はっきり滑舌よく話したいと思ったら
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:林 美和(ライティング・ゼミ集中コース)
最近、話し方や声の悩みの相談を受ける事が多くなりました。
コロナ禍になってからZOOMなどの映像発信アプリを使って、友達と交流したり、仕事の会議や打ち合わせをしたり、レッスンを開催したりする人が増えています。
ZOOMの様に録画機能が付いているものもあるから、自分が人と接している時の姿や声を
映像で見る機会も多いという方もいると思います。
まさか自分が人と接している時の自然な盛っていない姿や声を見たり聞いたりする時が来るとは……。
そんなこともあってか、オンラインで人と交流を始めてから、改めて見たり聞いたりする自分の話し方や声で、気になる所を発見し、どうにか改善したいと思われる方が多くなっていると思います。
相談で多いのは、
滑舌が悪い
聞き返されることが多い
自分の声に違和感を感じる
などなど。
「自分の声に違和感を感じる」といのは、カラメルなしのプリンと、カラメルありのプリンの様なもの。
カラメルなしのプリンもおいしいけれど、カラメルありのプリンは味に深みが増す。
自分が聞いているの自分の声は、「空気伝導」と「自分の骨を伝って聞こえている」声が混ざって聞こえている。ちなみに骨を伝って声として伝わっている音は低音部分。
この低音がカラメル。
録音した声や自分以外の人が聞いている声は、空気伝導によって届く声。
低音が少なくなっている。少し軽い音に聞こえるかもしれない。
カラメルなし。
いつもカラメルありで食べているのに急にカラメルなしを味わうから、違和感がある様に聞こえる。
これはカラメルなしに慣れれば、なんてことはない問題だと思う。
そもそもカラメルなしでも美味しいのだから。
ちなみに、耳をふさいで話してみると、声が低く聞こえる。
これは外から聞こえる高い声があまり聞こえていないから低く聞こえる。
カラメルだけ。
カラメルだけを味わいたい人は試してみて。
「滑舌が悪い」問題と「よく聞き返される」問題。
これらを解決するには、ちょっとしたテクニックが要る。
でも拍子抜けする位の「ちょっとした」テクニック。
少し意識するだけで簡単で変化がすぐにわかる方法。
まずは、
「口を縦に開けて話す」
だまされたと思ってやってみてほしい。
どうですか?
なんだか急に自分の声がクリアに聞こえませんか?
簡単でしょ。
でもこれ、実際に話すときに続けてするのがなかなか難しい。
話すということは、普段の癖がめちゃくちゃ出てしまう。
話し癖というものは長年積み重ねてきたものなので、気を抜くとすぐにいつもの話し方に戻ってしまう。
日本語はあまり口を開かなくても話せてしまう。
音が明瞭かどうかは別にして、おちょぼ口でも話せるほど。
滑舌が悪いのを治したいと相談に来てくださった方々をみていると、ほとんどの方は話すときに口を横に開いて話している。
特に愛想よく話す方はニコニコ顔で横開き。
ニコニコスマイルを下さったのはとても嬉しい事なんだけど、口内でべチャッと平らになって声が明瞭に出ていきません。
これを縦にすると快活で明るい声が出ます。
ただ、あえて子供っぽく話したいシチュエーションの時は、ニコニコ顔で横開きの口で話すと、甘えた感じの話し声が出ます。
人は、運動量が少ない楽な方法を選びがち。
縦開きと横開きだと断然、横の方が楽なんです。
そういう私も気を抜くと横に開いて話してしまって滑舌が甘くなります。
録音した自分の声を聞いて、滑舌の甘さに気付いて、縦開きを意識する、という事を繰り返しています。
自分が話すときに縦開きか横開きか。
横開きの方は縦に開いてみてくださいね。
そして、もう一つ、相談に来てくださった方たちが速攻で変わる方法があります。
「首を肩のラインに乗せて話す」
ストレートネックと言う言葉を耳にしたことがありますか?
スマホやPCをよく使っている人に多いといわれている首の形です。
首は、本来少し「く」 の字に湾曲することで、重たい頭を支えるバランスをとっているものらしい。大人の頭の重量はなんと5キロ~6キロ。
骨を支えるには、細い首がまっすぐでは支えきれずに、湾曲していないと周りに負担がかかるそうだ。
ストレートネックはその名の通り首の付け根からまっすぐに斜め前に伸びた首。
だから体より顔が前に出る。
このストレートネックになると、猫背になってくる。
そうすると肺を圧迫することになる。
すると、深い呼吸がしづらくなって、喋る時に使う息が浅くなり、圧の無い細い声になってしまう。
まずは、無意識に体より前に出てしまっている首と顔を、意識して肩のラインに戻してみよう。
「あーーー」と言いながら顔を前から首の上に持っていってみてほしい。
それだけで、声の音量が大きくなるのを感じられると思う。
首の位置も、癖がある。
意識して戻って、気付いて、また意識して戻って、気付いて。
繰り返すだけでよし。
長旅になると思うので、ゆるく構えてゴールに向かおう。そうしていくと、気が付いた時にはゴールの旗が見えているはず。
口を縦に開けて話す。
肩のラインに首をのせる。
これだけで、あなたのONLINE LIFEは輝き始めるかもしれない。
あなたの声を誰より多く聞いているのは、あなた自身。
自分の話し方や声が変われば、あなたの心も変わっていくはず。
ONLINE LIFEを楽しもう。
***
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