結婚をしようと決意したとき、取るべき選択肢は2つだけになる。/市場価値とターゲティング《天狼院通信》
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記事:三浦崇典(天狼院書店店主)
結婚0番地で最も必要なこととは?
どんなきっかけでもいい。
「結婚をしよう」
と決意したとき、認識しなければならないマーケティング原則がある。
時間と持ち点のプラス・マイナス認識である。
本日も分かりやすくマーケティング原理として直接的に行く。
つまり、”自分が最も高く売れる時間はいつか”という問題と、”現在の自分の市場価値”を”プラスとマイナスで認識”するということだ。
たとえば、いくら若いからと言って、現在20歳で大学生で就職していない状況では、結婚するための条件が25歳まで整わないので、あと5年必要となれば、「ー5年(5年不足)」ということになり、その間に条件を整えればいい。
逆に、今、35歳であり本来30歳までが最も条件が良く結婚できると考えていたのであれば、「+5年(5年超過)」ということになる。
実は、この数値に絶対的な答えはない。ただ主観的な答えがあるのみである。
30歳まで結婚しなければならない、というのはあくまでその人の主観であり、そこに法律などの絶対的な制約があるわけでもない。
仕事が落ち着く35歳になったら、結婚しようとなってもいいわけだ。
重要なのは、単に”自分が最も高く売れる時間はいつか”という問題と、”現在の自分の市場価値”という2点を定点として定めるのみである。
たとえば、生物学的に言えば、僕は40歳のときよりも30歳のときのほうが価値があった可能性があるが、しかし、僕は30歳のときにはフリーターで結婚などできる収入がなく、世間的に価値の高い仕事もしておらず、よほど幸運な事故が起きない限りは結婚できなかっただろう。つまり、その当時の”現在の自分の市場価値”は極めて低かったことになる。当然、”自分が最も高く売れる時間”は見通しが経っていない状況だった。
逆に40歳になったら収入や経済的な余裕はできたが、体力に問題が生じるということが男女ともにあるだろう。妊娠の問題は、男女ともにあるし、育児の体力の問題も、男女ともにある。
「男性はいくら年を取っても若い女性と結婚できる」はファンタジー
「男性はいくら年を取っても若い女性と結婚できる」は、ほぼほぼファンタジーだとあらゆるデータが示しているので考慮しないほうがいい。
こちらの記事では、たとえば40代男性が20代女性と結婚できる可能性を低い年では0.03%、つまりは3,000人に1人としている。そう、本当にファンタジーなのだ。もはや、マーケティングですらない。
40代の未婚男性が20代未婚女性と結婚できる確率は何%か?https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/402d6acb9464f1247c91080195f8a8f89182f894
つまり、相当のマーケティング的優位性がなければ、20代女性の市場において40代男性は価値のない、という結論が浮かび上がる。
ただし、20代女性という市場で戦わなければいいだけの話である。
その論点について詳しくは、この記事を読んでもらいたい。
つまり、”自分が最も高く売れる時間はいつか”という問題と、”現在の自分の市場価値”という2点を定める際に、自分が戦うべき市場は適切に決めるべきだということだ。
これをマーケティング用語で、ターゲティングという。
つまり、ターゲティングの自由を担保するためには、女性だけでなく、男性も時間の制約を考慮すべきだという簡単な結論にたどり着く。
では”自分が最も高く売れる時間”は、いったい、いつなのか?
では、”自分が最も高く売れる時間”は、いったい、いつなのか?
マーケティング的な論点で結論を言えば、非常に簡単になる。
経済的な準備も整い、心も体も環境が整った時点を「0」として、そこから「プラス」に転じた瞬間からは、「可及的速やかに結婚すべき」という結論に至る。つまり、マーケティング的な観点からは、その「0」時点から離れれば離れるほど、「1を売るマーケティング」を成立させる難易度が高まるということになる。
残念ながら、市場価値と自分が認識する主観的価値は、同一ではない。
たとえば、あるラーメン屋さんがオープンしたとする。これまで荒くれ者で、周囲に迷惑ばかりをかけて、親の脛をかじって生活していた男性が、一念発起して3年間修行してついにオープンしたラーメン屋さんだった。記念すべき最初の一杯目のラーメンを、「いままで迷惑をかけてごめん、これからは頑張るよ」と息子が言って出したラーメンを食べた母親は、1,000%こういうはずだ。
「美味しい」と。
けれども、これはあくまで主観なのだ。たとえ不味くとも美味しいと思うのは、主観的価値ということになる。
オープンから1ヶ月経ったときにふらりと来た男性が同じラーメンを食べて
「うわ、しょっぱい。もう二度とこないわ」
と思うのが、客観的価値、すなわち市場価値なのだ。
つまり、あくまで第三者視点から見ての、自分の結婚市場における価値を、至極冷静に客観的に過不足なく認識することが、非常に必要なる。
なぜ、過ぎても、不足しても駄目なのだろうか?
自分の市場価値の”過不足ない認識”がなぜ重要なのか?
答えは単純だ。
まずは認識の「過」だが、市場価値よりも自分への見積もりが高ければ、自分の値付けを高くしすぎるので、先ほどのようなファンタジー市場に挑戦してあえなく撃沈する。これが良くないのは想像に難くないだろう。
けれども認識の「不足」はどうだろう?
じつは、自分の価値を低く見積もることは、一見売れるように見えて、非常に大きな問題を抱えることになる。
「私は駄目だからまだ売れない。まだ売るわけにはいかない」と考えて、”自分が最も高く売れる時間”を際限なくプラス方向に推移させてしまう。つまりは、売るべき時期を逃してしまう。
ゆえに、”現在の自分の市場価値”を正確に認識する必要があるのだ。
そこが、結婚0番地である。
その結婚0番地が定まったのなら、やるべきことは簡単だ。
なぜなら、もはや、結婚するために2つの選択肢しかないからだ。
ここからが本論である。
なぜ結婚を決意したとき、取るべき選択肢は2つしかないのか?
これも、結論から言おう。
マーケティングで考えるとこれも理解しやすい。
”自分が最も高く売れる時間”と”現在の自分の市場価値”の2つの点が定点として定まり、すなわち結婚0番地が定まったのなら、結婚するためには、この2つしか選択肢はなくなる
1.自分の市場価値を高め、より高く売る。
2.自分を現在の適正値で売るか、安く売る。
「自分」を「商品」に置き換えると、そのままマーケティングだと分かるだろう。
そして、できれば、1の選択肢を取りたい。けれども確認したように、「0」時点から離れれば離れるほど、「1を売るマーケティング」を成立させる難易度が高まるから「可及的速やかに結婚すべき」という原則から考えると、時間的制約があり、1にも限りがある。できれば1年以内、最大でも2年がタイムリミットになる。そうでなければ、せっかく価値が高まったとしても、市場価値としては下がってしまい、結果的に否応なく2の選択肢を選ばざるをえなくなるというジレンマに苛まれ兼ねない。
ゆえに、実質的かつ有効な選択肢としては、1年位内の短期間で「1.自分の市場価値を高め」、2を選択しない、ということになるだろう。
期限付き1の遂行が圧倒的におすすめである。
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ただし、2の選択肢も適正値であれば、まったく問題ない。
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なので、これを利用したい方は、早めに無料相談会に参加してほしい。
いずれにせよ、皆さんが結婚しようと覚悟を決めたとき、僕らは力になれると考えている。
なにせ、マーケティング的に考えれば、必ず突破口が見えてくるからだ。
恋愛×マーケティングは、男女とも使える理論だ。
▪️ライタープロフィール
三浦崇典 | Takanori Miura
BOOKLove結婚相談所仲人総取締役株式会社東京プライズエージェンシー代表取締役。株式会社インパルス代表取締役。天狼院書店店主。小説家・ライター・編集者。雑誌「READING LIFE」編集長。劇団天狼院主宰。プロカメラマン。秘めフォト専任フォトグラファー。ビデオグラファー。AIパイロット養成講座主宰。
2016年4月より大正大学表現学部非常勤講師。2017年11月、『殺し屋のマーケティング』、2021年3月、『1シート・マーケティング』(ポプラ社)、2022年1月、『駆け出しクリエイターのための時間術』(玄光社)を出版。
2025年4月、IBJと正式契約、BOOKLove結婚相談所開設、BOOKLove結婚相談所仲人総取締役に就任。
2009年4月1日に、「株式会社東京プライズエージェンシー」を設立登記し、その後、編集協力や著者エージェント、版元営業のコンサルティング業等を経て、2013年9月26日に「READING LIFEの提供」をコンセプトにした次世代型書店(新刊書店)「天狼院書店」を東京池袋にオープン。今は全国に店舗とサービスを広げている。現在の旗艦店は渋谷宮下パークの天狼院カフェSHIBUYAである。
長年にわたり雑誌『週刊ダイヤモンド』、『日経ビジネス』にて書評コーナーを連載。【メディア出演】(一部抜粋)
NHK「おはよう日本」「あさイチ」、日本テレビ「モーニングバード」、BS11「ウィークリーニュースONZE」、ラジオ文化放送「くにまるジャパン」、テレビ東京「モヤモヤさまぁ〜ず2」、フジテレビ「有吉くんの正直さんぽ」、J-WAVE、NHKラジオ、日経新聞、日経MJ、朝日新聞、読売新聞、東京新聞、雑誌『BRUTUS』、雑誌『週刊文春』、雑誌『AERA』、雑誌『日経デザイン』、雑誌『致知』、日経雑誌『商業界』、雑誌『THE21』、雑誌『散歩の達人』など掲載多数。2016年6月には雑誌『AERA』の「現代の肖像」に登場。大小合わせて400回以上メディアに登場。
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