人は誰でもドラえもんになれる!
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記事: 清水佳哉(ライティング・ゼミ平日コース)
「ねぇ、ドラえもん! 何か道具出してよぉ!」
藤子・F・不二雄さんの漫画「ドラえもん」でよく見られるお約束のセリフである。
ドラえもんは、「未来から過去にさかのぼって現れたお助けロボットが、まだ少年の野比のび太くんを助ける」というストーリーだ。
子どもの頃から浴びるほど見てきたこの漫画。
漫画でも、テレビでも、映画でも、たくさん聞いてきたこのセリフ。
でもこれは、漫画の世界の中にいる「のび太くん」のセリフのようでいて、実は「私たちの心の声なのかもしれないな」と思った。
そう、私自身、そこに誰も居ないのに「何か道具出してよ!」と言っているかもしれないのだった。
仕事で困ったり、人間関係につまづいたり、そんな場面のたびごとに、「何か便利な解決策はないかな?」「誰かに助けて欲しいなぁ」と、そんな風に考えていたように思う。
ときに「助言」であったり、ときには「ノウハウ」であったり、あるいは「開運グッズ」であったりと。
そういった「道具」に頼る、「すがる」という行為をしてきたかもしれないのだった。
なにか便利な道具があればそれで解決!?
本当にそうなのだろうか?
そんなある時、ひとつの「自己啓発セミナー」が目にとまった。
それは、「自分自身の思考を整えることによって、問題を根本から解決する」というセミナーであった。
「マインドが大事」とはよく聞くセリフであるが、実際に「その影響は図りしれずあり、それを活用しない手はない」のだという。
そんなわけで、さっそく申し込んで、乗り込んでみた。
なんとも、目からウロコであった。
聞くと見るとでは大違い。
実際に体験すると、なおさら違う!
「面白い!」
更に以前、「思考は現実化する」という本を読んだことを思い出した。
確かに「思考が現実を引き寄せる」のであり、「良い思考」も、「悪い思考」も、もれなく「現実化すること」を知った。
いやいや、今や、知ったというよりも、体感して、理解した。
「これで人生は思い通りになる!」
いや、言い過ぎたか? いやいやどうやら、そんなこともなさそうだ。
少なくとも「自分が強く思うこと」で「思ったものを引き寄せることが出来る」ということを体験した。
「何だよ! この渋滞! なんで、ここでこんなに混むんだよ!」とでも思おうものならば、つまりそれが「嫌なこと」だった場合、それに強くとらわれると「嫌なこと」が続く。
赤信号にイライラし始めたら、「来る信号、来る信号がみんな赤になった」そんな経験は誰にだってあるだろう。
逆に、美味しいものをお土産で頂いて、ワクワクして「美味しいね。美味しいね」って食べていたら、「ピンポン!」と、チャイムが鳴って、またさらに「予期せぬ誰かからの美味しいものが送られてきた」なんてことも、きっと経験しているはず。
そういったことを意図的に、意識的に使うことによって、どうやら、「自分の求めるもの」も「引き寄せることが出来る」というわけだ。
そう、それが「何」であれ、「どこ」であれ、である。
考えてみると、人生にも目的地はあるわけで、「もっと生活が楽になったらいいのにな」とか、「もっとお金があったらいいな」とか、「こんな風になりたいな」とか、何かしらあると思う。
「こんな風に」とか、「こんな自分になりたいな」というのが、人生の目的地だとするならば、自分の思考のチューニングをしてあげれば良い。
自分の人生の目的地があるのなら、その行き先を、自分の思考にセットして、きっちりと、自動追尾させるように仕向けたら良い。
セミナーでの学びによると、「たとえそれが、今は想像もつかないような場所であっても、必ず引き寄せて、必ずたどり着けるようになる」のだという。
ポイントは意識を整えて「強く思うこと」
強く思うと、道はひらける。
つまり、人は誰でも、自分の思う、人生の目的地に行くことが出来る。
そう、それはまるで、未来の道具「どこでもドア」のようなもの。
自分の思考が、未来の道具だったのだ。
もう、誰かに出してもらう道具なんて要らない。
「人は誰でもドラえもんになれる!」
「自分の人生の目的地を定めよう!」
「そこに向けて強く思いを馳せよう!」
「あとは、心の扉を開くだけ!」
人は誰でもドラえもんになれる。
そう、自分自身のドラえもんだ!
「未来はすぐそばにある!」
「あとは扉をひらくだけ!」
結局、未来を変えられるのは、お助けロボットなんかではなく、
自分自身だった。
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