お金がないと呟くあなたへ
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
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記事:いわちゃん@理系エンジニア(ライティング・ゼミ特講)
人は誰しも一度はこうつぶやくのではないだろうか。
「お金がない」と。
あなたはそんなことを呟いたことがないだろうか。もしくは口ぐせにはなってはいないだろうか。もしもそれが無意識的なものになっていたらそれは口ぐせを見直すことをしてみるのも良いかもしれない。
ある土曜日の朝、僕はスマホでインターネットニュースを開いた。最近のスマホは親切なことに、お勧めのニュースやブログの更新を知らせてくれるのだ。ぼくはそこであるブログをみつけた。それは僕の知り合いの断捨離トレーナーが更新したブログだった。僕と同じように会社員をしながら、学びながら、将来に向けて頑張っている。その人のブログが更新されました、と出てきたのだ。
僕は朝寝起きだったにもかかわらず、自然とその記事を開いた。その人が書かれていたのは、お金が無い、ではなく、お金があるようにふるまおう、という内容だ。最初は断捨離トレーナーらしく整理整頓の記事が進んでく。そして、後半はお金の話。ブログ記事によるとその方は母子家庭だったそうだ。そしてその方のお母さんは裕福ではなかったけれども、お金がない、とは決して言わなかったそうだ。しかし、その方はお金がないということをついつい日常的に旦那さんや子供さんに呟いてしまっていたそうだ。そして、実際にお金に対して困ったことにもなったそうだ。年金暮らしの母親にお金を工面してもらって情けない気持ちになったことも書かれていた。
そして、そのとき、そのお母さんから、お金が無い無いと言っていると本当にそうなるよ、と。
僕はそれを読んで、ハッとした。
僕もどちらかというと、ついついお金が十分ではないときは、お金がないなーと呟いてしまっていた。頭ではお金とは何か、を個人的には理解しているつもりだ。お金はただの紙。価値交換の手段であること。お金とは循環させるもの。お金は人のために使うこと。お金がなくてもお金があるようにふるまうこと。お金とはこうあるべきだ。というのはなんとなく頭ではわかっていたけれども、それは知識どまりだったなぁと気づいたのだ。
今日からお金がないなーと呟くのは辞めよう、お金がないと思うときでも、あるように振る舞おう。それを行動レベルで示そうと決めた。
そして、僕は思った。あれ待てよ?
お金があるように振る舞うってどういうこと? って。
人のお金の使い方は、大抵の場合、自分のために使う、もしくは誰か別の人のために使う、そして、それらは消費、浪費、投資に分類されるかもしれない。
これって、お金が無い人も、お金が有る人もお金の使い方って同じだよね、って僕は思った。
ただ単にスケールや質が違うだけだ。お金がないという人であっても、みなお金は多かれ少なかれ持っている。
だって生活出来て居るよね。だからお金がないというのは嘘なのだ。
ただ持つお金の量が違うだけ。
皆、お金があっても、なくても、手持ちのお金を使って、好きなものや欲しいものを買ったり、旅行にいったり、息抜きをしたりする。きっと、むやみやたらにお金を浪費、消費する人たちは、お金があっても、なくても、お金がない、と言い続けるだろう。お金持ちも、そうでない人も、お金の使い方は同じなのだ。
よくお金持ちの人が億万長者になってもお金があびるようにあっても幸せでない、だからお金を追い求めても不幸になるよ、という人もいる。もしかすると、それはお金がないと呟いている人たちと同じお金の使い方をしているからではないか。
お金が無い時代の基本は物物交換だ。昔の日本もそう。一昔前の田舎、もしかすると今でもそういう風潮のところは残っているかもしれない。その物物交換の媒体がお金に変わっただけ。だから、得たい物があれば、それ相応の物、今でいうお金が必要になるわけだ。
だからお金がある人というのは、基本的には世の中の為になることをしている、ということだ。その人が提供するサービスやモノに対して、得たい人がいて、その交換手段としてお金を支払っているのだから。
だからもしもお金がないと呟いている人いれば、お金がないとつぶやきをやめること、そして、誰かにあなたの価値を提供すること、すなわちサービスの精神を持つことをしてみると良いかもしれない。
もしかすると、あなたにお金が回りだすきっかけになるかもしれない。僕はこの仮説をもって行動してみようと思う。お金がなくても、あっても、お金が増えるお金の使い方をする。
今日から僕の新しいチャレンジが始まる。
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