し遂げた人たちがいます。
 
しかし当の本人たちは、夢中になって自分のやりたいことをしているだけなので、他人から見てすごい努力をしていると思うようなことでも、本人はそれを努力とは思っていないということも、よく耳にします。
 
大なり小なり成功の基準は人それぞれですが、成功したければ夢中になってやる、それが一番の近道だということを、人生の道しるべにします。
 
 
 
 
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2020-08-01 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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