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パーソナルカラー診断とエンディングノートの相関性


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:高橋禎美(ライティングゼミ平日コース)
 
 
アパレルメーカーに長く勤務していた私は、いま独立してファッションコンサルティングを仕事としている。職業で表すなら、カラーアドバイザー、スタイリストというところである。
サロンで人気のメニューのひとつにパーソナルカラー診断がある。
パーソナルカラー診断とは何かというと、端的にまとめると「人がもって生まれた肌の色に調和する色はどんな色なのかを診断する」ものだ。
そんなパーソナルカラー診断は、エンディングノートを書くことと、似ていると、常々私は感じている。
 
おおかまな括りではあるが、パーソナルカラーは4つに分類され、季節になぞらえて「スプリング」「サマー」などと表現されているのを、女性の方は聞いたことがあるのかも知れない。ネット上では、無料で自己判断ができるサービスもあるが、これは本当に当てにならないのでおすすめしない。ほとんどの人は、主観が入るため間違えた診断をしている。自分に似合う色はこれである、都合の良いようにはじめから答えを決めているのだ。自分自身、色について学び、パーソナルカラーを知るまでは、恥ずかしながら自分のパーソナルカラーを間違えて診断していたのだ。
 
パーソナルカラーはその人をきれいに若々しく生き生きとみせる色だ。それが好きな色ではなかったとしたらどうなるだろう。自分の気に入って着用している服がすべて似合わないと診断されては困る。だから自分の好きな色を似合う色として誤診するのだ。
また、好きな色と似合う色がたまにマッチしている方もいて、「ほら御覧なさい、私は正しい色を着ていたのよ」と喜ぶ方もいる。しかし、パーソナルカラーは当たりとかはずれを探すものではない。知らないまま偶然に似合う色を使っているとすれば、効果的には色を使用できていないのだ。
似合う色を知って、意図して効果的に使っているのが理想だ。つまり、意思をもって見せたい自分を表現することが重要なのだ。そこには、自分を客観視すること、自分を知ることができている。
ファッションという切り口ではあるが、パーソナル診断がもたらす意味合いは深いと思っている。
 
私は、ファイナンシャルプランナーとしても活動をしていて、そのなかで、エンディングノートのセミナーや相談会も開催し、意味合いや重要性を広めるようにしている。
エンディングノートはこの数年の中で世に浸透してきた。楽天リサーチが2018年2月に発表したアンケート調査結果において、エンディングノートの認知度は50%だったようだ。利用している、購入した、まではいかなくとも、書店でみたことがある、あるいはその名前を知っている方は多くなっていると思う。
 
そもそもエンディングノートはなにか、という話だ。
死ぬことを前提にして考えると、どうも暗いイメージになってしまい気持ちが向かないと、エンディングノートを書くことをためらう方が多い。
項目の中には、自分の持ち物の処分の仕方や自分の葬儀の希望などもあるので、人生の終焉を想像するのはやむをえないかと感じるが、自分の亡くなった後の決め事について書き記すのならそれは「遺書」が対応している。
 
本来のエンディングノートは、「今からの、これからの人生設計を改めて考えて書いていくノート」なのだ。
今が何歳であるのかは関係なく、これから先の自分の人生を、どのように過ごすことで、
自分を喜ばせることができるのか、
家族を幸せにすることができるのか、
友達と楽しく過ごしていけるのか、
を考えるためのツールなのだ。
 
エンディングノートを書くには、準備が必要だ。
自分年表を作ることから始めるようにすすめている。すると子どもの頃の記憶が思い起こされて、なにをするのが楽しかったのか、嬉しかったのか、誇らしかったのか、なにを我慢してきたのか、などが浮かんできます。それを書き出してみる。
かなりの労力が必要な作業なので、何日にも分けて、書き出すことをすすめたい。
 
そうして苦労して思い出して書き出された中に、これからの自分がやってみたいことがきっと見つかるだろう。
誰に見せるわけでもないが、自分の半世紀を書くことで、まず、自分の内面と向き合って、そこから自分にとって何が大事なのかを考えてみる。
自分の要求がわからない限り、自分を喜ばせることができないのだ。
 
こどものころに何をするのが好きだったのか、
部活はなにをしていたか、
趣味や習ってみたかったもの
行ってみたかったところなど
思いつくままに書き出してみて欲しい。
 
そしてここからがスタートになる。ここまでやってみると、自分の求めることを実現させていくにはどうしたら良いのか、軌道修正していくことができる。
例えば将来は子どもの世話になるのではなく、仲良しの友人たちと共同で住みたいと考えているなら、それを家族に伝えて、実現するためにいろいろアイディアを出していく、などだ。意思が明確でなくとも、こんなことを考えていると周りに伝えることで、望む方向に進めていくことができるのだと思う。
 
目的は、自分を見つめなおして知ることなのだろう。
 
ファッションに戻るが、自分のことを客観視することで、自分を知ること、見つめなおして見せたい自分を見せていくことがパーソナルカラー診断の目的だ。
似合う色を知って一層ステキにみせていくのは、何歳であっても忘れてはいけないことで、すばらしいことだ。
自分を知るということが、大事。その自分をどう見せていくのかが、勝負なのだ。
 
パーソナルカラー診断もエンディングノートを書くことも、目的は一緒なのだ。どちらも自分をみつめて、幸せになるためのツールなのだ。自分を探求して、今の自分を知ることからはじめて、自分はどうありたいのかを見つめることでこれからの人生を豊かにする、そのきっかけとなるのだろう。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-11-01 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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