天狼院プラチナ会員になったら穴があったら入りたくなった件
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:戸崎いずみ(ライティング・ゼミ平日コース)
「私、自分のことをレベル50ぐらいだと思っていた。でもそれは前の会社に勤めていた頃の名刺のおかげでレベル50になっていたんだと思う。そんなことにも気づかなくて、めっちゃ恥ずかしいわ」
母親と二人で夕飯を食べながら私は話した。
今日は天狼院で三浦さんの、就活をしないで生きていくための講座を受けた。フリーランスで食べていくための講座だ。
私は、今年の5月に天狼院のプラチナ会員になった。
きっかけは今の自分に自信がなかったからだ。
「月できれば20本は書いて欲しいんですよ。可能だったら60本ぐらいお願いしたいんですけどね」
仕事を下さるGMOクリエイターズネットワークの担当者さんから言われた。そんなことしたら過労死してしまうと思った。いや徹夜しても無理だと思う。できっこない!
私は、広告会社でアシスタントとして働きながら、春からフリーランスで執筆の仕事を始めた。今まで執筆をメインに仕事をしたことはなかった。でも、いくつか資格を持っていたことと、今まで会社員として頑張ってきた経験でなんとかなるかもしれないと思った。
でも実際は全然違っていた。800字の文章を書くのに一週間もかかってしまった。2000字の文章の時は特にひどかった。2週間かけて必死で書いたのに、結果は散々だった。納品先の、SMBC 日興証券の担当者さんから、ものすごい数の書き直しの依頼が来た。
大体一本8000円ぐらいの報酬なので本来なら1日2本ぐらいやっていかないと食べていけない。
本当にまずいと思った。
そこで、フリーランスで食べていける技術を身につけようと思ってネットで講座を探し始めた。
最初は金融系の資格を取れる講座を受けようかと思ったけれど、改めて考えると書くことがとても遅いのが一番問題なんじゃないかと気づいた。なので、ライティング系のセミナーがある場所探した。
たまたま天狼院の講座を見つけた。勤めている広告会社で企画を担当するメディアで、こたつのある癒しの空間として天狼院を取材させてもらったことがあった。それもあって、講座の紹介を見てみようと思った。講座の紹介文はむちゃくちゃ長くて、最初は読むのはうげーと思った。
でも不思議なことに一文読み出してみるとするする文章が頭に入ってきた。
気づいたら紹介文全てを読んでしまった。
この長い文章が、私も苦労なく書けるようになれたらどんなに楽だろう。
そう思い立って、セミナーに申し込むことにした。
そしたら、プラチナ会員の紹介が目に入ってきた。
「半額はおいしいなぁ」と一人でベッドの上で唸った。
私はものすごくケチな性格で、サボり癖がある。やる気スイッチが起きないと動かない。その上、継続が苦手で、期間を決めて頑張らないと自分に投資できない性格をしている。
プラチナ会員になって期間を決めたら、少しは重い腰が持ち上がるかなと思った。月々1万円も払うんだから休まず行けると思った。
さすがにフリーランスと会社員を続けながら、講座を受けるのは大変なので、フリーランスは完全に休むことを決めて講座に申し込んだ。
天狼院プラチナ会員になったら月1万円かかるが、すべての受講料が半額になる。
1万円の講座が5,000円で受けられるし、4万円の講座が2万円で受けられる。電話をして店員さんに確認をしてみたら、3講座以上受けたらお得なのだという。
ラインナップを見てみるとライティングの他に興味があった英語のセミナーがあった。そして、以前からやってみたいと思っていた取材の講座もあった。
講座にもお得にも惹かれて、私は5月から9月までの4ヶ月頑張ってみることにした。
色々講座を受けてみて、何度も恥ずかしくなって穴があったら入りたくなった。
ライティングのセミナーでは、自分の経験をさも価値のあるように語り、読み手を飽きさせない努力をしなかった自分がすごく恥ずかしくなった。
スピードライティングセミナーでは、時間をかけた方が読みやすい文章になると思い込んで、ひたすらつまずく、読み進める難易度が高い文章を書き続けていた自分が恥ずかしくなった。そして、フリーランスのセミナーでは、自分が以前勤めていた企業の看板でレベル50だったということを気づかず、今はレベル0になっているということを考えなかった自分がめちゃくちゃ恥ずかしくなった。
そして英語の講座で先生から習った、簡単なことから難しいことに挑戦しなさい。壁を作るのではなく、階段を作るように学習を続けなさい。他の人と比較しても幸せにはなれない、比較するのはいつも過去と未来の自分だけ。という言葉に励まされた。
私はプラチナ会員になって、一気に自分の弱いところに向き合ったことが、とてもショッキングだったし、何よりめちゃくちゃ恥ずかしかった。もし、天狼院のセミナーに行きたいという人がいるんだったら、何かしら恥ずかしい思いをすることを、絶対覚悟しておいた方が良いとアドバイスさせてもらいたい。
でも、すごく良かったとも言える。
理由は、今この文章を一気に書けているというエビデンスがあるからだ。
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