【秘本御開帳】ついに「天狼院秘本」がヴェールを脱ぎます。
【秘本御開帳】天狼院書店店主の三浦でございます。
天狼院秘本、想定以上にお客様に愛されて、6月12日現在、天狼院書店では176冊、お買い求め頂きました。
本当にありがとうございました。
秘本の評判が高く、かねてより、お客様からこんなご要望・ご意見ががございました。
「本当にいい本だから、みんなに伝えたい!」
「天狼院秘本の中身、いつになったら教えていいんですか!」
「みんなに喋りたい!」
もちろん、考えてございました。
「秘本御開帳」でございます。
本日、6月12日12時より、「秘本御開帳」といたします。
もう、ガンガン告知して頂いて大丈夫です。
版元さんも、これに合わせて、書店さんに一斉にFAX送信されるそうです。
また、僕としましても、今日発売の「OZmagazine」さんに秘本の中身を紹介させて頂きました。
そうです、何と、僕が福岡天神の蔦屋さんで見つけた本というのが、『蔦屋』という本だったのです。
さて、ここで答え合わせと行きましょうか。
以前、こんな記事を上げさせて頂きました。
なぜ天狼院書店が『◯◯』を全力で売っているのか?《天狼院秘本》
つまり、この「◯◯」の中には『蔦屋』が入ります。
以下、伏せ字を解いて、もう一度この記事を見てみましょう。
天狼院書店店主の三浦でございます。
おかげさまで、「天狼院秘本」として売りだした『蔦屋』、第一便で入荷した分、49冊がほぼ2日で売り切れとなりました。いやー、驚きました。まさか、それほどの勢いとは! お買い上げ頂きました皆様、本当にありがとうございます。
さて、天狼院秘本をお買い求め頂き、「封」を開けた瞬間に多くの人の頭の上に「?」マークが浮かんだことでしょう。
「なぜ、天狼院書店が『蔦屋』を売るんだ?」と。
しかし、読み進めていくうちに、天狼院をいつもご利用頂き、イベントに参加して頂いている皆様なら、僕がこの本を選んだ理由がたちどころにわかったのではないでしょうか。
実は、ここに描かれ、タイトルにもなっている『蔦屋』が、大昔にやっていたことは、まさに今、天狼院がやっていること、あるいはこれから天狼院がやろうとしていることだからです。そして、これこそが、書店界や出版界を救う唯一の方法だろうと思っております。
これは確かに古い話ではありますが、出版界にかぎらず、これからの世の中に役立つヒントがつめ込まれています。
主人公の「蔦屋重三郎」、実に魅力的ですよね。のっけのシーンからやられますよね。
山崎豊子さんの『華麗なる一族』で言うところの、「小が大を食う合併」を、秘策で成し遂げてしまう。
痛快にして、人情的。
また、この時代ってこの前後の時代と違ってあまり語られていないんですが、この時代、面白いですね!
政治との絡みもあり、市民の生活も面白く、文化も面白く花開いている。
その文化を花開かせている一翼を、1人の人間が担っているとしたら、実に面白い。
そして、そういう人物が本当にいたというのは、本当に衝撃ですよね。
それが、主人公の「蔦屋重三郎」という人です。
彼がやったのは、「人の錬金術」ではないでしょうか。
それまで鳴かず飛ばずだった人物を、「喜多川歌麿」として大人気の作家にしたて、さらに天才「写楽」を世に送り出す。
そして、体制にも挑み続け、信念を貫き通す。
軽快にして、真摯であるその人生。
愛に満ちている人生でもある。
また、きっとこの著者について多くの方はご存じないでしょう。
それもそのはずです。
これから、どんどん頭角を現す、スーパールーキーだからです。
我々は実に幸せなことに、この新しい才能が、爆発的に世に出ようとしているその瞬間に立ち合っているのです。
彼が世の中に出て行く姿を、リアルタイムに観ることができる。
そして、天狼院ではすでに、著者の「谷津矢車」先生と、この作品について、そして古くも新しい主人公の「蔦屋重三郎」の生き様について、天狼院LIVEスペシャルで存分に語って頂くことになっております。
天狼院シークレットLIVEスペシャルは、6月18日(水)の夜に決まっております。
お読みいただいたかたは、ぜひ、このイベントにもご参加ください。
絶対、必読の一冊です。
読まない理由が見当たりません。
ぜひ、天狼院秘本、お買い求めいただければと思います。
以下のメージより、通販も承っております。
どうぞよろしくお願いします。
ということだったんです。
ご納得頂けたのではないでしょうか。
「秘本御開帳」を受けて、天狼院でも売り場を一新しました。
6月18日の著者谷津矢車先生を呼んでのイベントも、もう、ほぼ満席状態です。
【天狼院シークレットLIVE】それでもなお「これからは書店の時代だ」と確信
している理由/「天狼院秘本」の著者を招いて「彼」についてとことん伺います。Facebookイベントページ
まだ申し込みされていない方で参加申し込みの方は直接、下気の「問い合わせフォーム」もしくは、お電話で天狼院書店にお問い合わせくださいませ。
それでは、天狼院秘本、改、『蔦屋』をこれからもどうぞよろしくお願いします。
TEL:03-6914-3618