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投資のプロが勧めるポストコロナの投資先


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:粘土団子 (ライティング・ゼミ7月開講通信限定コース)
 
 
コロナパンデミックで、現在世界の経済は落ち込んでいます。この状況でどう生活をしていくか、本当に難しい時代になりました。
特にサービス産業への打撃は大きく、この先どうなるのか、先が見えません。
そこで、この難しい時期に投資のプロに聞いた、生活防衛にもなる、究極の資産投資先をご紹介したいと思います。ぜひ、最後まで読んでくださいね。
 
単なる主婦のおばさんに、投資のことが分かるんですか? と言われてしまいそうですが、経済に興味があったので、私は数年前から経済の勉強をはじめました。
もちろん、投資の世界で私はど素人です。けれど経済の勉強を通して、ファンドマネージャーや、投資コンサルタントなど、投資のプロと言われる人たちとお話する機会ができました。そのプロの見通しを元に、今回この記事を書いています。
 
これからの時代、どのように私たちの生活を守れば良いでしょう? お金に余裕があるなら、どこに投入し、どこで働いてもらえばよいでしょう? プロの見通しは、「ずばり、農業です!」
 
「え? 農業」と思う方も多いと思います。なぜ農業が投資・資産運用になるのか、という説明をするために、現在の世界の状況をお話します。
今、コロナの影響で、世界的に経済はストップしています。人間の体でいったら血の流れが止まっている感じです。そのままほっておくと、経済が死んでしまうので、世界的にマネーを刷りまくっている状況です。
中央銀行が、政府の国債を直接引き受ける国も出てきました。これではマネーを刷ることに歯止めがかかりません。
世界経済は繋がっています。膨らみすぎた風船はいつか破裂するように、このままいけば世界経済は破裂する危険性が大きいのです。
 
では、どの程度の不況をプロは予測しているのでしょうか? それには、経済の歴史を振り返って見る必要があります。
経済には必ず好況と不況があります。小さい波もあれば、大きい波もあるように、不況にも普通の不況と大不況があります。
そして、それは周期的にやってきます。小さい周期は10年くらいです。直近では2008年のリーマンショックです。大きい周期は100年くらいです。1929年の世界大恐慌がこれにあたります。
今回は、100年前の大恐慌レベルの大不況が来るかもしれない、とプロは予測しています。
今は大不況のちょうど入り口を入ったあたりです。経済は大きな下降トレンドです。
この時期、投資先として、株もFXも投資信託も生命保険もみんなだめ。株価は今のところ、まだ安定しているけれど、そのうち大暴落するとプロは読んでいます。売却するなら今のうちかもしれません。
金融市場の下降トレンドで、素人が勝てる余地はありません。
それなら下がる方に賭ける、いわゆる空売りをすれば良いと思うかもしれませんが、そういう素人を、価格操作のプロ集団が狙っているそうです。
価格操作は、法に触れずできることもいろいろあるようです。
 
大恐慌が必ず来るとは限りませんが、可能性は大きいと私は思います。
1929年の大恐慌時には、アメリカでは株価はピーク時から89.2%下落、失業率は最大24.9%、銀行倒産件数も6000行に及びました。
大不況は約10年続き、そのまま第2次世界大戦に突入していったという歴史の流れがあります。もし、大恐慌となれば、仕事がなくなり失業者が街に溢れ、あらゆる物価が高騰するでしょう。
前回の大恐慌の時、アメリカでは食料は最初下落しましたが、その後大変な食料難になりました。
戦中・戦後の日本でも、食料が不足し大変でした。皆、衣類や貴重品と引き換えに、食料をもとめて、農家に買い出しにでかけました。食糧難の時代、農家は強かったです。食料を自給自足できたからです。
経済の混乱期、食料をいかに確保するのかが、とても大事な問題となります。
なぜ投資先が「農業」なのか、それは、自給自足できることが、大恐慌がきたときの生活防衛手段となるからです。
 
現在は農業を営む人が少なく、日本各地で耕作放棄地がみられます。もし余裕資金があれば、農地は現在安く買うことができます。
それから、税法が変わり耕作放棄地に認定されると税金が上がるようになりました。
今後、作物を生産せずに、土地だけ所有している都市近郊の農家さんも、農地を手放したり、使いたい人に貸し出したりするようになるでしょう。
 
もちろん、農地を買ったり、借りたりすれば、その土地や地域に対し社会的責任がでます。単なる投資目的では、農業は務まらないでしょう。家族のいる人は家族の同意も必要です。
けれど、畑仕事が好きで、田舎暮らしが性に合っていて、家族も賛成なら、資産運用もかねて、少し大変ですが就農資格を得て農業につくことも、生活防衛として良い選択だと私は思います。
家族が農家という人は別として、就農するには、研修を1年程受けるなり、都道府県の認定の農業学校を卒業する必要があります。ハードルは高いですが、就農すると、土地を買ったり、借りたりすることができます。
農業といっても、農作物をつくるだけでなく、会社を設立し、事業として市民農園を運営している人もいます。農業に新規参入するには、数百万の初期投資が必要ですが補助金もかなり出ます。
 
しかし、実際のところそこまで農業に投資できない、事業化するほどのエネルギーはない、という人が大半ではないでしょうか? 実は私もそうです。
そこで、農業はやってみたいけれど、今の仕事を離れられないし、資金もないという人は、市民農園を借りてみてはどうでしょう。自分で、野菜を育てて食べれば、生活費の節約にもなります。
地方在住の人なら、就農しなくても低価格でかなり広い農地を借りることができます。大根1本千円という日が来た時のために、家族が食べられる分くらいの農地を確保しておくのも、賢い資産運用ではないでしょうか。
 
もちろん農業は天候に左右されますし、昨今の害虫の大発生など、リスクはあります。農地が確保できたから、絶対大丈夫、とはいえません。
けれど、大恐慌の可能性のある今、何もしないよりはずっと安心です。私自身、現在、ある程度の広さを確保できる畑を探しています。
農業は日本の食料自給率UPにもつながりますし、テレワークが進む中、これからは半農半Xという暮らし方も可能だと思います。
この先行きが見えない困難な時期、投資のプロが教えてくれた、数少ない投資先の一つとして、農業をおお勧めしました。
これから先、自らの食料自給率を上げるとことは、自分自身の生活防衛になると私は思うからです。
 
 
 
 
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2020-08-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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