『ガイアの夜明け』空き家再生に秘策あり!《READING LIFE EXTRA》
まず、番組が始まって驚いたのは、以前、二度ほどお会いして、天狼院に関しても相談したこともある、スピーク(東京R不動産)の吉里さんが出ていたことです。
さすがに、お!っと思いました。
それで、吉里さんたちが、築82年の老朽化した民家をリノベーションするというのですが、もうどうなるのか、楽しみでございました。
しかも、その物件、本当に凄まじいくらい傷んでいて、そのままでは一見、どうにもならないように見えます。
けれども、初めてみた吉里さんら東京R不動産のメンバーの皆さんは、そこから「いいところ」を次々に見つけていくんですね。
庭を見て、「最高ですよ!」といい、建築士の方は、見ているうちに次々とリノベーションのアイデアが溢れ出している様子。
大家さんにしてはガラクタにしか見えないものも、この方たちにとっては宝の山に見えているんですね。
古い物件の良いところを最大限に引き出して、生まれ変わらされせしまう。
これはすばらしいことですよね。
大家さんも気が付かなかったこの家の良さを、スタッフの方が説明していくんです。いいところは残して、変えるところは変える。
しかも、費用も、5年間で十分に償却できると説明すると、大家さんは実に満足そうにこう言います。
「もう、すべて任せますよ」
それで、二ヶ月で改装工事が終了したのですが、その変わり様が凄まじい!
天井を取り去ったことで明るくなり、大きく太い梁も晒されて、これがまた良い感じになり、庭に面していた縁側はウッドデッキに変わり、庭の木も剪定し、それだから、家中から庭が見えるようになっていました。水回りは最新のものに変えて、洋間は重厚な雰囲気を再現する。
「小さな森、豊かな家」
として、東京R不動産のページにアップすると、一日で10件の問い合わせがあり、あっという間に申し込みを打ち切ることになりました。
内覧会に来る人達が、若い人たちなのにまた驚きました。
マンションよりも、こういうリノベーションした家に住みたいと思う人が増えているんですね。きっと、骨格は古いけれども、水回りなどは最新の設備なので、大丈夫なのでしょうね。
いやー、今回の『ガイアの夜明け』も勉強になりました。
天狼院も、いい物件を見つけて、どういう店にするか、そろそろ本格的に考えて行かなければなりません。
もちろん、楽しみで仕方がありません。