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思うようにいかない人生はたった一語で変えられる!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:今泉智樹(ライティング・ゼミGW特講)
 
 
人が悩む理由をあなたはご存知ですか?
「突然なに?」 と思われたかもしれませんが、今、心理カウンセラーとして、たくさんの人の悩みを聞かせていただく中で、ひとつ気づいたことがあるんです。当たり前の話ですが、心理カウンセリングを受けていただくクライアントさんは、みんな、悩みを抱えておられます。もちろん悩みの内容は人それぞれなのですが、よくよく見ると、実は悩みの原因はみんな同じなんです。
 
人が悩む理由。それは……
「思い通りか、思い通りでないか」
ただこれだけ!
 
人が悩むとき、そこには必ず思いがあるんです。本当はこうしたい。こうなりたい…… そんな思い、つまり理想の人生という設計図を持っている。そして、その設計図どおりに生きているか、あるいは、その設計図より今の状態が良ければ、当然ハッピーです。でも、設計図通りに行かないこともたくさんある。
 この設計図どおりに行かない現実は自分にとっての痛みとなります。くそ~本当は○○したいのに……
全ての悩みが思い通りか、思い通りでないか!
 
でも、この思い通りでないという痛みが起こった時、どんな行動をとるのか? それによって、その後の人生が大きく変わるのです。痛みを乗り越えられる人になるのか、乗り越えられない人としてその後の人生を生きていくのか。
 
そして、その行動もよく見ると3つのパターンがあるのです。
どんなパターンがあるのか、ちょっと自分に置き換えて考えてみてください。
 
一つ目の行動パターンは「無視&非難」
 痛みがあるのはわかっているのに自分はそんなに悪くない! そうやって出来事を無視したり、非難したり、他人、自分を非難する。「なんでこんなに景気が悪くなるんだ!」「あんな言い方しないでいいのに」「なぜ、できないんだろう……」しかし、残念ながら、どんなに無視しても、誰かを非難しても、自分を非難しても、現実は何も変わりません。だから、このパターンを繰り返している人は、痛みを乗り越えることができない。
 
次に、二つ目の行動パターン。 それは「設計図を変えてしまう」
理想の設計図があるのに、理想と現実のギャップが大きすぎて、こんなに苦しいなら設計図を書き換えてしまおう。と理想のステージを引き下げてしまう。
しかし、これも当然ですが、根本解決にはなりません。
 
そして、3つ目のパターンは「今の状態を変える」
痛みや問題が起きた時、「どうすれば、その問題を解決できるのか」それをしっかり考えて行動するんです。そこにはたくさんの学びがあり成長がある。時間はかかるかもしれませんが、自分のできることから初めて、どうすれば、どうすれば…… と一歩ずつでも前に進んで行く。これができた時、はじめてその人の悩みが根本から解決されることになるのです。
 
偉そうに言っていますが、以前の僕は、この3つのパターンで言うと1番を選択していました。
僕の体験談になりますが……
僕は、昔、会社に入って間もない頃、いつも「楽したい」と思っていました。何かを頼まれたら、瞬間、断る理由を探していました。いろいろ探しても断る理由が見つからない時、いやいやそれを引き受ける。
 
「なんで俺に言うんだよ」当然、声には出せませんが、心の中でそんなことを思っていました。パソコンを打てるようになったら、仕事を頼まれるからパソコンは覚えない! そんなことを考えていた時もありました。
 
「楽したい」「楽したい」「もっと楽したい」
 
そんなある日、「楽したい」って言うけど、お前のそのパワーいつ使うんだ? とある先輩に言われたんです。
 
あれ?
 
俺なんで「楽」したいんだろう? 何のために俺のパワーがあるんだろう? いろいろ自問自答したんです。らくすることが楽しいのだろうか?どんなに逃げても、楽しても何も変わらない。
「俺には関係ない」 「環境が悪い」 「あいつが悪い」 そう言って、そんなつらい現実から逃げて、とにかく「楽」したい。でも、これじゃあ何にも変わらないんです。だって、自分が持っている力を、ただ出し惜しみして、ひとつも動いていないんです。
 
プラモデルを作るのといっしょですね。ちゃんと設計図があり、1番から一つずつ組み立てていけば、必ずいつか完成するのに、設計図を見た途端「わーーめんどくさい!」 そんな思いが湧いてきて箱さえ開けない。これでは、プラモデルが完成することはありません。
 
でも、そんなこと、僕に言われなくてもわかっていますよね。自分で動かないと何も解決しない。そんなことは百も承知。でも、それが分かっていても行動できない。だから苦しいんですよね。
 
では、どうすれば、行動を起こし、痛みを乗り越えることができる自分になれるのか?
 
全ての人に効果があるかどうかはわかりませんが、心理カウンセラーとして、これまで1000人以上の人を見てきた僕からアドバイスさせていただくとすると、一つ考え方の根本を見直してみてはいかがでしょうか?
 
多くの人が、痛みや問題が起こった時、(思うようにいかないことが起こった時)、その問題がいけないことだと考えます。だから、そこから逃げ出したくなる。だから、ここを変えてみるのです。
痛みや問題とは本当はギフト(贈り物)なんだ。そう考えてみてはいかがでしょうか? 自分のステージを上げるために、自分に神様がプレゼントしてくれている。
 
ギフトとは、贈り物という意味ですが、他にもう一つ「天性の才能、特別な能力」と言った意味もあるんです。この問題が起こったということは、ひょっとすると、神様が自分にしかない何か特別な能力に気づくようこの痛みを贈ってくれた。
 
自分に解決できない問題は絶対に起きない。そう言われています。だから、それを神様からのギフトだと受け取り、それを、どうやって解決していくか、その過程を楽しんでいけばいいんです。
それができた時、悩みが悩みでなくなるのです。
 
もしあなたが、昔の僕と同じように「楽(らく)しよう」という考え方に支配されているのであれば、たった一語「よ」「も」に変えてください。「楽(らく)しよう」ではなく「楽(たの)しもう」この考え方こそ、あなたの人生を大きく変えてくれるきっかけになるはずです。
 
あなたに解決できない問題は絶対に起きない。そう信じて完成図に向かって、今日も一歩をすすめましょう。
 
 
 
 
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2019-05-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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