青だけじゃない!色・愛・人に満ちた江島神社。2年ぶりの人だかりに身を削った旅《湘南ウォーク・トリップ》
*この記事は、《湘南ウォーク・トリップ》にご参加のお客様に書いていただいたものです。
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記事: むたゆうみ
さて今回は江の島に行ってきました。
江の島といえば美しい空と、外海ならではの荒波でサーファーからも愛されている島ですが
、噂だけではわからない!実際に行ってみて、江の島ってこんなとこだった!というのを紹
介していこうと思います!
そういえば、今日は都内から大船という駅で降りて湘南モノレールに乗ったのですが、もう
すでに海の匂いがしました。
風の流れなのか波の元気良さなのか、まさかここまでとはな・・・。さすが湘南!と思いました。
電車から降りて江の島に向かって歩いているとなんと富士山が見えるんですね。
湘南ってすごいところだなぁ。まだ雪も残っていてTHE FUJIですね。
橋を渡ろうとすると、「え?人多くない?いつもこんななの?」
初めて江の島入りをした私。
12時過ぎ位に入ったのですが、すでにこの人だかり。
半端ない・・・。江の島ってこんななの?
ずっと奥まで続く人、人、人・・・
すごい。
仕方ない。ゆっくり歩いて楽しみましょう。
今日の目的としては生しらすですからね!
今日は天候もよく、風もあったのでかなり過ごしやすい気候だったようです。かなりの人が集まっていました。
今の季節が一番いい季節だそうですよ。
しかし歩いていると少しずつ汗が出てきます。途中にある植物が暑さを忘れさせてくれますね。
ですが、あまりの人だかりにこれ以上進むには精神を病んでしまう・・・。
と悟った私は、わき道にそれることに。
なかなかいい雰囲気ですね。
どんなところに繋がるんだろう。ドキドキしながら進んでみると・・・。
わき道にそれただけでこんなに人がいなくなるとは・・・。勇気を出して進んでよかったです。
さらにさらに進んでいくと・・・。
おお?
おお~~~!!!
美しい!海が広がってますね!
内海ではなかなか見られないダイナミックな岸壁。
と・・・。
美しい美女!
日本語がおかしいですがやはり海には白が似合いますね。
なんとこの方べトナムの方なんだそうです。
お友達数人と一緒に来られていたようで、様々な構図で写真を撮られていました。
元の道に戻り、人気のない道を進んでいくと、
こんな風景も撮れました。自然が豊富にありますね。
そして江の島は海だけじゃないんです!コケも美しいんですよね。
岩にこびりついたコケ。これを育んでいるのはこの荒波ですね。
来島されている方の中にはこの波に打たれたい!という方もいらっしゃったようで、岩の上で良い波を待っている方もいらっしゃいました。
楽しみ方は人それぞれですね。
続きまして江の島神社にやってきました。
江の島には 「江島縁起」と言われる伝説があるそうで、鎌倉の湖に五頭龍が住んでいて、その龍が山を崩したり疫病を流行らせたり、子供を生贄として食べていたりしていたそう。
そんな中、黒雲が空を覆い、大地震が起き高波が村を襲います。そして海底が大爆発しその時に江ノ島はできたそうです。
するとその島に天から美しい天女が現れます。
その天女に一目惚れした五頭龍は結婚を申し込みますがこれまでの悪行のため天女はお断りします。
意地悪(かなり度は超えてますが)な男は嫌いよ!そういうことです。
ですが諦められない五頭龍はこれまでの悪行を反省することを天女に誓い、天女もそれを受け入れ結婚します。
相手を信じることができる天女様。見習わなきゃ。
それからというもの五頭龍は天女との約束を守り台風を防いだり、なかなか雨が降らない日が続くと雨を降らせたりして村を守っていました。
しかし村を守る度、五頭龍の命は削られていきました。
最期を悟った五頭龍は片瀬山となり村を守り続けました。
めっちゃいいやつじゃないですか!
ヤンキーが好きな女のために自分がいじめてたやつを命が尽きても守り続ける・・・。
並な漢にはできませんよ、これは。
そして江の島では天女は江の島の「弁財天」、五頭龍は「龍口明神」として祀られるようになりました。
という伝記があるそうです。
そしてなんと、令和4年には江島神社がご鎮座されて1470年になるとのことで限定の御朱印がいただけるのです。
またこちらも限定で出ているそうです。
授与してくださった方によると、人がこんなに多いことは滅多にないとのことで、お正月よりも多かったようです。
それこそ2年ぶりくらいとのことでお忙しそうでしたが、どことなく嬉しそうな表情をされていました。
もしかしたら五頭龍様が今もこの島を守ってくれているからかもしれませんね。
そうそう。弁財天様に会う前に、腹ごしらえをしようとお店を探してみました。
江ノ島には沢山のしらすのお店があるのですが、これだけ人が多いと幾つもある飲食店にはどこにも入れませんでした。
かれこれ1万歩以上歩いています。それも山道でほとんどが階段というところです。
山道は舗装されていたり手すりがあったりで歩きやすいのですが、海辺の方は足元もでこぼこしていておぼつかないような状態で歩いていたので体力の消耗が激しいのです。
ですが、この人の多さです。店内に入りたい方々の行列ができています。
みんな座って休みたいもんね。
山を下るまで我慢しなければならない・・・。
そう諦めた時、真っ白いものが目に入りました。
まんじゅー!
この一つの饅頭でどれだけ救われたことか。
あんこってすごいですね!
このパワーがあったおかげで弁財天様や五頭龍様にお会いすることができました!
しっかりした食事を麓で取ろうとしたのですが、神社の中よりもすごいことになっていました。
持ち歩きできるものでさえも並んでいるという状況。
ですが人が多いのでこの辺りで食べることが難しい。というのは想定内です。
生しらすを食べるために橋を渡ったところにあるお店に立ち寄ります。
すると、どの店も「しらすありません」
なんと今日はしらすが獲れず、ほとんどのお店が数量限定での販売だったようです。
実は以前にも生しらすを食べる機会があったのですが、その時は行きたかったお店がお休みだったため、食べることができませんでした。
私と生しらすには因縁の何かしらがあるのかもしれません。
でもいつか食べられる日が来ることを願って、今日は天狼院さんのぬか焚き定食を美味しくいただきました。
和食は体に沁みますね!
また江ノ島来る時はリベンジするのでよろしくです!