私は勉強しながら歩いている。
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:後藤灯(ライティング・ライブ大阪会場)
「なんのために勉強してんのかなぁ……」
そう思うことが今までに何度あったことか……。勉強している意味が分からず、どうしようもなく嫌になったことがあるのは私だけじゃないはずだ。しかし、最近になって、私の中で新たな考えが生まれた。
勉強って登山だと思う。
その山の頂上を目指して歩くように、自分の志望校を目指して勉強をする。登山にも勉強にも目的があって、その目的を果たすためには苦しかったり辛かったりするかもしれないけれど、それを乗り越えたら自分に大きな利益をもたらされる。勉強をただただ苦痛の権化だと感じていたけど、それは違うんだなぁと考えるようになった。勉強をつらい、苦しい、嫌いなど負の感情として捉えていたら何も自分の糧にならない。勉強を自分のものにしてこそ、私は成長するのだと思う。
よく考えたら、ココ最近何かを「学ぶ」っていう気持ちが薄れていた気がする。心のどこかで、勉強することにに対して「仕方ないかぁ」っていう気持ちがあった。勉強する理由がふわぁっとしていた。だから勉強をしようと思っても集中出来なかったのだ。
私は「学ぶ」ことを始めた小学1年生の時に持っていた、勉強に対してワクワクする気持ちを思い出そうと思った。実は、小学生の時の私は勉強が楽しく思えていた。ノートをとるのも好きだったし、漢字を覚えるのも大好きだった。算数が苦手だったが、分からない問題も、先生からの教えをもらいながらも自力で解けた時は飛び上がるほどに嬉しかった。そういう経験があったからこそ腐らずに勉強を楽しくやっていけていた。しかし、中学生に入った頃から今まで、勉強が楽しいという感覚を忘れていた。多分、習う内容の難易度が関係していた。中学・高校は小学校に比べて習う内容は圧倒的に難しいし、授業のスピードも早い。理解しないといけないことが多くて、分からない所を私は放置してしまった。その結果、私は勉強を楽しいなんて思えなくなっていった。ただ、「やらなきゃいけないからやってる」状態になっていたのだ。
しかし、内容が難しいからとか授業のスピードがはやいから分からないところが増えていった、なんて言い訳だと最近になってから思うようになった。分かるようにする努力を私はしていなかっただけだ。 最近はそれがちょっとづつ理解できるようになっていた。学年が上がるにつれて勉強の内容が難しくなるのは当たり前なのだから、それについていけるように自分が頑張ることが必要だったのだ。
中学3年生の頃から私のテストの成績は下がっていった。しかし、周りはいつも高得点を保っていた。その当時は分からなかったが、今なら周りと私の違いが分かる。その違いとは自分の分からない問題を分かるようにするか、しないかだった。私は分からないところをそのままにしていた。どこか、「まぁ大丈夫かぁ。いずれ分かるようになるっ!」みたいな勝手な気持ちがあったんだとおもう。その気持ちをズルズルと高校生まで引きづっていたために一向に成績は上がらなかった。
勉強をする上でもうひとつ大事なことがあると、最近気づいたことがある。それは、「自分が勉強している理由をはっきりさせること」だ。理由がないと勉強の意味が分からなくなる。それに、自分が勉強をするモチベーションも無くなって集中出来ない、と今までの私を振り返ってみて知った。これは高校生になって、大学に近づいているから気づけたのだとおもう。高校で大学のパンフレットが配られたり、大学の先生の講演を聞く機会が増えたことで、大学を身近に感じることが高校生になって多くなった。大学は、自分が学びたいことを深めていける。自分の未来のために、全ては自分のためになることを学べるのが大学だと、私は思っている。
私はどこの大学に行きたいかは決まっている。だからこれからはその大学を目指して、その大学にあった勉強をしていこうと思う。私はこれから、登山で頂上を目指してコツコツ山道を歩いていくように、その大学を目指して勉強をしていく。勉強することをを歩くような感覚で、自分のペースで挫けても何とか踏ん張って頑張って行こうと思う。具体的には、その大学について、入試のことや学校生活のこと、カリキュラムなどいろいろこれからも調べていったり、学校での授業を大事にしていくことが必要だとおもっている。今の私は、登山でいうところの山道の入口に立っている状態だ。私はここから山道を歩くように、私は勉強という名の道を歩いていこうとおもう。
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