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ライティング・ゼミの課題は自分史を書くことに似ている


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:藤岡恵子(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
仕事をダッシュで終わらせて、家に帰ってからは家事をささっと済ませ、パソコンを立ち上げてワードを開ける。
 
そして、頭の中で考えていた文章を打ち始める。
 
あれ?なんか昨日書いたことと、伝えたいことがズレてない?
 
カタカタカタカタ……。(バックスペースで文字を消す音)
 
この文章、ほんとに必要かな……?
ん~。
やっぱり、いらないな。
 
カタカタカタカタ……。
 
これが、わたしの最近の日課。
 
なにをしているのかって?
 
2000文字の文章、しかも、知らないひとにも最後まで読んでもらえるような文章を目指して、日々書いている。
 
わたしは先月から天狼院書店という本屋さんが主催している「ライティング・ゼミ」を受講し始めた。
 
天狼院書店はちょっとかわった本屋さんで、本屋さんなのに「フォト部」とか「朗読ゼミ」とか「時間術ゼミ」とか、数え切れないくらいのゼミや部活がある。
 
わたしは、数あるゼミの中で、この「ライティング・ゼミ」を選んだんだけど、とにかく大変。
 
なにが大変って、毎週2000文字の文章を書いて投稿するという課題があるのだ。
 
この課題の投稿のために、毎日のように文章を書いては消し、書いては消し、を繰り返していて、悪戦苦闘の真っ最中……。
 
そもそも、なんで「ライティング・ゼミ」を受けようと思ったのかというと、「わたし」を知らないひとにも読んでもらえるような文章を書けるようになって、わたし自身の考えをブログとかSNSで発信してみたいと思ったから。
 
そんな夢見るようなキラキラした気持ちでゼミの申し込みをしたのに、したのに!
 
「2000文字」、ナメてた……。
 
わたしが勤める会社のホームページにはブログのページがあって、短い文章ながらも10年以上、記事を書いてきたので、
 
会社のブログより、ちょっと長い文章を書くって感じだよね。
 
くらいに思っていた。
 
ところがどっこい。
 
「伝えたいこと」とそれにまつわるエピソードは、わりとすぐに決まるんだけど、文章を書き始めてだいたい800文字、がんばって1000文字くらいまで書いたあたりで、必ず手が止まってしまうんだな~。
 
ここからがシンドイ……。
 
どうしたもんかと思案して、「伝えたいこと」を感じたエピソードについて、もう一度初めっから細かい部分を思い出しなおす作業を始めることにした。
 
まわりはどんな雰囲気だったか、誰がどんなことを言ったか、どんなことをしたか、そのとき、わたしはどうしたのか、また、どう感じたのか、などなど。
 
そして、ひとつのエピソードから感じた「伝えたいこと」から、そのエピソード全体の中の、特にどの部分から感じたことが「一番伝えたいこと」なのか、へと深掘りしていく。
 
ちょっと大げさな表現かもしれないけど、これが「生みの苦しみ」ってやつなのかな~。
 
でも、この作業をくり返してると、
 
あ! わたし、この部分が一番伝えたかったんだ!
 
って、ぴかっと光る瞬間がある。
 
すると、そこからまた、書き始めることができるようになるのだ。
 
最近、この作業をくり返していて、ふと気づいたことがある。
 
みなさんの中で、「自分史」を書いたことがある方はいるだろうか?
 
すこし前に、雑誌や本なんかでよく目にしたと思う。
 
わたしも当時、気になって、自分史の書き方の本を見てみたり、インターネットで検索してみたりしたけど、結局、書くのはやめた。
 
成人を迎えるまでの人生はすべて黒歴史だと思っているくらい自分のことが大嫌いだったので、それをわざわざ思い出すようなことをしたくない! と思ったのが、一番の理由。
 
さらに、節目節目の出来事や、わたしの人生に大きな影響を与えたひとやものとの出会い、そして、それらの出来事から学んだことなんかを時系列で書いていくなんて、そんな途方もない作業、とてもじゃないけどムリ! って思ったのが、もう一つの理由。
 
でも、ライティング・ゼミの課題の文章を書くため、毎週、あるひとつの出来事を深掘りする作業をしているうちに、
 
あれ?
これって、自分史を書くことに似てない!?
 
って思ったの。
 
興味がありながらも食わず嫌いでやらなかったことに、知らず知らずのうちに取り組んでいると気づいたとき、書くことがグンと楽しくなった。
 
しかも、深掘り作業をするのは、自分が書きたい出来事ひとつだけでいいから気がラクだし、なんと言っても、好きなことを書いているから、その文章を書き終えたときの自己肯定感の高さが半端ない!
 
ライティング・ゼミの課題は、ランダムな「自分史」をつくっているようなものだと思う。
 
年代によって自分の人生を振り返る目的は異なるけれど、これからの人生をより豊かにしていくために「自分史」を書いてみたいと思ったことがある方へ。
 
この「ライティング・ゼミ」、かなりオススメです。
 
 
 
 
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この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 




 
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2021-04-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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