fbpx
メディアグランプリ

夢を叶えるためには


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:川口 公伸(ライティングゼミ・平日コース)
 
 
夢を叶えるためには何をすれば良いのか?
普通に考えれば、夢に向かって努力すると言ったところだろう。
あるいは、夢を叶えると言うことを考えることもないのかも知れない。
 
僕の場合は後者だった。
子供の頃から叶えたい夢というものを持っていなかった。
決して、子供の頃とかになりたかったものがなかった訳ではない。
でも、あまり執着はなかった。
高校を決めた時も、卒業後の就職先を決めた時も、選択の基準は安定だった。
定年まで安心して勤められる会社。
そんな基準で進路を決めた。
だから、普通であれば僕は夢という言葉にそれほど興味のないまま過ごしていくはずだった。
 
しかし、入社から15年ほど経った頃から、雲行きが怪しくなった。
会社が傾いたという訳ではなかった。
人事異動によって担当業務が変わったことで、僕自身の心が安定をなくした。
もっとも望んでいなかった業務への異動だった。
それからは、仕事への不満がどんどん溜まっていった。
でも、そのままで良いとも思っていなかったので、どうにか周りの環境が変わらないかと、本を読んだり、セミナーに参加したりするようになった。
 
そんな頃に福島正伸さんのことを知る。
きっかけは、福島さんの本を読んだことだった。
福島さんは、夢で世界を変えると言う人で、ドリームプラン・プレゼンテーションと言うイベントを主宰していた。
 
ドリームプラン・プレゼンテーションは、大人が本気で夢を語るイベントで、発表者は約3000人の前で夢のプレゼンテーションを行う。
たくさんの制約の中で作られた本気のプレゼンは感動的だった。
夢を語る大人の姿に衝撃を受けた僕は、夢というものに憧れるようになった。
 
僕も、夢があったら何か変わるかも知れない。
そんな風に思った。
 
僕は、なんとか福島さんの話を聞きたい、考え方を教わりたいと思うようになり、夢・実践会と言う、福島さんが講師を務める連続講座に参加することを決めた。
全6回の連続講座なので、少なくともその間は福島さんから教われることが確約される。
それが僕にとっては魅力的だった。
 
僕が参加した期は特殊な状況で始まった。
 
2011年3月11日
夕方から、東京の錦糸町で第1回目の講座が行われるはずだった。
しかし、その日は日本中が忘れることができない1日となった。
東日本大震災の発生
結局その日、講座は開催されず、本来であれば2回目の開催日だった日が第1回の開催となり、3月11日は幻の1回目となった。
 
そんな状況の中始まった連続講座
そこで僕は、夢の叶え方について学んだ。
 
そこには、年齢や職業、住んでいる場所もバラバラなメンバーが集まっていた。
でも、決して全員が明確な夢を持っているわけではなかった。
そして、夢のない人に対して、福島さんはこう言った。
「夢がない時は他の人の夢を応援してください」
これが夢をかなえる秘訣だった。
 
人を応援するために、自分にできることは何かと考える。
そうしていく中で、自分の得意なことや、やりたいことにも気づいて行く。
そこから、自分の夢につながって行くことがある。
 
夢を叶えるために何をするのか?
それは、人を応援すること。
夢は決して一人で叶える事は出来ない
そこに仲間がいて初めて夢が叶う。
 
自分のことだけでは頑張れないことも、人のためには頑張れることは多々ある。
目の前の仲間の夢が叶うことが自分の夢が叶うことになることもあると思う
人の夢を本気で応援できる人が、自分の夢と本気で向き合いことができるのだと思う。
 
福島さんが夢の叶え方について言ったことがあった。
「100人の夢を叶えるためには、目の前の99人の人の夢を応援しなさい。
そうすれば、自分以外の99人も自分の夢を応援してくれる。」
と言うことだった。
 
でも、もし他の99人が応援をしてくれなくても、きっと夢は叶う。
なぜなら、一生懸命に人のことを応援している人を周りの他の人が放っておくはずがない。
 
そんなことを学んだ後、講座では最終回にチームの代表者による、夢の発表会が行われる。
そのために、チームごとに協力してプレゼンを作成する。
 
プレゼンを作るためには、まず夢を明確にすることから始まる。
しかしそう簡単にまとまるものではない。
それだけしっかりと自分と向き合う必要がある。
その間、チームのメンバーは時間を作っては話を聴き、時にはひたすら待つことも応援になる。
プレゼンができるのは、講座が始まる直前になることがほとんどだ。
こうして、作られたプレゼンはやはり感動的だった。
それは、発表した人も、応援した人も同様に達成感を感じられるものだった。
 
あれから10年が過ぎようとしている。
もう一度僕も夢に向かって進んで見よう。
それはきっと、誰かを応援することにつながっている
 
 
 
 
****
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 


 

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

お問い合わせ


■メールでのお問い合わせ:お問い合せフォーム

■各店舗へのお問い合わせ
*天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。


■天狼院書店「東京天狼院」

〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
TEL:03-6914-3618/FAX:03-6914-0168
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
*定休日:木曜日(イベント時臨時営業)


■天狼院書店「福岡天狼院」

〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
TEL:092-518-7435/FAX:092-518-4149
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00


■天狼院書店「京都天狼院」

〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
TEL:075-708-3930/FAX:075-708-3931
営業時間:10:00〜22:00


■天狼院書店「Esola池袋店 STYLE for Biz」

〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋2F
営業時間:10:30〜21:30
TEL:03-6914-0167/FAX:03-6914-0168


■天狼院書店「プレイアトレ土浦店」

〒300-0035 茨城県土浦市有明町1-30 プレイアトレ土浦2F
営業時間:9:00~22:00
TEL:029-897-3325


■天狼院書店「シアターカフェ天狼院」

〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目8-1 WACCA池袋 4F
営業時間:
平日 11:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
電話:03−6812−1984


2021-03-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事