天狼院通信
2013-05-29
メインステージとしての書店《天狼院通信》
おはようございます。東京天狼院オープン予定日まで93日(L-93)でございます。
いつも打ち合わせや原稿書きで池袋のサンシャインさんを使わせてもらっているんですが、噴水広場のステージでは結構頻繁に新人アイドルや歌手の人たちがイベントをやっています。
昨日も誰か知らない新人歌手さんが歌っていて、ふと立ち止まって観ていると、途端に涙が出そうになり、慌ててその場をあとにしました。
この小さなステージに上るまでに、いったいどれくらい努力したんだろうと。いくつの絶望と困難を乗り越えて来たんだろうと。
およそステージに上れる類の人というのは、目指した中でもほんの一握りです。
段差にしてみれば、観客とステージの差なんて50センチほどでしかないかも知れない。けれども、床とステージの間には無限とも言ってもいいくらいの隔たりがある。
ステージの威力を、昨日は感じたのでした。
そして、こう思うのです。
天狼院は、素晴らしい本のための優れたステージでなければならないと。本が思う存分その能力を発揮できる場でなければならないと。
あくまで、本が主役。
僕もチーム天狼院のメンバーも、東京天狼院自体も、それを引き立てる脇役に徹しなければならないと思うのです。
皆様が命をかけて作った本が、天狼院で大いに演じる日を、僕は心待ちにしております。
それも間もなくのことだろうと思います。
と、いうことで、今日も全開バリバリのフルスロットルで参りましょう。
*今、仕事の合間に様々な物件、見せてもらっています。ちょっと掘り出し物が出てきました。若干、駅からは歩くんですが、中二階で三面採光の光燦々な空間。いいな、と思ってます。物件、決まったら改めてお知らせしますね。