Esola・通信【8/9(火)19:00〜】初心者のための哲学入門講座!デカルトの『方法序説』を通して、哲学の面白さを味わう1DAY講座!
いつもありがとうございます。天狼院書店スタッフの平野です!
「哲学」。
そう聞いて、皆様はどのような印象を持たれるでしょうか?
「なんだか難しそう」
「興味はあるけど、どこから学べばいいかわからない」
そんな風に思う方も、多いのではないでしょうか。
何を隠そう、僕がその一人です!
なので今回、哲学を「わかりやすく」、「楽しく」学び、「自分ごと」として捉えるためのイベントを企画しました!
東京大学大学院で哲学の研究をしている、三浦隼暉先生を講師としてお招きいたしました!
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このページをご覧になっている皆さん、こんにちは。
今回、天狼院書店では初めてとなる哲学入門講座を企画いたしました、三浦隼暉です。
普段は東京大学大学院で、17世紀から18世紀にかけての哲学者たちを研究しています。
今回その研究の一端をすこしでも皆さんと共有できればと思い、この講座を開催することにいたしました。
「哲学」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
何か難しい話を聞いたあとで「それは哲学だね」とコメントする場面や、名言をたくさん残した人たちとして哲学者が紹介される場面に遭遇したことがあるかもしれません。
たしかに、哲学者は難しいことをたくさん語っていますし、名言っぽいものもたくさん残していたりします。
「我思う、ゆえに我あり」
みなさんも一度はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
このデカルトの言葉も、名言といえば名言です。「考えている私こそが存在しているなぁ」という気持ちを、短い中にギュッと凝縮して伝えてくれています。
でも、ちょっと待ってください。デカルトはなんで「我思う、ゆえに我あり」なんて言ったのでしょうか?そもそも「我思う」と「我あり」を繋いでいる「ゆえに」という部分の論理は一体どうなっているのでしょうか?
哲学書には「イケている言葉」や「ソレっぽい概念」がたくさん登場します。そうした言葉たちをそのまま楽しむことも、もちろんできます。けれど、もっと楽しもうとするならば、その言葉や概念が出てきた背景や文脈をしっかりとおさえ、文章のなかの論理をしっかりと掴みながら読むことが大切です。
そこで講師としての私の出番というわけです。
今回の講座では、先ほど紹介した「我思う、ゆえに我あり」という言葉が登場する『方法序説』というデカルトの著作を中心に扱いながら、哲学者デカルトの思索に迫っていきます。
まだ『方法序説』を読んだことのない方でも、さらに哲学に全く触れたことのない方でも、興味さえあれば何かしら掴み取っていただけるようにお話します。
デカルトが生きた時代は今から約400年前の17世紀という時代でした。
この時代は別名「方法の世紀」と呼ばれることがあります。なぜ方法なのでしょう。
17世紀は現代と同様に新たな科学的発見や技術的発明が次々となされた世紀でもありました。
そうした時代において、新たな物事の誕生には常にそれを遂行するための新たな方法が伴わなければならなかったのです。
前の時代と同じやり方では同じ結果になってしまう。
彼らは方法を打ち立てることで、新たな科学を、そして新たな哲学を打ち立てようと試みたのではないかと私は考えています。
17世紀同様に、現代もまたさまざまな物事が次から次へと出てくる時代であるように思います。そんな中で、デカルト的な〈考えるための方法〉は私たち自身が生きていくための指針になってくれるのではないでしょうか。
ぜひこの講座で皆さんと共に、デカルトの『方法序説』を通して、哲学の面白さを味わっていければと思っております。
みなさまのご参加をお待ちしてます!
三浦隼暉(みうらじゅんき)
東京大学大学院人文社会系研究科在籍。日本学術振興会特別研究員を経て、現在は、専修大学、桜美林大学などで講師として学生たちに哲学やレポート執筆などを教えつつ、一般向けにも様々な講座を担当している。これまでに、デカルト、スピノザ、ライプニッツなど17世紀の哲学者たちの著作を扱った一般向け講座を多数開講、数百名の方々に哲学の面白さを伝えてきた。
専門は、デカルトをはじめスピノザ、マルブランシュ、ライプニッツなどが活躍した17世紀から18世紀の哲学史。最近は、私たちが「生命」をどのように取り扱ってきたのか、ということに関する思想史と合わせて哲学を研究している。
主な論文に「後期ライプニッツの有機体論——機械論との連続性および不連続性の観点から——」(『ライプニッツ研究』第5号)や「経験からの要求と実体的紐帯——後期ライプニッツにおける複合実体の問題——」(『哲学雑誌』第135巻第808号)などがある。共著に『科学史事典』(丸善出版)や『ルネサンス・バロックのブックガイド——印刷革命から魔術・錬金術までの知のコスモス』(工作舎)などがある。
イベント概要
❏2022年8月9日(火)開催 「初心者のための哲学入門講座」1DAYイベント
■日時:
2022年8月9日(火)
18:40 受付開始
19:00 イベント開始
21:00 終了(質疑応答含む)■会場:
今回のイベントでは、お客様のご希望に合わせて会場受講、もしくは、通信受講をお選び頂けます
・天狼院書店「Esola池袋店」STYLE for Biz(定員:25名)
Esola池袋店へのアクセス*天狼院書店は池袋エリアに3拠点ございますが、今回のイベントは有楽町線直結の駅ビル「Esola池袋」2階のSTYLE for Biz「Esola池袋店」にて開催となりますので、ご注意ください
もしくは
・通信受講(生中継)
*通信環境が整っている場所であれば、どこからでもご参加頂けます。
*通信受講ご希望の方に関しましては、お申し込み頂いた後、当日、生中継をご覧頂くために必要なFacebookグループ等について、ご連絡いたします。
*当日の生中継につきましてはvimeo配信にて行わせて頂き、また、Facebookグループを通して、リアルタイムでの講師の方へのご質問等も、受け付けさせていただきます。■参加費:
一般価格:5,500円(税込)
会員価格:2,750円(税込)※参加費の他、書籍(「方法序説・情念論」中央公論新社・税込1,210円)の購入が必須となります。
書籍をお持ちでない方はEsola池袋店でも購入可能ですし、当店からの発送(発送費:500円)も可能です。*既に書籍をお持ちの方は、追加でご購入頂く必要はございません。
*「天狼院読書クラブ」会員の方は参加費半額でご参加いただけます
*天狼院読書クラブについてはこちら
注意事項
※必ず、注意事項を読んだ上で決済にお進み下さい。
・勧誘、営業活動を目的とされる方の参加は、固くお断りいたします。勧誘、営業目的で参加されている事が発覚した場合、以降のイベントへの参加をお断りさせていただき、もしくは退室していただく事があります(その場合でも、参加費の返金はいたしません)ので、ご了承ください。
・有料・無料に関わらず、参加者への他のイベント、セミナー、グループ、店、企業、その他への勧誘は固く禁じます。また、勧誘を見かけた場合はスタッフまでご一報ください。
・本講座の著作権は、講師および株式会社東京プライズエージェンシーに帰属します。内容の全部または一部を、他媒体に無断転載することを固く禁じます。
・会およびコミュニティーの運営に支障をきたすと判断した場合、任意かつ一方的に、退会をしていただく場合がございます。
・申込み後の返金、途中解約は致しかねますので、ご了承の上、決済にお進みください。
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