メディアグランプリ

ゲームしないのにゲーミングPC買ってしまった。ちょっと懺悔がしたい。


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:米山 拓真(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
やってしまった。
またやってしまった。
くっそ高いゲーミングノートパソコンZephyrus G14を買ってしまった。
お値段16万円ほど。くっそ高い。
くっそ高いZephyrus G14ではあるが、以下のようにおすすめポイントは大変多い。
1.CPUが超絶ハイスペック、普通のPCでできることはサクサクできる
2.GPUが載っていて動画編集サクサク、一台のノートPCで何役もこなす
3.省エネモードでも普通の作業なら問題なくサクサク
4.キーボードが由緒正しい日本語配列、タイプ感もまだ良好
5.USB TypeCケーブル一本でデスクトップ化可能
6.USB TypeCで充電可能
7.14インチでコンパクト、薄型軽量で持ち運びやすい
8.ストレージがSSD1TBでストレスレス
9.WQHDの画面が綺麗、その気になれば画像編集もできる
10. 見た目があまりゲーミングゲーミングしていない
つまり事務作業からゴリゴリの動画や画像の編集、プログラミングから解析まで何でもこなすクセに、軽い作業においてはコンセントに縛らない取り回しの良さも持ち合わせる、まさしく「何でも来い」な一台なのである。
これはすごいことではないだろうか。
 
ちなみに私は専業Webライター。
仕事ではハイレベルなシミュレーションをしたり、解析を回したり、ゴリッゴリに重たい動画編集を行うような人種ではない。
そして私はゲームもしない。
つまり私にはゲーミングノートパソコンはまったく不要だ。
一見すると、私は不要なものに16万円の投資をしてしまったことになる。
完全なバカだ。
ということで、私がこのような暴挙に出てしまった理由について弁解したい。
 
端的に言うと私はドラえもんが欲しかったのだ。
「〇〇がしたい」と泣きつけばそれに応えてくれるような、そんなパートナーが欲しかった。
あなたのパソコンはあなたの「したい」を叶えてくれるだろうか。
Zephyrus G14は、私の「したい」を叶えてくれるパソコンなのだ。
・様々な用途を1台に集約したい
・外で使うに便利なように、モバイルバッテリーで充電したい
・でも将来的に家ではゴリゴリ動画編集したい
つまり冒頭であげた10個の「したい」を叶える中身が、14インチのコンパクトな筐体に詰まっているのだ。しかもキーボードも十分に使える。
私にとってZephyrus G14はそれこそドラえもん並みの、よきパートナーなのである。
 
また仕事をするにおいて、道具がその足かせになることが最も「もったいない」と常々思っている。
極端な話、3分に一回動きが重くなるようなパソコンで仕事になるだろうか。
そこまででなくてもWordとブラウザの画面の切り替えが遅いとか、Webページの表示が遅いとか、ソフトがなかなか開かないとか、低スペックなパソコンでは何かと思考の邪魔をする要素が多いのだ。
私の場合はパソコンがもたつくたびに「もっと良いパソコンはないものか」とネットリサーチに入ってしまって何時間も無駄にしてしまうことがよくあった。
思考がいちいちパソコンに邪魔されていては、いい仕事などできるわけがない。
だからこそライターの仕事道具であるキーボードにはこだわり尽くしているし、仕事の母艦となるパソコンだって足かせになるようなものは絶対に買わない。
 
また今の自分に不要な機能と思えても、唐突に必要になることがある。
ある日私はふと「VRの世界で仕事がしたい」とふと思い立った。
最新式のVRゴーグルであるOculus Quest2を買った翌週の話だ。
ゲームを散々楽しんだ私は、次に「VRの世界でモニターを空中に並べながら仕事」をしてみたいと思った。
しかし困ったことに、手元のOculus Questだけでは実現不可能だった。
Oculusのリモコンだけではなかなか仕事ができなかったのだ。
キーボードとマウスの無線接続も試したが、正直UIが追いついていない印象である。
 
こんなときこそ「たすけてドラえもん~!」だ。
Zephyrus G14を母艦にしてOculusと接続することによって、問題が解決したのである。
パソコン用のソフトがベースにあるので、キーボードとマウスのUIが整っており、GPUを搭載するZephyrus G14のマシンパワーと相まって「VRの世界でモニターを空中に並べながら仕事をする」体験ができたのだ。
 
実はその後「仕事中にそんなに何枚もモニターいらないな」と気が付き、結局VRの世界にはあまり行かなくなってしまった。
ただ「じゃあ結局Zephyrus G14いらないじゃん」という話ではない。
Zephyrus G14だからこそ見られた世界があり、できた経験があった、ということが大事なのだ。
のび太だって結局毎週振り出しに戻っているが、だからといってドラえもんの道具が無駄だったわけではないように、Zephyrus G14によって得られた経験が、私の人間としての引き出しを一つ増やすのだ。
私は16万円で、未来の可能性も買ったともいえる。
 
つまり結果として、超オーバースペックのパソコンを買った私は大満足している。
ぜひパソコン選びの参考にしてほしい。
ただひとつ、問題がある。
これまで語ってきたZephyrus G14の魅力は、すべて「今の経済状況に余裕がある」というベースの上に成り立つ話なのだ。
ちなみに私にはそのような経済的余裕は、ない。
さあ、妻をどう説得するか。
きっと、こういう話をしても通じないんだろうな……。
 
 
 
 
***

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2021-01-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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