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岩盤浴は光だ


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:後藤 修 (ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
みなさんは岩盤浴をどのようなイメージをお持ちだろうか?
 
ほとんどの方は‘温泉みたいなもところとか‘サウナみたいなものでリラックスできるところ’
 
という感じだろう。
 
僕にとっては、岩盤浴は光だ。
 
僕は、15年前に体が硬直する症状に襲われ会社を数日休んだ。その日から格闘の連続!
 
病院に行くも症状は‘なし’と診断され、病院に見放された。諦めずに体を治療してくれる整体院を奇跡的に見つけて通い始めた。そして、その効果が徐々に表れて少しづつ体の負担が軽くなり始めた。
 
しかし、それはつかの間のこと喜びだった。実は仕事面で自分の不手際や独断的な行動により、職場の同僚と関係が悪化し始めてしまった。そして、日に日に自分の信頼が失われて、重要な仕事は任されず単純作業しか与えられなくなってしまう辛い境遇になってしまった。その結果、僕の自己肯定感は0となり、心は砂漠化したのだ……。
 
しまいには自分の存在はなんなのか?と毎日毎日考えるようになる、うつ病の一歩手前まで
 
進んでしまった。
 
それに合わせるように、調子が上向いていた体調も下降線をたどり、時には日常で椅子に座り続けて仕事もままならないことがあった。
 
だから、その頃1日を生きるのもやっとだったのである。
 
そんな状態ではあったが、仕事を辞めたらお金も得られない。精神を患いかけていたものの
 
完全に病気ではない以上休むわけにもいかない。
 
だから、僕はこの状況を脱出するために、できる限り必死に考えた。そして思いついたのは毎日体をほぐし続けることをやって毎日を凌ぐしかないということ。たまたま、雑誌を見ていたところ‘岩盤浴’という文字が僕の目に入った。
 
それまで、岩盤浴は聞いたことはあったものの、体験したことはなかった。
 
だから、僕はインターネットで無作為で探してみた。すると、家へ帰る途中に、
 
岩盤浴があることを知り、調べたその日に岩盤浴へ駆け込んだ。
 
僕は岩盤浴に初めて入った。
 
入った部屋は異様に蒸す場所だった。そこは、サウナでもないし、温泉でもない。
 
どこか昔、ヨーロッパへ旅行している時に味わう風景に似た感覚を思い出した。
 
僕は、不思議な感覚になりながら部屋に敷き詰められている熱せられた大理石に横になった。
 
数分後には僕は今まで味わったことがない心地よさと安らぎを感じた。
 
30分ほど経って起き上がると、その日に自分が感じた不快感や嫌悪感が頭から
 
抜けていくような感覚になったのである。
 
岩盤浴から上がり、家へ帰る途中には、「明日も生きるぞ!」と自分の存在を維持するための
 
力が湧いてきた。まさに、暗闇を照らす光を得たような感じだった。
 
それ以来、仕事が終わると、週に4日ほど岩盤浴に通う日々を2年間ほど送った。
 
また、整体院にも通い続けて再度体調を整えるのにお金も時間もかけ続けながら、仕事をし
 
日常生活を送り続けた。
 
そのかいあって、体調も再び回復のほうへ向かい始めて復調してきたのである。
 
また、好循環で毎日の単純作業である仕事を負担なく行える体になった。
 
時に、僕は仕事で同僚から否定されたり、打ちのめされたが、‘今日岩盤浴に入れる’ということを支えに岩盤浴へ通い、日々のストレスや嫌な感情を解消し続けた。
 
この期間は、本当に毎日、「今日を生きよう。明日を生きよう」と唱えながら
 
過ごしていた。
 
時が経ち、体を大きな負担なく動かせるようになったころに、嫌々行っていた部署から希望し続けた支社へ異動となった。ついに、不快な場所から脱出が出来たのだ。
 
現在は岩盤浴へ通わず、整体院へ通いながら体調を整えられる程度で済んでいて、
 
自分に適正ある仕事をしながら、日々を過ごしている。
 
岩盤浴は僕が生きる道を‘一筋の光’としてしばらく照らし続けてくれた。
 
今は、いろいろな奇跡が重なり、生きて働いている。
 
岩盤浴はどんな人でも利用できるリーズナブルな場所だ。だから、ファミリーやカップルのたくさんの人へいってもらいたい。
 
だが、かつての僕のように、精神的に肉体的にもしんどさを感じて日々を生きている人たちにはぜひぜひ利用してもらいたいと思う。
 
非日常的な空間の中で、横になってみてほしい。やがて自分が抱えている嫌悪感が少しづつ消えていく感覚を感じるだろう。そして、体や心が軽くなるって、やがて明日を生きる力が湧いてくる。その力で、健康的に生きて日々を過ごす自分を取り戻していこう。いや、必ず取り戻せる。
 
 
 
 
***
 
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2021-01-30 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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