私たちは日々、完成された物語を消費し続けています。SNSのタイムライン、動画の結末、著者が決めた小説のオチ。そこにあるのは、常に「受動的な体験」です。

しかし、もしもあなた自身の「選択」と「対話」によって、物語の展開が変わり、誰も予測できないクライマックスへと導かれるとしたら？

天狼院書店は、「物語と人が交わる場」として、現代の若者が渇望する「深く関われる場所」「安心して人と出会える場所」を提供したいと考えました。 TRPG（テーブルトークRPG）は、デジタルでは決して得られない「生のコミュニケーション」と「即興の創造性」を、本棚に囲まれた密室という、日常から切り離された場所で提供します。

「RPG」と聞くと、難しいルールや複雑な計算を思い浮かべるかもしれません。 けれど、この夜に必要な専門知識は一切不要です。 必要なのは、「もしも私がこの状況にいたらどうするか？」という少しの想像力と、テーブルを囲む仲間たちとのおしゃべりだけ。

「開かない扉をどうやって開ける？」 「魔法で壊す？ それとも鍵を探す？」 「いっそ、扉ごと燃やしてしまう？」

そこに正解はありません。 みんなで相談して、「それ面白いね！」と盛り上がれば、それが「正解」になるゲームです。

今回の『天狼院書店 TRPGナイト』は、徹底的な「初心者歓迎」仕様。 お一人での参加も大歓迎です。 ゲームが始まる頃には、初対面だった隣の人が、苦難を共にした「戦友」に変わっているはずです。

本に囲まれたカフェ空間で、ドリンクを片手に、サイコロの目に一喜一憂する。 通知が止まらないスマホをカバンにしまって、アナログで贅沢な時間を過ごしませんか？

手ぶらでお越しください。 物語の準備は、すべて整っています。

場所の確保や人数集めといった面倒は、すべて天狼院書店がカバーします。