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ゴミのメンタルになった私を救ってくれた魔法の習慣


*この記事は、「ライティング・ゼミ」を受講したスタッフが書いたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:nonchan(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「なんで作らなきゃいけないんだ」
 
言葉はないが先輩の感情が伝わってくる。緊張が走る。本来なら自分が作るべきものだった。会社が社外に発表する原稿を、自分なりに調べて周りの人に聞いて書いてみた。けれども先輩からすれば全然ダメだった。結局、原稿は先輩が一から作り直す羽目に。
不満。
苛立ち。
怒り。
言葉がなくても、表情、キーボードを叩く音、そんなちょっとした仕草から伝わってくる。先輩の私に対する無言の非難。申し訳なさと同時に自分の無力さを痛感した。胸の中が少し淀んだ。
 
先輩が9割9分書いた原稿に上司の添削が入る。上司の修正が入ったら、今後は上司の上司が添削する。原稿は大幅に修正され、不正確な内容は調べ直すよう指摘を受ける。指摘を直して承諾をもらったら、今後は広報部へ添削依頼。広報部の指摘は容赦なかった。原稿はまた一から作り直しになった。
 
「なんで作らなきゃいけないんだ」
 
気がつけば、先輩と同じ気持ちが胸の中に渦巻いていた。広報部からの指摘に対して、上司が異を唱える。間を取り持とうとするが調整できない。心臓がゴリゴリと音を立てて削られる感触がする。板挟みの中、妥協案の原稿が出来上がった。しかしその代償は大きかった。
 
「会社に行きたくない」
 
生まれて初めての感情だった。働くのも生きるのも何もかも億劫になる感情。メンタルがゴミになるとはこのことかもしれない。鏡を覗くと顔はげっそり。胸の中は淀んでいるどころではなく、黒いタールのようなものがこびりついている感触。
 
本能で理解した。これはきっとうつ病だ。精神科に行かないと、と思ったけれども、近場の病院はどこも予約でいっぱい。仕方なくネットで対策を調べているとある動画が目に止まった。
 
「精神科医 樺沢紫苑」
 
ベストセラー作家。アウトプットの効果をわかりやすくまとめた「アウトプット大全」という本を書いた先生だ。早速動画を見てみる。どうやら次の3つの習慣がうつ病の予防になるらしい。
睡眠。
運動。
朝散歩。
たったこれだけ? どうやらこれだけでいいらしい。樺沢先生曰く、感情をコントロールする脳内物質「セロトニン」が鍵を握っているそうだ。うつ病の患者さんはこのセロトニンが不足しているとのこと。セロトニンを整えるには規則正しい生活と運動が大事らしい。
 
他に方法はないのだろうか。私は早起きが苦手だし、おまけに運動も苦手。できればぐっすり寝たいけど、仕事が遅いので帰りが遅くなるから難しい。別の動画を見てみる。
睡眠。
運動。
朝散歩。
脳内物質セロトニン。
樺沢先生はまた同じことを言っている。さらに他の動画を見てみる。
睡眠。以下略。
何度も動画で取り上げているということは、この3つが無理せずにできる対策のようだ。試してみるか。
 
まずは睡眠時間。7時間以上を確保した。夜更かしはしない。次に運動。できれば休日はランニングで汗をかこう。たとえランニングでなくても、休日は外を出歩くこと習慣にした。最後に朝散歩。朝起きてから1時間以内に15〜30分散歩する。近くのコンビニでコーヒーを買いに行くことを習慣にした。
 
始めてみたものの全く効果がなかった。朝が起きてもまた憂鬱な気分。鏡に映る顔はげっそりしたまま。意味あるのかな?と思いながらも続けた。仕事は相変わらず上手くいかずに失敗続き。同じミスを繰り返して先輩から叱られる始末。私の中は黒いタールが塗られたまま。
 
何ヶ月たっただろうか。睡眠、運動、朝散歩を習慣にしてから。仕事で大きな失敗をした時のこと。
 
「失敗したことは変えられない。同じ失敗をしないように対策しよう」
 
いつもだったら次の日もネガティブな気持ちを引きずるはずだった。しかしこの日は翌朝になるとポジティブな感情になっていた。仕事に向かっていくことができる。特に睡眠と朝散歩の効果がバツグンだった。睡眠をしっかりとると、朝起きた時には前日のモヤモヤした感情が一掃されている。気持ちの切り替えができるようになった。さらに朝散歩によって眠っていた脳が起きてくれる。頭の中がスッキリするため集中力が高まる。おかげで午前中の仕事が捗るようになった。
 
また原稿の依頼がきた。あの悪夢の日々が蘇る。案の定、色々な方々からご指摘をいただき、相変わらず板挟みになっていた。前回と同様に原稿作りの仕事は大変だった。しかし今度はメンタルが安定していた。睡眠、運動、朝散歩は心を楽にする魔法の習慣だった。魔法の習慣は、私の中にこびり付いていたタールをゆっくりと確実に洗い落としてくれていた。
 
「現代社会はストレス社会」
 
この言葉が定着して久しくなった。それだけ日々のストレスで悩んでいる方が多い証拠。仕事、子育て、介護、老後。さらに最近ではコロナウィルスの不安が追加された。そんな時に私たちをストレスから守るのは、体と心を整える習慣。セロトニンを整える習慣。樺沢先生曰く、セロトニンは体調がいい時や気分がいい時に分泌される幸福物質。セロトニンによる幸福は幸せに生きるための土台になるそうだ。
 
セロトニンを整える習慣。
睡眠。
運動。
朝散歩。
ストレスでお悩みの方、うつ病かもしれないと思った方、ぜひお試しあれ。
心がスーッと楽になりますよ。
 
 
 
 
***

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2021-07-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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