メディアグランプリ

文章を書くのが苦痛で年数回しかメルマガを書けなかった私が、毎日のように投稿記事を書き「表現力がある」と言われるようになった秘密


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:門間由佳(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
去年はブログを月2回更新するのも苦痛でした。メルマガに至っては、年に数回しかかけませんでした。何しろ、私の職業は画家。「言葉にできないことを表現する」のがプロ。「言葉には限界があるのだ」という立場を貫いてきました。それなのに今、ライディングゼミの集中講座を受けているなんて、自分でも本当に驚いています。
 
言葉に対する私の考えを変えたのは2019年12月14日15日の日本情動学会での体験でした。そこで、全てが変わりました。その日以後、「わかりやすい言葉で、自分の絵を伝えられるようになりたい!」と思うようになったのです。
 
昨年、私はご縁に恵まれて、学会でオーダー絵画のプロセスをポスター掲示で発表するという機会に恵まれました。学会発表すること自体が目的だった私は、発表と質疑応答を終えてホッとして懇親会に出席しました。その時、初めてお会いした教授が、「あなたの発表内容はたいへん興味深い」と話しかけてくれて、その後、30分以上もディスカッションをすることができました。
 
「言葉って、すごい力があるのだ! 伝わるように発信すれば、初めて会った大学教授とも、ディスカッションすることができるのだ」他にも、初めてお会いした方々から発表した内容について聞かれて、初めて言葉の力の波をザブン! と浴びたような衝撃を受けました。
 
そして、次なる発表へと準備を始めるとともに、その時から、一つの妄想がわき始めました。私のオーダーの依頼主は、主に社長層です。その層に向かってW E Bで発信できたら、どうなるのだろう。
 
実は、2019年に学会発表のためにポスターをまとめる間に、私の頭の中が整理されて、オーダーでのセッションの質がぐんと上がりました。依頼主への貢献が増したのです。私の活動にはいくつかの軸がありますが、その一つに、「依頼主への貢献が増す活動を仕事の中に組み込む」というものがあります。
 
だから、「学術的な言葉で頭を整理するのと並行して、ビジネス的な言葉で頭を整理できたら、より貢献度が上がるのではないか」「イベントに来たくても来れない人、門間に興味を持っているけれど、遠方で会えない人などにも貢献できるのではないか」どんどん、妄想だけが、膨らんでいきました。
 
その妄想は、いつしか私を動かし、2020年1月、元広告代理店の企画部にいた経営コンサルタントの芳月健太郎さんにたどり着きました。ある日の深夜、友人のメールマガジンを開いた途端、紹介されていた芳月さんにピンときたのです。
 
画家の直観が閃いた、と、自分で気がつきました。こういう時は、理屈なし! 逃してはいけません。早速、彼のもとを訪れました。お会いした当時は、今から思うとまるで笑い話ですが、「芳月さんのいうことが私にはわからない。私のいうことが芳月さんにはわからない」という状態でした。しかし、それでも不思議と諦めようとは思いませんでした。どうやら、私の頭の中の妄想が、昨年から温めてすっかり大きく膨らんでいたのです。「門間さんの言っていることがわからない」と言われながら、食い下がって、学術用語で表現していたオーダー過程を、一つずつ一つずつ、ビジネス用語へと置き換えていきました。
 
そうして、5月がすぎる頃、オーダープロセス全体をビジネス的にわかりやすく言葉にできるようになりました。その時、「よかった!一つの大きな山を越えた」と思いました。でも、これは、始まりだったのです。
 
その後、芳月さんと話せが話すほど、「オーダーの詳細ってそんな風なのか! 想像もしなかった」と言われるのです。「え?絵って一枚だけ描くのではなかったのだ」「アイデアスケッチを何枚も並べてセッションするのだ」「経営のアドバイスもするの?」何ヶ月も商品プロセスについてディスカッションした人です。話している時は、そういった内容もお伝えしたのですが、【オーダー絵画って一枚の絵を依頼主がいった通りに描くもの】という一般常識の刷り込みの方が強いことに気づかされました。つまり、時間の経過とともに、私の説明は元からあった一般常識の方に塗り替えられてしまうのです。
 
次に、考えたのは、動画で表現することでした。でも、いざ作ってみると、動画のシナリオが練られていないと、やっぱり一般的なオーダー絵画のイメージを突き破れないのだとわかりました。
 
やっぱり、言葉の力なのだ。しかも、他にないオーダー絵画なのだから、詳細をどう表現するかのモデルはありません。「どう伝えればいいか」の答えは、自分の中にしかないのだ、ということを、壁に突き当たって改めて思い知りました。「これはもう、ライディングの力を強くして、自分で、言葉にするしかない」と、追い詰められました。
 
そんな時、勉強仲間の、深谷百合子さんのFFacebook記事が目に止まりました。試行錯誤していて人の投稿を見る機会がほとんどなかったのに、なぜか、彼女の投稿が目に飛び込んできました。その記事には、天狼院書店、とありました。その店名に、手が勝手に動いて、彼女の記事に貼ってあったリンクをクリックしました。すると、天狼院のH Pに飛びました。そこにあったのは、ライティング集中ゼミの告知でした。
 
「これが今、私が必要なものだ!」告知に目を走らせ、端から端まで読みました。すぐに、深谷さんにメッセージを送って、自分が感じた印象を伝えると、ピタリと一致した答えが返ってきました。そして、直感が確信に変わり、その場でゼミの申し込みをしました。そして、私は、今、集中ゼミに出ています。
 
集中ゼミが始まったのはつい6日ほど前。しかし、すでに変化が現れました。ゼミの課題として昨日自分の経験を書いたものをFacebookに投稿したところ、数時間で「共感した」というコメントをいただきました。しかも、「文章表現力がすごい」という言葉まであったのです。感激しました!この数日教えていただいた文章表現のための秘訣。その威力を、ひしひしと実感しました。
ライディングゼミはまだ続きます。天狼院のおかげで、最後まで駆け抜けた自分、その後の自分を、もっともっと、大きく、妄想できそうです!
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2020-11-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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