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私のホームドクター


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:YUKA(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「ハックション!!」
 
あ~風邪をひいたかな。最近急に朝晩冷えるようになったからなぁ。急に鼻水が出だし、鼻が詰まって苦しい。明日は楽しみにしていた友達との旅行なのに困った。今すぐどうにかしたい……。
そんな時に思い出した。
そうだ、アレを使えば明日までによくなるかもしれない。
 
アレとは、年寄り臭いイメージはあるが……実はいろんな症状に対応できる私にとってのホームドクター的存在。
 
準備するのは、ライターと「お灸」だ。
 
「鼻詰まりをよくするツボはどこだったっけ?」
 
お灸講座でお灸の仕方を教えてくれた師匠である整体師さんのブログをチェックし、ツボの位置を確認する。
お灸に火をつけたらツボに張り付け数分間待つ。お灸する場所によって熱さを感じる度合いは違うが、多少チリチリと熱さを感じる程度。
熱すぎて我慢できないときは我慢せずに外す。我慢しすぎるとやけどしてしまうこともあるので注意である。
 
鼻詰まりをよくするツボにお灸をしてから眠ると、朝には風邪らしき症状はすっかり良くなっていた。
 
ありがとう、お灸!
 
私がお灸講座に行ったのはちょうど1年前のこと。元々知っていた整体師さんがお灸講座をするということで興味を持ったのだった。「お灸」というと高齢の方がやるようなイメージがあり、それ以前は特に興味もなかったのだが、私は婦人科系の持病があり、それにも効果的であるということを知って、やってみたいと思ったのだった。
 
講座では、お灸の基礎、自分の体質チェック、その体質に合わせてお灸をするとよいツボなどを教えてもらった。
 
そもそもお灸とは何なのか、というと、艾(もぐさ)をツボにおいて燃やし、その温熱刺激と艾の成分の経皮吸収によって、血行を良くし、自然治癒力を高めることで体調を整える治療法である。2000年以上も前に生まれた中国最古の医学書にも記されており、その歴史は長い。日本に伝えられたのは奈良時代だそうだ。
 
艾は、乾燥させた「よもぎ」から出来ている。「よもぎ」は「ハーブの女王」と言われており、韓国では「よもぎ蒸し」などもあるように、特に女性の体を健康に保つのに役立つ植物なのである。
 
東洋医学の基本として、「気」「血」「水」この三つのバランスがとれていると健康であり、アンバランスな状態が続くと病気になりやすくなるそうだ。この三つのバランスチェックをし、それに合ったツボを教えてもらったのだった。
 
例えば、「気」が足りなくてなんだか元気がない状態であるとか、「血」が滞って血液がドロドロになりやすい状態であるとか、「水」の流れが滞り、むくみやすい状態であるとか、人によって症状も違うので、自分に必要なツボも違う。これは「東洋医学」「体質チェック」などでネット検索すると簡単にチェックすることもできるので、気になる人は調べてみるといいと思う。
また、最初の私の例のように、体質だけでなく「鼻詰まりをよくするツボ」のように「花粉症に効くツボ」「肩こり、腰痛に効くツボ」などもあるので、その時に必要なツボにお灸をして対応することもできる。
 
やってみる前は面倒くさいものかと思っていたが、やり方さえ覚えてしまえば、結構簡単。数分間で終わる。私は手軽にいろんな症状に対応できるホームドクターを手に入れたのだった。
 
ツボを覚えるのが大変じゃない? という声も聞こえてきそうだが、自分の体質に合ったツボさえ覚えておけば、あとは、その時の症状に合ったツボは簡単に調べることができるので覚える必要もない。
 
「今日、なんかむくんでる、何とかしたい!」
という時や、今回の私のように
「鼻が詰まって苦しい」
という時なども、手軽にサクッと対応できるのが魅力である。
 
とはいえ、全くやったことがない人は「どう始めたら?」と感じると思うので、近くでやっている「お灸講座」を調べてみるとよいだろう。数時間学ぶだけで一生使える内容を学べるのだからオススメである。
 
ちなみに私は毎日やっているわけではなく、「今日は冷房で冷えたから、血行を良くするツボにお灸しとこうかな」「なんとなくむくんでるからすっきりさせたいな」などちょっと気になったことがあった時にやる程度。それでも、お灸をすると血行が良くなり基本的な免疫力も上がるそうなのでお灸生活を始めて以来、風邪をひきにくくなったように感じている。
 
頼りになるホームドクターを手に入れる「お灸生活」おすすめである。
 
 
 
 
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2019-09-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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