メディアグランプリ

男が妄想する女性のための「すっぴん」活用術


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【10月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:たーぼー(ライティング・ゼミ平日コース)

僕はテレビが好きだ。中でもドラマを良く観ている。

ドラマを観ているとほぼほぼCMもセットで観ることになるが、女性用化粧品関連のCMは毎回テレビを観る度に必ず目にする。

男性の僕はよくわからないが、女性の美容に対する関心はとても高く、美容のためなら多額のお金を費やしても良いと思う方も多いのだろう。だからこそ、大手化粧品メーカー各社は多額の広告費をテレビCMに投資したとしても十分儲かるようになっていて、儲かるからこそ化粧品メーカーがテレビCMの常連になっているのだ。

僕はそんな美容に関心が高い女性をとても尊敬している。エステ、全身脱毛、高級な化粧品などへの出費のために仕事を頑張っている女性の努力は素晴らしいと思う。

でも、化粧品を愛用している女性に伝えたいことがある。化粧をしていない「すっぴん」の女性が好きな男性がこの世には一定以上いることを。

「すっぴんなんて見せられない!」と思う女性が多くいることも僕は知っている。今でも妻は外出する時に「すっぴんだけど大丈夫かな?」と僕に聞いてくる。一応、すっぴんで外出することにためらう女性心理を知っているつもりだ。

化粧をすることは男性に向けてのものではなく、もしかしたら周りの女性の目が気になるという側面もあるのかもしれない。「近所の○○さんは化粧もせずに外出していた」と噂になることを恐れている女性も多いのかもしれない。

仮に、好きな男性に好まれるために化粧をするというのであれば、「すっぴん」という武器を上手に活用してみるのが良いかもしれない。

インターネットで「すっぴんが好きな男性 割合」と検索して欲しい。すると、「男性の90%以上が彼女や妻のすっぴんが好き」というアンケート調査結果がみつかるはずだ。そう、多くの男性はすっぴんが好きなのだ。

一方、女性の80%程度はすっぴんに自信がないそうだ。化粧品メーカーの関係者の方には大変申し訳ないが、すっぴんに自信がないという女性の弱みに化粧品メーカーが漬け込んでいるような気にさえ僕はなってしまう。すっぴんである自分に自信を持って欲しいと僕は思う。

すでに結婚していて子供もいるような僕の身分でとても恐縮だが、今まで僕がお付き合いしてきた女性を少しだけ思い出してみることにする。

今までお付き合いしてきた女性は皆、すっぴんがとても可愛かった。

濃い目のメイクのAちゃん。かなりの美人だった。彼女の顔は化粧をしていたときは正直ケバい感じだったが、すっぴんになるとあどけない少女のようだった。初めて彼女のすっぴんを見た時は、ある意味僕の中で2度目に恋に落ちたような感覚にさえなった。すっぴんを初めて見せるときの恥ずかしいAちゃんの顔は、もしかしたら初体験のときの表情と似ていたのかもしれない。僕は、あのAちゃんの表情を忘れることはないだろう。

ナチュラルメイク派のBちゃん。Bちゃんは純真な可愛いタイプの女性だった。初めて一緒に旅行をしたときに、僕にすっぴんを見せてくれた。メイクをしている時とすっぴんの時の違いがほとんど分からないほど、ナチュラルメイクだった。印象がそこまで違わないのにもかかわらず、BちゃんはAちゃん同様にやはり恥ずかしそうな表情だった。

その他にも、CちゃんやDちゃんの話もしたいが、どれも正直似通った話になりそうなので、省略しておく。

少し違う視点の話をしたい。

例えば、すいかをより甘く食べるためにあえてすいかに塩をふって食べる行為。塩を活用することで、すいかの甘さをより際立たせられる。すいかを食べるという行為は甘い物を食べたいという欲求を満たすためのはずなのだが、甘さとは真逆の塩辛さが、より甘さを際立たせられるのだから不思議だ。

他にも例がある。

めちゃくちゃ強面の男性が、少し親切なことをしただけで「あの人はすごく優しい人」と評価される。「強面だから優しくなさそう」という先入観が人にはあるのだろう。でも、その先入観が少しの親切によって良い意味で裏切られ、「あの人はすごく優しい」という評価になる。

本来の目的を達成するために、あえてその逆のことをすることで目的を達成しやすくする方法があるのだ。

もう一度すっぴんについてお伝えしたい。

男ウケするという目的のために化粧品を活用しているのであえば、可愛いもしくはキレイなメイクで男性を惚れさせるのではなく、逆にすっぴんを活用してみてはどうだろうか。

メイクで惚れさせるのではなく、すっぴんで惚れさせるのである。

男性の90%以上はすっぴんが好きなのだ。ここぞという場面ですっぴんという最終兵器を使うために化粧をするという発想へ切り替えると、女性のすっぴんへの自信がないという弱みに漬け込んでいる化粧品メーカーに対しての、小さな対抗も出来る気がするものだ。

僕はすっぴんが好きだ。また、多くの男性もすっぴんが好きだというデータもある。もし、あなたが勇気を出して見せたすっぴんを受け入れてくれないような男性がいるのだとしたら、それは早めにお別れした方が長い目でみて良いのかもしれない。

大した女性経験もない僕のどうしようもない妄想にお付き合いしていただき、とても感謝している。

***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

http://tenro-in.com/zemi/62588

天狼院書店「東京天狼院」
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
東京天狼院への行き方詳細はこちら

天狼院書店「福岡天狼院」
〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階

天狼院書店「京都天狼院」2017.1.27 OPEN
〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5

【天狼院書店へのお問い合わせ】

【天狼院公式Facebookページ】
天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。



2018-10-31 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事