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メディアグランプリ

『海の中に人が落としたものが、どれだけ沈んでいるか、知っていますか?』

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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:蛇草みつき(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
最近、毎週水曜日の22時から日本テレビで放送されている「恋はDeepに」という石原さとみさんと綾野剛さんが主演されているドラマにハマっている。このドラマは海を愛し、魚達と話す事ができる海洋学者の渚海音(石原さとみさん)と蓮田トラストという建設会社の御曹司の蓮田倫太郎(綾野剛さん)が巨大マリンリゾート開発を巡り繰り広げていく物語だ。
これを見るのが一週間の至福の時間であり、毎週ドラマが始まるまでに宿題を終わらせてリアルタイムで見ている。
先週も楽しくドラマを見ていたのだが、星ヶ浜海岸に巨大マリンリゾートを建設されることにより、海の環境問題が悪化することを考慮し、反対する渚海音(石原さとみさん)を見ていると、海洋汚染などの環境問題が身近にあるということを感じ、改めてプラスチックゴミ削減への意識が高まった。私たちは環境問題を止めることが出来るのだろうか。
近年、ニュース番組などで『地球温暖化』という言葉をよく耳にする。『地球温暖化』は、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが原因とされており、気温、海水面の上昇や食糧危機が懸念されている。『地球温暖化』による海洋汚染問題は、SDGsという持続可能な開発に向けて掲げられた国際目標の中で『海の豊かさを守る』という14番目の目標として示されている。
この問題を世界的にした動画がある。それは生きたウミガメの鼻からプラスチックストローなどのゴミが取り出されるといった動画だ。ウミガメの生存危機はこのドラマでも取り上げられている。
今年、高校の修学旅行で沖縄県の黒島に行った際にウミガメを研究している黒島研究所へ訪れたことがあった。研究所の研究員の方も、
「ウミガメは海に捨てられたプラスチックのゴミや釣り糸などを間違えて口にしてしまう事がよくあり、ここでも救出されたウミガメがたくさんいる。」
と、おっしゃっていた。
このような問題を止めるために私たちに出来ることは出来るのだろうか。
『地球温暖化』による海洋汚染を防ぐ対策の一つにプラスチックごみ削減がある。
イギリスのエレンマッカーサー財団によると、このまま対策を取らなければ、プラスチックごみの重量は、2050年には魚の重量を上回ると予想した。日本でもプラスチックごみを削減するため、ビニール袋の有料化が定められた。
また、ウミガメなどの海洋生物へ影響を与えている釣り糸を、生分解性高強度繊維を使って環境への負担が少ない素材を使用する取り組みも行われている。
近年、沢山の取り組みが行われているが、最も必要なのはやはり私たちの環境問題に対する意思だと思う。
私自身、『地球温暖化』が話題となった当初は特に徹底てきな対策は取っていなかった。そんな私を変えてくれたのは世界的コーヒーチェーン『スターバックス』によるプラスチックストロー撤廃だ。私は、スターバックスが大好きで学校の帰りに行く事も多い。スターバックスが環境問題に配慮している事を知り、今まで私達には無縁だと思っていた『地球温暖化』問題を身近に感じた。
スターバックスは他にもたくさんの取り組みを行っている。ミルクパックリサイクルでは年間約1000tのミルクパックがトイレットペーパーやティッシュペーパーなどに生まれ変わる資源循環の取り組みを推進している。持ち帰りのバッグはビニールではなく、ペーパーバッグを使用しており、世界の森林保全への貢献に取り組んでいる。
私はスターバックスの店舗に行った際にこのような取り組みを直接目にし、もっと深く環境問題について調べるようになった。そして、今では紙コップやプラスチックコップを削減するため、マイタンブラーを持ち歩くようになった。
初めは、タンブラーに入れてもらうと入れて貰ったドリンクが見えなくなってしまい、プラスチックコップに戻そうと思ったこともあった。しかし、スターバックスのタンブラーはとても可愛く、またシーズンによって新しいデザインも出されるため、集めていく楽しさと自分だけというオリジナルさも感じられるようになった。また、スターバックスはマイタンブラーを持っていくと、お礼として20円値引きされるのでで、環境問題に対して資源の節約に協力出来た事を肌で感じられ嬉しい気分になる。
それ以外でも、コンビニやスーパーへ行く際にはマイバッグを持参し、家でゴミを捨てる際には何でも捨ててしまうのではなく再使用に心掛け、資源ゴミを正しく分け、物によって袋を変え、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を意識するようになった。
環境問題への対策はまだまだだが、『地球温暖化』についての知識が全く無かった者が、ここまで取り組めるようになったのは、環境問題への意識が変わった事が一番の原因だと思う。
まずは『恋はDeepに』を見て、渚海音(石原さとみさん)と蓮田倫太郎(綾野剛さん)の恋の行方を追いながら、海洋汚染がもたらす環境問題について知り、私達が出来ることを考え直していきたい。
 
 
 
 
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2021-05-22 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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