道端の小石が人生を激変させる
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:ともえ(ライティング・ゼミ日曜コース)
寝る前をどう過ごすかで、人生が決まるのだそうだ。
ホントかどうかは、わからない。
でも実行するのは割と簡単で、しかもお金がかからない。これは試してみる価値はあるかもしれない。
寝る前に、あることを習慣にすればいいだけなのである。
それは、ベットのなかでまさに眠りにつく前に「今日あった最高のできごとを一つ思い浮かべて感謝すること」
なるほど、筋トレを習慣にするよりもずっと簡単そうである。
と思ったのに、意外と忘れて寝てしまうのである。
そこで、こんな工夫も一緒に提案したい。
それは、枕元に「感謝の石」を置くこと。
別にどんな石でも構わない。よくある運気があがる系のパワーストーンじゃなくてもいい。
道端で拾ってきたものでも構わない。
海で拾った貝殻でもいい。
ぶっちゃけ石ですらなくていい。
あなたが気にいっていればなんでもよいのだ。
まずはその石をにぎりしめて、人生で最大の感謝を思い浮かべてみよう。
どんな情景が広がっていたのか
その時どんな音が聞こえていたのか
どんな気分を感じていたのか
記憶をたどって見てほしい。できれば、まるでその瞬間にまた舞い戻ったかのように。
そうすると、石が目に入るたびに「寝る前に感謝をする習慣」を思い出せるようになる。
お気に入りのワンピースを着ると、それを着てデートした日のドキドキを思い出すように。
床についた傷をみて、大切にしてたお皿を割ってしまった日の悲しみを思い出すように。
母親がプレゼントしてくれた花瓶をみて、そういえば最近連絡していなかったな……元気かな? と思い出すように。
物質として「感謝の習慣」を枕元に置いておくことで、思い出しやすくなるのだ。
記憶や思考など、目に見えないものはそうやって「現実世界」に出現させておくといい。
ウツ傾向があるときは、「良い出来事」を思いつかないかもしれない。
そんなときは、良い出来事のハードルを思いっきりさげてみる。
今日も布団の中でねれます。
今日も屋根の下ですごせます。
今日も息を吸えます。
そうやって考えると、必ず一つくらいは何か見つかると思う。
とにかく、騙されたと思ってやってみるといいと思う。
私は6年間、心理療法家として様々な人にこの方法を伝えてきた。
リストカットがやめられない人。
過食嘔吐を繰り返す人。
鬱をぶり返すんじゃないかと不安でいっぱいな人
恋愛で悩みを抱えてる人
仕事を上手く行かせたいとプレッシャーを抱えてる人
色んな人がいたけれど、
この「寝る前をどうすごすか」ということは、悩みや問題からその人を解放するには
かなり効果が高いようだった。
もちろん、確かめようはないのだが。
しかしやってみる価値はある。
というか、ぜひやってみてほしい。
なによりも、感謝をみつけだす天才になれる。
最初は、人生嫌なことばっかりで「良いこと」よりも「嫌なこと」を方が遥かに多く感じていたとしても、
毎日、呼吸ができることに感謝を続けていると、そういえば自分は服を着ていることに気づきだす。
そういえば、カップラーメンを買うお金があることに気づきだす。
そうやって、どんどん「そういえば……」と広がっていくのだ。
それは、あきらかに世界から何を見出すのかが変わっていくからだ。
実は「幸せ」とは、何をみようとしているかに左右されていることが多い。
カウンセリングの現場には、とても裕福な人も訪れる。
どうやら幸せは、なにか金銭や物質として表せるものというよりも、そこにどんな意味を乗せたのか? といことの方が関係しているようだ。
ということは、
石を拾ってきて、そこに「最高の出来事」という意味を乗せたということの繰り返しが、最高の人生を創りだしていくのだと言われても、納得してしまう。
「最高」を創り出したのは、私自身なのだ。
では「最悪」を創り出してるのも、私自身だということなのか。
本当は、いつでも今この瞬間に「最高」を創るのか「最悪」を創るのか、決めることができる。
しかし、いつの間にかそのことを忘れてすごしてしまうのだ。
だから、忘れないためにも枕元に石を置くんだ。
それはとても簡単なことだ。なのでぜひやって欲しい。
もしも、これを読んでいるあなたが、今まさに苦難の渦中にいるとするならば
今すぐにでもやってほしい。
人の悩みを扱う仕事をしていると、弱った人の心につけこみ商売している人がいることをみてしまう。
鬱になる人は、責任感が強くてがんばり屋な人が多い。
優しさゆえに心を疲弊させた人をカモにするようなビジネスは、私はみていて辛い。
心を元気にするのに、お金なんて本当はかからない。
まずは元気になって、正しく冷静な判断力をとりもどしてから、意義のある買い物を楽しんでほしいと私は思う。
***
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