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Google Mapで作る旅行ガイドで自分色の旅へ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事: 森 団平(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
皆さんは旅行に行く時に何を使って計画を立てるだろうか?
 
るるぶ? まっぷる? キュレーションサイトと言う人も居るかも知れない。
 
僕は「Google Map」を使って旅行の計画を立てる。
 
僕の「Google Map」は既に「ミシュラン・ガイド」みたいになっているからだ。
 
この方法は、コロナ禍の影響で旅行に行きたくても行けない人も、旅行に行ける日を楽しみにしながら出来るので是非試していただきたい。
 
「Google Map」を使って「ミシュラン・ガイド」を作る方法。
 
それは非常に簡単だ。「Google Map」のリスト機能を使うのである。
 
リスト機能とは、Google Mapでお気に入りの場所や行ってみたい場所など特定の場所をまとめたリストを作成できる機能だ。
 
Google Mapを開いて、場所を指定すると出てくる画面に、「保存」と書かれたアイコンがある。それを開くと、
 
・行ってみたい場所
 
・お気に入り
 
・スター付き
 
の3つの選択肢があるので、どれかを押すとGoogle Map上にアイコンが表示されるようになる。
 
この機能自体は、Google Mapの中でも代表的なもので、知っている方もおられるかもしれない。
 
どうやったら、この機能がガイドブックになりうるのか?
 
それは、気づいた時にリストを追加していくことだ。
 
普段生活していて、気になる情報に出会うことは多い。
 
テレビで紹介していたランチの美味しいお店、友達から聞いた絶景スポット、穴場の温泉宿。そんな気になる情報を仕入れたら、そこに行く予定がなくても、とりあえずGoogle Mapにリストに保存する。
 
そうして、保存していった結果、いつの間にか僕のGoogle Mapには現時点で1500以上の場所が保存されている。しかも毎日どんどん増える。
 
日本地図レベルで見ると、もうフラグのアイコンで針の山になっているようにしか見えないくらいだ。
 
僕はこれを使って計画を立てている。
 
何処かに出かけることになったら、Google Mapを開いてその目的地の周辺のフラグをチェックする。
 
海鮮のお店、地元で有名なパティシエのケーキ、絶景スポット。フラグが立っている目的地から近くて行きたい場所をピックアップしていけば旅行の計画は半ば完成だ。
 
目的がなくて、何処かに行きたいと思ったら、フラグがたくさん立っている場所に行くことにすれば間違いない。
 
この方法の良いところは、自分が気になった場所だけがリストアップされているということだ。ガイドブックもキュレーションサイトも「鎌倉に行ったら絶対行きたいお店10選」とかで書かれているが、その中でも自分が行きたい思うお店は恐らく1軒あればいいほうだろう。厳選された情報だけが残っている。
 
以前は、そういうお店や場所を調べたら旅行フォルダを作ってブックマークを残していた。しかし残しておいても実際旅行に行くときは見なかった。なぜか、ブックマークを見てもそれが何処にあるのかわかりにくいからだ。
 
その点、Google Mapはイイ。何処にあるのか一目瞭然だ。
 
もう一ついいところは、普通ガイドブックに載っていない情報も同じマップ上に記録できることだ。ガイドブックに載っていない情報とはなにか。
 
それは、例えば、秘密の絶景撮影スポットだったり、歴史上の出来事があった場所だったり、ドラマのラストシーンが撮影された場所だったり。
 
行ってみたいと思う場所だが、そういう場所はガイドブックには載っていない。なぜかというとマニアック過ぎるのだ。マニアな人はその場所を調べることが出来る。ドラマのロケ地なんてネットでマニアな人が調べてくれているのですぐ発見できる。そう、マニアな人にこそオススメしたい方法なのである。
 
具体的なリスト機能の使い方として僕がやっている方法を紹介したい。
 
場所を選んで保存する時に僕は下のような基準で保存している。
 
・行ってみたい場所
 
とりあえず気になった場所をためらわず、どんどん記録しておく。
 
・お気に入り
 
実際行ってみて良かったと思った場所。
 
・スター付き
 
特別に思い入れがある場所、なんども訪れたいと思う場所。
 
こうして、リストアップと更新をしていくと、Google Mapがまるで「ミシュラン・ガイド」の様に見えてくる。
 
更には、保存する時にある「メモ」欄にその場所に対する情報を簡単に記録しておくとより使いやすさが増す。
 
「〇〇の番組で紹介していたお店」「朝日が美しい」「関係するサイトのURL」等
 
少しの情報でいいので書いておくと、自分がその場所を記録した時の光景が思い出せる。
 
もちろん、この3つの項目だけではなく、自分で新たにリストを作ることも出来るので「クラフトビールの美味しいお店リスト」みたいに纏めるのも使いやすいのではないだろうか。
 
このガイドブックがよいのはGoogle Mapなので、その場所への移動時間や、旅行中の回る順番も地図上で一気に計画を立てる事ができることだ。
 
レンタカーで移動するときもいちいちナビに打ち込む必要もない。そのままカーナビとして利用できる。
 
旅行の計画から旅行の時のサポートまで出来て、ガイドブック、キュレーションサイト、テレビも、雑誌もそして自分の経験までも含めて全ての情報を地図に纏める事ができる、「Google Map」自分だけの進化するガイドブック。
 
Google Mapを活用して、あなただけの旅行ガイドを作ってみてはいかがだろう。
 
旅行ガイドを片手に旅するだけでは味わえない「自分色」の旅を是非楽しんで欲しい。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 

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2021-02-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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