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それでもネイルサロンに行くのは恥ずかしくて勇気がいりますか?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:吉田 真子(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
ネイルサロンに行くのはそんなに勇気がいるものなのか。
ネイルサロンに行くのはそんなに恥ずかしいことなのか。
たとえば美容室に行くのはそんなに恥ずかしくも勇気もいらないはず。
むろん初めての場所なら多少勇気はいるが、立ち入ることが出来ないほどのことはないはず。
どんなお店に行くにも勇気がいるのは最初だけでそんなに恥ずかしいなどと言う思いはそんなにないはず。
 
ネイルについて勉強するまでは私も恥ずかしい、勇気がいるそんな気持ちがあった。
だが勉強していざサロンで働いていくうちにネイルサロンについていろいろと考えが変わった。
 
なぜ考えが変わったか。
その理由は簡単だ。
 
ネイルサロンでは爪をキレイにしてもらうのはもちろん、マニキュアやジェルネイルでいろいろなデザインを楽しむことが出来る。
それに手の爪だけでなく足の爪にもいろいろなデザインをしてもらえて爪先と言う爪先が華やかになり気分が上がる。
また華やかにすることはなくても爪についての小さな悩みやコンプレックスを相談できそれを解消とまではいわなくてもカバーしてもらえるだけの技術がサロンにはあるからだ。
 
美容室で髪形を変えたり、髪の色を少し変えただけでも気分が上がるのも同じようなことだ。髪の悩みがあれば美容室。
ネイルサロンにもそれと同じで爪のことで悩みがあれば一度ネイルサロンに行ってみてほしい。
 
ネイルサロンは「町の小さな病院」のようなものです。
 
「ちょっと熱っぽいかも」
「最近くしゃみが頻繁に出だして、もしかしたら花粉症化も」
そういうとき皆さんだったらどこに行きますか?初めから町の一番大きな病院に行きますか?まずはその前に近くにあるクリニックにいったりしませんか?
 
ネイルサロンは爪に関する町の小さな病院のようなもので医療行為は出来ないにしても悪化する前に爪に関するお手伝いやアドバイスも出来るところなのです。
 
サロンで働いていたある日。
「この爪ネイル出来ますか?爪が小さいのもあるんですがネイルのし過ぎなのか爪がペラペラでちょっと伸びてはすぐに折れて全然伸ばせないんです」
そういって一人のお客様が来られた。
彼女の爪は深爪で確かに見た目にも痛々しそうな爪だった。
もともとはサロンに行くことなく自分の爪は自分でジェルをしていたということだったのだが話を聞くと付け替えていた頻度は週に1回、毎回ジェルを専用の溶剤にひたひたに浸しジェルを取り、また新しいジェルを着けていたということだった。
 
「ジェルの付け替え頻度が多いですね。通常は3週間に1回でも多いほうなのですが。あとおそらく爪が薄くなっている原因は週に1回ジェルを落とすときに使っている専用の溶剤も量が多すぎですよ」
「コットンに溶剤を含ませるというのは間違った行為ではないのですが溶剤が垂れるまでひたひたに液を含ませるのは多すぎなのです。そしてその溶剤は爪を乾燥させる要因にもなるのでそれを頻繁にしていたら爪に必要な水分が足りずだんだん薄くなっていくんですよ」
 
そういうと彼女はそのことを初めて知ったらしくとても驚いたのと同時に納得もしていた。
施術は終わり施術後の自分の爪を見て彼女はうっとりしていた。
とてもうれしそうで「またお願いします」と喜んで帰っていった。
 
また別の日には結婚式のために頑張って爪を伸ばしてキレイなデザインをしてもらいたかったのに2本折れてしまったと少し悲しそうな顔をしたお客様が来た。
これこそネイリストの技術の見せ場と言わんばかりに私は彼女の折れた爪をスカルプを使って復元した。
爪の長さが戻ったのが分かっただけで「そんなことも出来るんだ」と目を丸くして続きの施術も楽しそうにずっと見られていた。
 
もっともネイルサロンが出来るのはそれだけではない。
巻き爪の対策や薄くなって折れやすい爪の補強、爪のお手入れ。
そして毎回爪を見るということはどんな爪が健康で、どんな爪だと体のどこかしらに不調があるのかもという爪から見る健康診断のようなことも出来る。
 
また施術中はお客様と1対1。
馴染みのサロンになってくれば居酒屋や友達に話を聞いてもらうように、仕事の愚痴等を聞いてもらってストレス発散も出来る。
ストレスも発散しながら話が終わるころには爪もきれいになり、健康状態のアドバイスまでもらえる。
 
これこそ一石三鳥。
このような場所は他にあるだろうか。
 
確かにネイルサロンにはいろいろな偏見やイメージがあったりする。
どちらかと言うとエステに近いイメージを持たれやすい。
 
少なくとも私の地元ではそうだ。
 
ネイルサロンはお金に余裕のある人がいくところ。
若い人がいくところ。
爪をキレイにとは言っても派手なデザインは出来ないから行く必要はない。
家でマニキュアをするだけで十分。
 
何度も言う。
 
ネイルサロンは爪をキレイにするだけではない。
ジェルやスカルプなどと言った華やかなものはしなくてもお手入れをするだけでいい。
馴染みのサロンを作って定期的に爪の健康状態を見てもらってほしい。
 
それこそがネイルサロンの役割なのだから。
 
それでもネイルサロンに行くのは恥ずかしいですか?
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2020-10-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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