○○○だけじゃない！？
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか？賞を取れるのか？プロも通うのか？〜
記事：三好香菜美（ライティング・ゼミ夏期集中コース）
「みかんじゃん」
その通りです。みかんです。そう、私が生まれ育ったのは、みかんで有名な愛媛県。「愛媛県」の名を聞いた時、一体どのくらいの数の人が地理的な位置を思い浮かべられるのかは分かりませんが、第一声目には、必ずと言っていいほど「みかんじゃん」という言葉をいただくことが出来ます。
確かに、みかんは私たち愛媛県民の生活・成長のそばに、いつもあるのです。
小学生の時なんて、みかん農家の方が学校に来て、裏山のみかん畑でみかん狩りを経験させてくれますし、夏には必ず週に1度、業間休みに紙パックのポンジュースが配られます。給食のデザートも、みかん、みかん、ゼリー、みかん、ぐらいの割合でみかんが出てきますし、私の住んでいた地域は「みかんパン」でしたが、米をポンジュースで炊いた「みかんごはん」という強者が定番メニューの地域もあるようです。みかんエピソードはまだまだあります。受験の時には、「みかん、いよかん、いい予感」と言って、みかんやいよかんが配られますし、さらには、進学などで愛媛を離れた友人たちのSNSを見ると、一人暮らしの家にも段ボールいっぱいのみかんが定期的に送られているようでした。
愛媛を離れてもみかんが送られてくるほど、みかんは私たちの生活の一部になっています。ここまでくると、もはや、一種の呪いのように感じてしまうぐらいです。
しかし！ こんな県民の生活に根差したみかんですが、実は「生産量日本一は愛媛ではない」ということはご存じでしょうか？ 「みかん＝愛媛」はもう時代遅れです！ みかんだけじゃない！？ 愛媛県の魅力をご紹介しましょう。この記事を読み終わる頃にはきっと、愛媛を訪れてみたくなるはず。
「日本最古の温泉 道後温泉」
道後温泉、一度はこの名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。この温泉、日本最古の温泉なんです。3000年の歴史を持っているのです。あの「万葉集」に載っているほど歴史のある道後温泉は、温泉大国日本に生まれたからには人生に一度は訪れてほしい場所です。風情溢れる街並みには、昔にタイムスリップしたかのような感覚すら覚えます。あまり知られていませんが、道後には無料で足湯につかれるスポットが随所に存在します。道後の街を散策しながら足湯でまったり、なんて楽しみ方もおすすめですよ。
「ストレスフリーの賜物 養殖真鯛」
最近お寿司屋さんやスーパーでよく見かける「宇和島産真鯛」の文字。実はこの真鯛は生産量日本一で、愛媛県の自慢なんです。宇和島の海は、複雑な入江を持つリアス式海岸。養殖に最適な環境で、ストレスフリーに育った真鯛は、天然ものにも引けを取らない脂ののりです。そして、愛媛県には2種類の「鯛めし」が存在します！ 愛媛県は3つの地域に分けられていて、それぞれ東予、中予、南予と呼ばれるのですが、東予・中予で親しまれるのが、鯛を一緒に炊き込むタイプの「鯛めし」。ふっくら炊きあがった鯛が魅力的です。こちらも美味しいのですが、宇和島が位置する南予で親しまれる「宇和島鯛めし」は絶品ものです！ 生卵の入ったタレにどっぷり浸かった鯛の刺身を、タレごとご飯の上にぶっかける丼スタイル。卵のまろやかさ、タレの甘辛さ、そして真鯛の脂があなたの口の中で三重奏を奏でます。是非ご賞味あれ。
「伊勢志摩じゃない 宇和島真珠」
またもや宇和島の名産品、お次は「真珠」です。真珠といえば、みなさんは恐らく、三重県の伊勢志摩を思い浮かべるのではないでしょうか？でも実は、真珠生産量一位は、伊勢志摩ではなく、愛媛県の宇和島なのです！ しかも、生産量約2倍の差をつけて！ そんな真珠に関する、少し変わったお得な「あるもの」をご紹介します。それは県内の数か所に設置されていて、一回1000円で楽しむことが出来ます。さて、何かお分かりになりましたでしょうか？ その「あるもの」とは……、「真珠ガチャ」なんです！ 1回1000円で引くことのできるこのガチャは、ネックレスをはじめとする4種類のアクセサリーのうち1つが入った、ハズレなしの正真正銘「本真珠ガチャ」です。しかも、アタリのカプセルには2種類のアクセサリーが入っているそう。運試しにもお土産にも最適な「真珠ガチャ」を、是非楽しんでみてくださいね。
さあ、ここまで愛媛の魅力をたっぷりお伝えしてまいりましたが、あなたはもう、愛媛の虜になっているはず。冒頭の「みかん」の存在なんて、すっかり忘れてしまっていたのでは？
愛媛県には、まだまだ誇れるものがたくさん詰まっています！
「みかんだけじゃない！！」愛媛県の魅力を、是非、ご自身の足で、目で、口で！ 感じに来てくださいね。
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