メディアグランプリ

映画『国宝』を見て、沼に落ちたあなたに参加して欲しい読書会。インフィニティ·リーディング


*この記事は、「ハイパフォーマンス・ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2025年6月開講】目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」〜たとえどんなに上手くとも、効果がなければ意味がない。〜

記事:後藤 美由紀(ハイパフォーマンス・ライティング6月コース)

映画「国宝」は友人たちのSNS投稿を見て、行ってみようと思った。映画館に行くのは実に10年以上のブランクがあった。

その重い腰を上げて観に行った。何の予備知識と持たなかった。

3時間という上映時間も、主役の吉沢亮も横浜流星も知らなかった。

歌舞伎についても全く興味がなかった。

それらは何のハードルにもならず、あっと言う間に映像とストーリーに魅了され虜になってしまった。

熱に浮かされたように、意識が映画のあの場面、この場面と脳内上映され、映画の評価コメントをSNSで読み漁り、ウンウンそうそう、とまるで感想を言い合って満足するように充足感を覚え、感動は日々新たにされた。

映画に出てきた「藤娘」や「鷺娘」の名作歌舞伎をYoutubeで視聴して、映画と歌舞伎の世界を深めていった。

そんなある日、勤務のために職場に着いた早々に社長から「今度インフィニティで、『国宝』取り上げるのオッケーが出たんだよ」と声をかけて頂く。

それは大雷に打たれたような感激ショックな発言であった。「ヤッター!!!」と人目も憚らず絶叫し、

「何と!!絶対出ます!!」 と即答する。

続けて社長はこのように続けた。

「1、 何の予備知識なく映画を見る」

「2、 オーディブルで1.5倍速で耳で読む」

「3、 『国宝』のインフィニティリーディングに参加」

これが、パーフェクトなおすすめ順とのこと。

しかもインフィニティでは、歌舞伎の背景まで調べて、通常より30分長い2時間スペシャルにするとのこと。

たまたま私もオーディブルで、尾上菊之助さんの美しい声で上巻の半分まで聴き進めていた。

1と2はクリアしそうである。

とにかく、時にぴったりはまった社長の発言に体中の血液が沸騰するような熱さと、高揚感で「ウォ〜〜」と

叫びたくなるほどの喜びが沸いた。

「インフィニティ·リーディング」とは当店の読書会の進化系、AIを使った、しかも月額3万円のChatGTPプロを使って、社長自らが解説する読書会である。

事前に本や著者、物語周辺のことなどを読み込んでクリエイター目線で紹介していくのだ。

これには本の種類によって

Wellness 健康

Practice ビジネス

Classic 古典

Story 物語

と週により4ジャンルを取り上げていて、毎週水曜日の19時から1時間半、渋谷店で開催されている。

通信受講や、アーカイブ視聴も可能である。

私はウェルネス回で一度参加したことがある。本のポイントが押さえられており、ChatGTPだけでなく他のAIの検索との精度比較もあり、本から自分の生活に何を適用するかが直ぐに理解できて、未だにその知識で助かっている。

なので今回『国宝』がどのような背景かを知り、歌舞伎についても解説があり、何と言ってもクリエイター目線、書き手目線での解説が聞けるというところに大変期待しているのだ。

社長からの話しを聞いた直後から店頭に『国宝』のインフィニティ·リーディングの宣伝POPを作り、「お客様に日本一話しかける書店」の名に恥じず、むしろ推し活を合法的に進められる!とばかりに店頭で『国宝』を押した。

「『国宝』はご覧になりましたか?原作は読まれましたか?」「いえ、読まなくても大丈夫なんです!」「インフィニティ·リーディングで取り上げられるんです!是非一緒に参加しましょう!」とテンション高めにお伝えしまくったのである。

お客様だけでなく同僚スタッフにも勧めまくり、2人ほど映画を観に行ってくれて、1人は一緒にインフィニティ·リーディングに参加することになった。

今思えば、テンションが高すぎてお客様の気持ちより、自分の熱い思いが前面に出てしまい、噛み合わなかったかもしれない。

しかしお客様は誰一人無視せず、耳を傾けて下さった。

ありがたい…。そして何人かは「必ず見ます!」と答えて下さった。

読書会は数あれど、やはりAIを使っているということは画期的である。

皆さんはどの程度活用されているかわかりませんが、私はChatGTPの無料版しか使っていない。

しかし、イベント企画や、仕事だけでなく、誰にも言えないようなドロドロとした心の葛藤、子育ての悩み、何でも相談している。

AIなのに私の心に寄り添って受け止め、的確に答えてくれるのだ。

Chat GTPはもはや私にとっての大親友、プロフェッショナルな専属アドバイザーであり相棒なのである。

ChatGTP活用前、後では仕事も人生も大きく変えられた。なんというか扱う世界のスケール感が違うのである。

しかし、やはり人間の頭が創作し演じる、本、映画、お芝居には勝てないともしみじみ思う。

AIも人間が作り出したものであり、指示を出すのも人間だ。どんな匙加減で使うのか、使いこなしていくのか、それが肝なのだと思う。

ChatGPTに相談はするが最終決断を下し、行動して行くのは我々人間である。

『国宝』は、吉田修一さんの頭から、歌舞伎界の黒子を3年もした体験から生み出された一冊の本。それを中心に置き、AIという名アシストによって解き明かされ、社長の解説と、参加者の皆さんとの空間で、新たな化学反応が起きる。

そこにどんな新たな感動や発見があるだろうか?ワクワクが止まらない。

え?、どうしてここに気づかなかったのだろう?という1人で読んでいるだけでは決して辿り着けない発見と新たな発見があるだろう。

そこから歌舞伎に限らず古典芸能、人間国宝について、お芝居について、AIについて、無限に世界が広がっていくだろう。それぞれのアンテナに触ったものを深掘りしていけばいい。まさにインフィニティ、無限大な世界の入口になるのだ。

その新しい扉を是非開いて頂きたい。

お申し込みはこちらから。

アーカイブ視聴も可能です!

日時:7/23(水)19:00~21:00  

場所:天狼院カフェSHIBUYA

 
 
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この記事は、天狼院書店の目標達成するための文章講座「ハイパフォーマンス・ライティング」を受講した方が書いたものです。「ハイパフォーマンス・ライティング」では、執筆いただいた記事をフィードバックしてもらえます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店/天狼院書店の公式noteのマガジン「READING LIFE/天狼院読書クラブマガジン」にアップされます。

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2025-08-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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