天狼院通信
2022-08-21
【寝ても覚めてもBOOKLove〜恋愛目的読書会〜/401日後に消える社長の話】《天狼院通信》
記事:三浦 崇典(天狼院書店店主)
いつもありがとうございます。天狼院書店店主の三浦でございます。
存在感を消すプロジェクト、絶賛遂行中で、昨日も全国で70名様ほどに参加いただいたBOOKLove〜恋愛目的読書会〜でも、京都天狼院でスタッフにエプロンを借りて、スタッフ化しておりました。
それで、京都天狼院ばかりでなく、全国をリアルタイムで繋いでいる天狼院LOADで、全国の会場の様子をずっと確認しておりました。
僕がこのBOOKLove〜恋愛目的読書会〜を企画した趣旨から、改めて説明いたしましょう。
理由は単純明快です。
天狼院をご利用いただいているお客様の中から、多数のカップルを誕生させたい、と考えていたからです。
天狼院書店は、お客様の成功は天狼院の成功である、とのスローガンを掲げております。人生を変える書店、とも標榜しております。
となると、さまざまな成功や幸せな形がある中で、カップルになって結婚する、ということも、お客様の成功のひとつだろうと考えました。
そして、それは、ライター、著者、小説家、カメラマンなど数多くのクリエイターを輩出している天狼院で、なかなか実現できていないことのひとつでした。
それなのに、いつまで、本について話しているのでしょう。最悪、本のことについて“なんか”、1mmも話さなくていいのです。
また、僕がカメラマンを務め、現在全国で2,450名様にご利用いただいている秘めフォトでは、彼氏できました、結婚しました、妊娠しました、の報告を、もはやカウントできないほど頂いているのを目の当たりにしている毎日で、女性が自信を持つことによって幸せになる、という方法論は、ほぼ確立しておりました。
ただ、男性に対しては同等のイベントを企画できておらず、そして誕生したのがBOOKLove〜恋愛目的読書会〜でした。
初回は、96名様のお申し込みで、2回目は半減するかと思いきや、渋谷会場を一度受け付けていなかったにもかかわらず、70名様(集計中)ほどのお申し込みでした。
前回のべ19組38名様の連絡先交換があったので、今回はそれ以上の交流が僕らの目的です。当然、まだ一夜明けたばかりで、今後、第2回目の結果がどうなるかはまだ分かりません。おそらく、かなりの成果が上がるでしょう。前回の数値を越す可能性もあります。しかし、一方で、全国の様子を見ていて、改善点が数多くあることに気づきました。
まずは、よかった点は第1回目の方とは違った多くのお客様に参加いただいていたということです。リピーターの方がいらっしゃる一方で、新規の多くのお客様が参加されることは、BOOKLoveがこれからも新鮮さを失わず、パワーを失わずに開催されるだろうと見立てられることです。これは、第3回を見れば、確定するでしょうけれども、第3回が70名様ほどで高止まれば、BOOKLoveから数多くのカップルが誕生するだろうと考えました。
ただ、大きな問題点がありました。
昨日は、特に京都天狼院の会場を見て感じたことですが、会が進むに連れて、目的が恋愛ではなく、読書会に推移している様に見えてならなかったのです。
いいですか、自分に似た登場人物が出る作品を紹介するのは、あくまで、手段に過ぎません。目的は、あくまで恋愛です。
恋愛目的以外の人は、お断りだと明記しております。
ぜひ、あなたのことを話してください。それ以上に相手の話を聞いて、相手のいいところを見つけて、それを肯定してあげてください。楽しませてください。
会の最中に、女性のお客様から世話役の山本に対して、
「山本さん、話が尽きました!」
と、高らかに手が挙がりました。
なんと!!
仕方がない、と僕が介入しようかと思ったのですが、僕は異物感が大きすぎるので、主役のお客様を食ってしまう可能性があり、ぐっと堪えて存在感を消し続けておりました。
話が、尽きるだと……。
愕然としました。
何をやっておるのだ、男子諸君よ!!
君たちが盛り上げるのだ!!
素晴らしい女性たちが目の前にいるではないか!!
君たちが盛り上げて、目的を達成するのだ!!
いつまでも、本の話をしている場合ではない!!
女性たちを楽しませて、場の空気を盛り上げ、そして、自分たちも大いに楽しむのだ!!
男女限らず、相手のいいところを探し出し、そして、自分のいいところを探してもらうのだ!!
誰もが、誰かの大切な子であり、孫であり、兄であり、姉であり、弟であり、妹であり、友人であり、同僚だ。
誰にも、価値がある。
誰もが、愛されるべきであり、幸せを手繰り寄せる権利がある。
この世に生を受けたからだ。
ただし、それを手繰り寄せるのは、あくまで自分だ!!!!
水辺に、馬を連れて行っても、水を飲むかどうかは馬次第だという諺だかなんだかがある。飲むのは自分自身だ!!
頼む、それに気づけ!!!
いいか、これは人生においては稀な、千載一遇のチャンスだ!!
このチャンスをものにしないと、一生後悔する!!!
天狼院は、毎月やると言っているから、来月でいいや、じゃない!!!
毎月、矢弾尽き果てるまで全力で挑み、それで散るならいいじゃないか!!
全力を尽くしてくれ!!!ーー
なぞと、心のうちで叫んでおりました、終始笑。
あくまで、これを感じたのは、僕が昨日いた京都天狼院の会場です。他の会場は大いに盛り上がり、成功したかも知れません。また、しかし、京都会場も、告白タイムが終ったあとに、1対1になり、盛り上がっていました。
通信で東京と京都を繋いで別室で話されているお客様も大いに盛り上がっているように見えました。
ってことは、と頭に修正プランが過ぎります。
もしかして、グループではなく、1対1の時間を増やした方が、大いに盛り上がるのではないか?
後半のフリートークの時間を、フルで1対1の時間にすればいいのではないか?
前にも、あるグループから、お二人通信部屋の方に移動になったときに、奇しくもグループが崩壊し、お客様は男女となりの方と自然と話すようになって、盛り上がっていました。
そう1対1の時間が必要なのです。
BOOKLoveは、まだ2回目で修正を繰り返しており、お客様の目的である恋愛成就率が異常値になるまで修正を続けるつもりです。
秘めフォトが大盛況で、最近ではどの会も、定員を遥かにオーバーになってしまうのは、6年以上、常に修正を繰り返してきたからです。それが、彼氏できました、結婚できました、妊娠しました、の驚異的な報告数の源になっています。
BOOKLoveは生まれたばかりの赤ちゃんで、これからそうしてスパイラル的にいい会になっていくことでしょう。
次回の修正点は、こう致します。
・フリータイムは、1対1で、本から離れて相手のいいところを見つけて下さい。
・最後に、必ず、異性に告白してください(人ではなく、気になる本を指すかたちでOK!)
9月のBOOKLoveからこのルールを適応します。
皆様の成功が天狼院の成功だと、本気で考えております。
天狼院書店は、その実現に向けて、これからも本気で取り組んで行こうと思っておりますので、引き続き、どうぞよろしくお願いします。
なぞとほざきつつ、今日も全開バリバリのフルスロットルで参りましょう。
ちなみに、名古屋、福岡は集客が薄かったので、スタッフ一同、必死で頑張ります、乞うご期待!
次こそは、100人越え、します!!!
以上、寝ても覚めてBOOKLoveのことを考え続けている三浦でした。
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