夢を確実に現実にする方法教えます。
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:前田苺日子(ライティングゼミ・9月コース)
「大きくなったらお姫様になる!」
一見かわいらしいようなことを言ったのはうちの次女である。
が、しかし、現実はかわいらしいとは違った何ともこれが小学校低学年女子の考え方だろうか? という感じだった。
最近は、「大きくなったら何になりたい?」という問いかけにも
「別に……」という返答が多いと聞く。
昔は「大きくなったら何になりたい?」と聞かれたら……
小学校低学年女子であれば
「お姫様」
「保育園の先生」
「お嫁さん」などといった答えがかえってきたであろう。
それもだいぶ古い時代のように思うが、まあそれなりに夢・希望・憧れなどがあったものだけど、
「特別何かになりたいとかない」そんなことを言う子が増えてきている昨今……うちの次女小学2年生は
「大きくなったらお姫様になる!」そう言い放っていた。
一見かわいらしいと思いきやそうでもないというには理由がある。
1枚の白い紙に『自分が思い描くお姫様像』が描かれていた。
大きなお城があり
お花がたくさん咲く庭があり
近くに小さな小屋がある
その説明を娘に聞くと
「このお城には王子様と私が住むの」
「お庭にはお花がたくさん咲いているけど、それはありちゃんのお母さんが全部お花をさかせるの」
「この小屋はお母さんが住んで、お城へご飯を作りに来たり、お掃除をするのに来やすいように近くの小屋に住むの」
自分は王子様とお城に住み、私は近くの小屋で住みながらお城に通ってお手伝いさん生活……
そう……夢を見るのは、すごくリアルに描かれた玉の輿生活。
しかも母親の私はお手伝いさん?!
時は過ぎ、次女高校生。
「私は将来結婚したら、旦那さんに二世帯住宅を建ててもらってお母さんと一緒に住むね。だから二世帯住宅をポンと建ててくれるようなお金のある人と結婚するの」
「二世帯住宅の下にはお母さんが住んで、ご飯を作ったりお掃除したりするの。ご飯を作るのはお母さんだから、キッチンはお母さんの好きな間取りでいいよ」って……お城が二世帯住宅になっただけでやはり母はお手伝いさん生活。
子どものたわごとだとスルー出来ないのにはちょっとしたわけがある。
次女は、夢を現実にかえることが実にうまい。何なら、有言実行率の高い女である。一度口にしたことはかなりの高確率で実現していく。
「夢見る夢子ちゃん」の長女と違って、客観的に物事を見て判断し、行動に移すことが実にうまい。
だから……次女の「玉の輿」願望は私にとってかなり現実味があり……という事は、私の将来は「次女宅でのお手伝いさん生活」なのである。
玉の輿生活も、ものすごく理想が高いものではないが、「何歳で年収がどのくらいで、福利厚生がどれくらいしっかりとした安定の大手の会社」という設定はしっかりと決まっていて、それが明確だからなのか? 神様はちゃんと応えてくれている。
次女本人の仕事に関しても、就職難といわれる中、気ままなフリーター生活の後「福利厚生がしっかりとしていて、ちゃんとボーナスが出るところに正社員として就職したい」と……就活を始めた。そして、就職活動でとっても苦しんだ姉の話を聞きもせず……でも、あっさり理想の職場を見つけて就職した。
一人暮らしをすることになり、物件探しの時もそうであった。自分が住みたい物件の優先したい事柄が実に明確だった。希望の間取り、キッチンの形式、細部にわたって希望がはっきりしていて、重要度と優先順位が明確なので仲介業者のお兄さんも楽そうだった。
明確なオーダーを出すと聞く側にも伝わりやすくオーダー通りの現実が出来上がる……次女を見ていると本当にそう思うのだった。
夢をかなえるために……
現実にしていくために……
大切なことは具体的にイメージすることだと次女を見て思わずにはいられなかった。
物事を細分化、具体化して、できることなら数字も入れて、「私の出しているオーダーはこれです!」という明確なものであれば、神様も聞き入れやすいのだと思わずにはいられなかった。
そういえば、高校受験の時に、「まあ受からないであろう」といわれていた高校にまさかの滑り込みで合格したのも神様から見やすいオーダーを出していたのかもしれない。
さて、大人になった「玉の輿願望」の強かった娘はというと、神様に出したオーダーには「母、お手伝いさんから抜け出る」ようだ。
実にありがたい。
そして、次女の中での「譲れない彼の条件」をしっかりと神様にオーダーしたので、来年あたりにその彼と結婚しそうである。
夢を確実に現実化したいときは、具体化・細分化をし、優先順位・重要度を明確にし、数字を交えて神様にプレゼンすると夢が現実になるのだと思う。
***
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