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バリのアニキと出会って


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせ

記事:青木りえ(ライティングゼミ平日コース)

 
 

バリのアニキ・丸尾孝俊さんをご存知でしょうか。

堤真一さん主演の映画『神様はバリにいる』のモデルとなった方で、三十社以上の会社を束ね、バリを中心にアジアに不動産資産数百ヘクタール、数十件の自宅を所有の大富豪です。

地元の人へ学校や病院を寄付したり、孤児の里親になるなどの貢献活動も幅広く行なっており、世界各地からアニキを慕って逢いに来る人が絶えません。

日本からも年間約二千人がアニキに会いにバリ島を訪れています。

アニキは訪れた人々の人生相談、仕事、人間関係、お金、恋愛などの幅広い悩みを聴き、経験を基にした『道徳』を大切にする視点から生きるヒントを常に与えています。

私はアニキの映画を知らなかったのですが、素敵なご縁を頂き数ヶ月前にZOOMで対面することができました。そこでたくさんの学びがあったので、今日はその中で特に印象的だったお話について、書いていきたいと思います。

アニキがお話してくださる経験を基にした『道徳』を大切にする視点、というのが古き良き日本を取り戻す、という考えだったのです。

ここまで成功するのに、多くの苦労を経験してきたからこそできるアニキのアドバイスには、いつも考えさせられることがたくさんあります。

例えば、今私はシングルマザーになるため、経済的に自立をすることを最優先に様々な活動を行なっていますが、三年後、五年後、十年後の将来を考えたとき、自分も何か人の役に立てるようなことがしたいと思いました。

いわゆる社会貢献というところですね。

今思えば、全ての仕事は必ず誰かの役に立っているので、ある意味もうすでに社会貢献はできているのですが、『自分にしか出来ない何か』を探していました。

そう考えたときに、まず自分がシングルマザーとして充分に自立し、経済的、時間的に自由になる。そしてその経験を活かして、全国のシングルマザーの自立をサポート出来るコミュニティを作りたいと思いました。

そんなまだ漠然とした想いを、アニキに打ち明けたとき、思いもよらない答えが返ってきました。

「そもそも何でシングルマザーなんや?」

「ん?どういう意味ですか?」

と私は一瞬思ってしまいました。

するとすかさず、

「別にシングルマザーじゃなくていいやん」

私はハッとしました。なるほどなぁ。確かに。

今やシングルマザーとして頑張っている人は沢山いて、離婚自体も経験する人がずいぶんと増えてきました。

経済的に苦労している人もやはりたくさんいるのは事実です。

なのでそういう人たちの為になる何かがしたいと率直に思ったのです。

ですがアニキの教えは違いました。

「一人で頑張らなくていいやん。」

「誰か良い人見つけたらいいねん。」

「そうしたら家賃も半分で良くなるし楽になる。」

「だったら結婚相談所をしたらいい。」と。

もちろん、必ずしもこの答えが正解だと言いたいのではありません。

ただ、『今の時代』に合った考え方で答えを出そうと無意識にしていると、実は『過去』にあったヒントに目がいきにくくなってしまっているなぁ、と感じたのです。

また別の日。

この日は『パートナーシップについての相談会』でした。

私が知りたかったのは、パートナーと長く続けるためのヒントでした。

今は、別居婚、週末婚、内縁関係など、様々なパートナーとの形がありますよね。

常に一緒にいることでぶつかることが増え、結果として上手くいかなくなり別れを選択するぐらいなら、最初からある程度の距離を保つことで上手くいくのではないかと考えたからです。

ですがそのときもアニキは、

『相手の幸せを本当に考えるのなら、一緒になりたいと思うのが自然や。』

と、学びを与えてくれました。

どうすれば続けることができるのか?

どうすれば自分は幸せになれるのか?

自分にばかり矢印を向けるのではなく、心から相手を想う。

こんな大前提をついつい忘れてしまっていました。

「寧ろ、この人となら幸せになれる、と思っているうちは結婚はするべきではない。」と。

 

この人を幸せにしたいと思えてはじめて結婚なのだと。

その通りですね。

結婚に憧れを抱いていたり、結婚がゴールだと捉えがちですが、しっかりと本質的なところを見なくてはいけませんでした。

ですがそれと同時に、もしもその人のことを幸せにしたいという想いがもてる相手に巡り逢えたとき、それは間違いなく運命の相手なのだと確信しました。

アニキがこれらの教えを話してくださるとき、もしも自分がその相談者のご先祖様だったら何て言ってあげるのか、これをベースにお伝えされるそうです。

そんな素晴らしいアニキに、これまで平凡に生きてきた私が出会えたことは、ただただ感謝でしかありません。自分自身の学びはもちろんのこと、いつか自分もそんな大きな器をもてるような人になりたいです。そしてそれを多くの人のために使えたら、自分の人生はより豊かなものになるに違いありません。そこに向かって進んでいく、そう決意を新たにした瞬間でした。

 
 
 
 

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2021-03-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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