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「鬼滅の刃」を観て、コンフォートゾーンから飛び出そう!


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:安川美佐子(ライティング・ゼミ特講)
 
 
現在公開中の「鬼滅の刃 無限列車編」をご覧になられただろうか。公開三日目で興収46億円、今一番経済を回している男として主人公の竈門炭治郎あるいは映画エピソードでの重要キャラクターの煉獄杏寿朗は「100億の男」と称されているとか。
原作ファンの私は、原作者執筆の漫画が掲載されている特典「煉獄零巻」目当てに初日に観てきた。それが刺激になり、また一巻から読み返したくなって本棚から引っ張り出している次第だ。
 
この「鬼滅の刃」、最近考えている自分自身の課題に響くことがあったので紹介したいと思う。
 
それは、「コンフォートゾーンを飛び出すことが、今、大切なことではないだろうか」ということ。
 
「コンフォートゾーン」は、「安全・快適な領域」のことで、ストレスや不安、怖れを感じることなく安心して過ごせる場所のことを言う。またビジネス業界では「安定はあるが成長のない領域」となるそうだ。
 
「鬼滅の刃」は人を食う鬼を滅殺する政府非公認組織である鬼殺隊が、最終的にラスボスである鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)に立ち向かう物語。鬼殺隊員やそのサポート組織のほとんどが家族や恋人、伴侶を斬殺されたり家や職場も破壊された、いわば「コンフォートゾーン」を失った人々だ。しかし、普通に考えると、「コンフォートゾーン」を失ったとして、どれだけの人がその原因となった敵に立ち向かおうと考えるだろうか。
 
私自身が同じ立場になった時、ひとしきり打ちひしがれ、嘆き、悔やみ、悲しみの中でうずくまり続けてしまうんじゃないかと思う。いつしかなんとか立ち上がったとしても、ささやかな「新しいコンフォートゾーン」を作ることへと向かうんじゃないかと思う。敵を討つということを考えはしても、恐怖に勝てずくじけそう。まぁもちろん、現代日本に鬼は存在しないし、極端な話ではあるのだけれど。
 
ただ、今の自分を振り返ると、打ちひしがれるようなことも今は無いし、うずくまり続けるような悲しみも無い。ささやかなチャレンジを繰り返しながら仕事をして、家族と毎日ご飯を食べて、楽しく暮らしながらいつか老後を迎える。それができるだけで幸せなことで、満足すべきといえばそうかもしれない。でもその「コンフォートゾーン」の中にいると、自分が思う「本当はこんな世界で生きたい」と言う希望は「誰か他の人任せ」になるんじゃないかと思う。そう、「鬼滅の刃」の鬼殺隊のような人たちに任せて、私は安全地帯で変わっていく様子を眺めることになるんじゃないか。それは本当に私が望んでいることなのか。
 
「鬼滅の刃」の世界では、ほとんどの人が鬼や鬼舞辻無惨の存在に気づいていない。その平穏を鬼殺隊は破らず、守るために活動している。他の誰かが、自分と同じように大切な存在、守るべき存在を失うことのないよう(コンフォートゾーンを失わないよう)鬼と戦う。自分たちが失ったものを回復しようとする努力ではなく、被害を食い止めるために自らを鼓舞し、鍛え抜く。そんな彼らの台詞や描写が深く心に響くのはなぜだろう。
 
私は、コンフォートゾーンを飛び出したい。彼らが「鬼のいない世界にする」と願い突き進むように、自分が「こんな世界で生きたい」と願う世界を創りたい。本当はそう思っているのに、飛び出すことで、失敗したり、力不足に打ちひしがれたり、やる気や情熱が打ち砕かれたり、頑張っても頑張ってもうまくいかなかったり……そんなことになるんじゃないかと恐れている。うまくいかない時も自分だけが自分を信じ続ける、そうすれば同じ願いを持つ誰かと心をつなげて、手を取り合えるようになるかもしれない。でも、そんなことが本当に自分の身の上に起こるのかどうかを心配している。未来を勝手に想像して不安になっている。
 
私のいる「コンフォートゾーン」はそんな心配や不安や恐れとともにある。だとすると、実は「コンフォートゾーン」ではないんじゃないか。他の誰かに任せていて、自分の心配や不安や恐れは、私の心の中にある「鬼」はいなくなるだろうか。
 
きっと、いなくならない。他の誰かに任せることじゃないのだ。
生殺与奪の権を、他人に握らせてはいけないというのはそういうことなんじゃないのか。
 
今、そこを飛び出して、心から自分が望むことに100%の力で取り組むこと。心配や不安や恐れではなく、自分の心が喜ぶことに意識を向けることだ。過去の体験が心の弱さを生むし、その歩みはゆっくりで、はかどったと言う実感は少ないけれど、何度も一歩踏み出す練習を今までの人生でしてきたと思う。今もまさにそのつもりで日々を過ごしている。だからきっと飛び出せるし、実は壁も何もないと感じる。やる気と情熱は誰にも打ち砕かれない、持ち続けていて良いものなんだと思える。
 
もしかすると、同じように感じている人がたくさんいるのかも。本当に守りたいものを守るためには、生きたい世界で生きるためには、「現状維持」では難しいと感じていて、自分を信じると完全に肯定することにも今ひとつ自信が持てず、うずくまり続けていた人たちが。この気持ちは老若男女問わずあるんじゃないか。だから「鬼滅の刃」が刺さるんじゃないか。
 
自分の世界を変えていけるようになるかもしれない。心の「鬼」のいない世界を生きられるようになるかもしれない。
 
「鬼滅の刃」を観て、コンフォートゾーンを飛び出そう!
 
 
 
 
***
 
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2020-10-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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