メディアグランプリ

本を月に8冊読むと、「花がある人」になれるかもしれない《インフィニティ∞リーディング体験レポート》


*この記事は、「ハイパフォーマンス・ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜

記事:吉田実香(ハイパフォーマンス・ライティング6月コース)

 

ハナがない。

私には、花? 華? がない。

「花」は、生まれ持ってのもの。美しさとかスタイルの良さとか血筋とか家柄とか育ちの良さとか、はっきり言ってしまえばお金持ちかそうではないか、とか。

すべてに縁遠い、と言ってしまうと両親や先祖代々の皆様に失礼極まりないけれど、実際その通りの私は、生まれ持っての花がない。ゆえに、一生「花がある人」とはほど遠い存在だと思っていた。

ところが、ところが……。

花は、努力で身につけることができる?

それも、本を読むことで身につけられるかもしれない? 

そんな、「花」への希望の扉が開いたのは、天狼院書店の「インフィニティ∞リーディング」の読書会でのことだった。

「AI×本」で、AIを駆使して本を深く読み込む読書会だ。『風姿花伝』の会で、「花」について学び、「花がある人」を目指せるかもしれないと思った。

観阿弥・世阿弥親子については、教科書に出てきたし、『風姿花伝』は世阿弥が書いた能の本である、ということは、私でも知っている。

しかし、それ以上のことは知らないし、読んだことがない。中学・高校と古典は得意科目のはずだったけれど、「難しそう!」と思い、読まずに読書会に参加した。

読書会の冒頭、主催者の天狼院書店店主の三浦さんは、「花」について、「生涯のテーマである」と語る。「花は作れない、先天的なものではないか」と。花があるかないかで、伝わる伝わらない、説得力があるない、売れる売れない、に関わると。

三浦さんの持論は、一般的な考えに近いのではないかと思った。

AIを使って、『風姿花伝』の解説が進む。

『風姿花伝』は、一子相伝で受け継がれ、明治の終わり頃まで一般には存在すら知られていなかった秘伝の書とのこと。

「花」だけではなく、「守破離」、「初心忘るべからず」、「秘すれば花」、「序破急」などなど、当たり前に使っていたりビジネス書でもよくお目にかかったりすることが出てきて、『風姿花伝』から来ているのかと驚く。

能を確立した観阿弥、それを秘伝の書にまとめた世阿弥の天才親子について、その時代背景、能の成り立ち、『風姿花伝』の全7巻の構成や要約が、本書を読んだとしても理解し難いであろう内容がわかりやすく、かつ面白く解説されていって、話にどんどん引き込まれていく。

そして、読書会の終盤、ついに「花」の本質について迫る。

『風姿花伝』でいう「花」とは、カリスマ性や美しさなどではなく、顧客視点で成り立つものだというのだ。

「花と、面白きと、珍しきと、これ三つは同じ心なり」とあり、観客に面白い、珍しいと感じさせる感動が、「花」の本質であると断言されているのだ。

ということは、私に生まれ持っての美しさやカリスマ性、華やかさがなくても、私が面白くて珍しい話で人に感動してもらえれば、私でも「花がある人」になれる可能性があるということなのか?

私は役者とかセミナー講師とかではないので、観客がいる設定では考えにくい。でも、会社の会議や営業、顧客対応、友だちと話す機会などに置き換えて考えればいいだろう。

たしかに、話が面白い人、自分が知らない世界の話、珍しい話をする人は魅力的だし、もっと話を聞きたい! と引きつけられ、尊敬の念を抱く。それが、「花」なのだと言われれば、たしかにそうだと思う。もちろん、その背景には人柄や話し方などの総合的な人間力が必要ではあるが。

面白い話、珍しい話をするためには、やはり知識が必要だし、知識だけではなくそれを深く掘り下げて考えたり横に広げて展開したりして自分のものとし、それを自分の言葉で語る能力が必要だと思う。

知識を得るためには、考えたり深めたりする機会を増やすためには、やはり本を読むことがいちばん手っ取り早い方法ではないか?

そして、そのためには、月に8冊本を読めばいいのだ。

なぜ8冊かは、天狼院書店で2025年に始まった「READ 8 プロジェクト」がその答えを教えてくれる

月に7冊以上本を読んでいる人は、文化庁の発表によると1.8%しかいないのだとか。だから、月に8冊読むとトップ1%に入れる、本を読む人が少ないこの時代に圧倒的な優位性を担保できる可能性がある、だから、月に8冊読みましょう! というのがREAD 8 プロジェクトだ。

月に8冊読むためには、週に2冊、ウィークデーに1冊、休日に1冊読めばよい。しかし、どうしても月に8冊読むことが難しい人のために、「4冊は自分で読んで、残りの4冊は、月に4回開催されるインフィニティ∞リーディング読書会に参加して本を深く理解すれば、合計月に8冊になりますよ」という天狼院書店の“やさしさ”も用意されている。

今年の4月から月8冊を目指して本を読み、インフィニティ∞リーディング読書会に参加している。8冊に到達していない月もあるけれど、それまでに比べたら圧倒的に読書量は増えている。

そして、明らかに本について人と話す機会は増えている。それが、面白くて珍しい話ができているかは定かではないけれど、でも、読書量が増えたことで、私が「花がある人」に近づいている可能性はあるかもしれない。

毎月8冊は本を読み、こうやって文章を書き続けていって、誰かに面白い、珍しいと感動してもらえれば、私もいつぞやに「花がある人」になっているかもしれない。

あれ、これは天狼院書店に踊らされているのか?

本を8冊読むように仕向けられ(エビデンスに基づき勧められ)、せっせと本を購入して読み、読書会に参加し、このループの中でさらに読書の必要性を実感し、読んだ本やインフィニティ∞リーディング読書会を友だちに勧めて、こうやって文章を書いて人様にもお勧めしている。

でも、私自身が読書の必要性を実感し、その変化を体感しているというのは事実だから、踊らされていたとしても、私にもメリットはあるのでよしとするか。

まだインフィニティ∞リーディングに参加したことがない方は、ぜひ試しに参加してみてください!

そして、読書量を増やして、「花がある人」を目指しませんか?

最新のインフィニティ∞リーディングの情報はこちら!

 
 
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この記事は、天狼院書店の目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」を受講した方が書いたものです。「ハイパフォーマンス・ライティング」では、執筆いただいた記事をフィードバックしてもらえます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店/天狼院書店の公式noteのマガジン「READING LIFE/天狼院読書クラブマガジン」にアップされます。

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2025-08-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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