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ドラえもんと再会して、助けてもらった話


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記事:白い紙(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
「なんだ、ドラえもんか」
そんな風に思った人にこそ読んで欲しい。一言で言ってしまうと、ドラえもんはすごい。
 
ドラえもんは、日本国民なら誰もが知る有名なキャラクターである。幼いころにアニメを見ていた人も多いだろう。私もその一人だ。
ドラえもんは子ども向けのキャラクターとしての印象が強い。私自身、昨年の10月までそう思っていた。ドラえもんなんてもう卒業したと思っていた。しかし、私は今、ドラえもんの大ファンである。
 
ドラえもんを一度卒業した私が、なぜドラえもんを再び好きになったのか。
それは、ドラえもんに助けてもらったからである。
「何をそんなに大袈裟な」
そう思われる方がほとんどだろう。それでも私は、ドラえもんに助けてもらったということができる。
 
遡ること2020年の10月。
そのころの私はいわゆる「病み期」だった。
まずは大学受験に失敗。大学に入って始めたアルバイトは、あまりの仕事のできなさに怒られまくり、耐えられなくなって辞めた。それを2、3回繰り返した。アルバイトさえ続けられない、些細なことでいつまででも落ち込んでいられる自分に嫌気がさしてしまった。あまりの自分のダメさにショックを受け、もうこのままでは生きていけないんじゃないかと思っていた。
挙げ句の果てに、付き合っている彼氏から「母さんに『別れろ』って言われた」と言われてしまう。アルバイト1つ続けられない心の弱い子と付き合うとこの先きっとろくなことがない、という理由で、彼の母親はそう言ったそうだ。
あまりにショッキングな出来事で、すごく落ち込んでしまった。
別れろだけならまだしも、今自分が一番悩んでいる内容がドンピシャに理由として指摘されていたことが何よりもつらかった。悲しくて悔しくて、歯が痛くなるまで泣いたことは今でも忘れられない。
 
そんなことがあった直後、母と弟と話しているときこんな話題が出た。
「藤子・F・不二雄ミュージアムに行かない?」
なんで急にこんな話になったのかは覚えていないが、前から行ってみたいとは思っていたので、行くことにした。これが私とドラえもんとの再会のきっかけである。
藤子・F・不二雄ミュージアムは、川崎市にある藤子・F・不二雄作品の原画などが展示されている場所だ。もちろんドラえもんも沢山展示されている。
いざ、ミュージアムに行って私は驚いた。美術館なんて流し見てしまうような飽き性の私が、2時間以上もかけてじっくりと展示に引き込まれていたからである。
 
まずは、ドラえもんという作品の中に藤子・F・不二雄先生の計り知れない思いが込められていることに感動した。子どもに上質な娯楽を届けるということに対し、人生をかけて取り組んだこと。まずはそのプロフェッショナルな生き方に感動した。
 
そして、ドラえもんには人生そのものについて語られていることに気がついたのである。
ドラえもんは実に奥が深い。45巻(0巻も出ているので正確には46巻だが)の中に、家族や友情、恋などの様々な話が詰まっている。
子どもが読むことを想定しているが、大人が読んでも学ぶことが多いと思う。なぜなら、ドラえもんには、人生そのものに助言をしてくれるかのような素敵な台詞が沢山ちりばめられているからだ。
「未来なんてちょっとしたはずみでどんどん変わるから」
「人間のねうちは、テストの点数だけできまるものじゃないのよ」
すごくシンプルだが、大切なことをドラえもんは学ばせてくれる。案外、大切なことというものは、私達が思っているよりもシンプルなものなのかもしれない。
 
また、のび太も違った視点で見えてきた。
幼いころは、のび太は勉強も運動もできないダメな子という印象だった。しかし、いざ自分の人生に行き詰まったときに、のび太を見ると共感する部分がある。誰でものび太のようにダメな部分はある。でも、のび太には優しさや、目標を決意して行動する良いところがあるように、人それぞれ良いところはあるのだということを、ドラえもんは教えてくれる。
 
この日から、私は少し変わった。
落ち込みやすい性格はあまり変わらないが、前よりも自分を肯定できるようになった。また、もう生きていけないんじゃないかなどと悲観的になることも少し減った。人生にはつらいこともあるけれど、それが人生なので、もう少し頑張ってみようと思えるようになった。私は、ドラえもんは人生の先輩であると思っている。22世紀から来たのだから、そりゃあ先輩といっても間違いはないだろう。
 
ドラえもんを一度卒業した人たちへ、もう一度ドラえもんと再会してほしい。できれば漫画で読むことがおすすめだ。行ける人は、藤子・F・不二雄ミュージアムにも行って欲しい。きっとドラえもんと再会をすれば、私がドラえもんに助けられたように、何か人生のヒントが得られるはずだ。
 
 
 
 
***
 
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2021-08-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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