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天狼院書店、とは?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:ねむりじぞう(ライティング・ライブ大阪会場)
 
 
「なんかいい匂いのする本屋だなぁ」
こんな書店は初めてだった。11月21日の夕方、私ははじめて天狼院書店を訪れたのだが、そこはまるでパリのシャルルドゴール空港のような魅惑的な香りが漂う空間だった。
 
中へ入ると、少しちっちゃなスタバのような喫茶スペースがあった。さらに奥には一段高くなったお座敷スペースがあり、そこには、「ここは本屋だ」とは全く想像がつかないくらいにリラックスしてカフェオレを飲みながら本を読んでいるお客さんたちがいた。
お座敷に興味はあったが、おじさん(私)が一人で踏み込むにはかなりの勇気が必要だ。今日は遠慮しておこう。
 
「なんて変な本屋なんだろう!」
と、天狼院書店に対するイメージが新たにまたひとつインプットされた。
 
ここは大阪。パルコ心斎橋9階にある天狼院書店。今日私がここへ来たのは、『ライティング・ライブ』を受講するためだった。ライティング・ライブは、プロのライターでもある天狼院店主の三浦氏が文章作成の秘伝(ライティングスキル)を教えてくれる天狼院書店でも一番人気のライティング講座だ。
私は、「人生が変わる」というキャッチフレーズに惹かれて8月中旬、このゼミに申し込みをした。
別にライターになりたいわけでも小説家になりたいわけでもなかった。私は製薬企業で研究に携わっているのだが、日々の業務での報告書作成やプレゼンが大の苦手だ。それを克服するひとつの手段として、ライティング・ライブに取り組んでみようと、わりと軽い気持ちで申し込んだのだった。
 
 
天狼院書店には、当然だけれども、本がたくさん置かれている。なので講義を待つ間、私は店内をもう少し散策することにした。
書棚のレイアウトは多彩だ。手作りのポップが各棚にいくつも貼られていて、本を探すのが楽しくなってくる! 普段はスマホなどで電子書籍を読むことが多い私にとって、こうやって書店で店員手作りのポップを見ながら本を探すことは久しぶりで、本を手に取るワクワクを思い出すことができた。
 
「なんて楽しい本屋なんだ!」
またひとつ新たなイメージが加わった。
 
私は、『READING LIFE』という雑誌と『デザイン力の基本』の2冊を衝動的に購入した。
『READING LIFE』は、天狼院書店イチオシの雑誌(?)なのか、もの凄い冊数が書棚の上部を覆っていたので、どれだけ“ぽぽぽぽ~っ”としていても目にとまってしまう。手にとってみると「面白いとはなにか?」という特集が組まれている。中をチラ見すると、ネタバレになるので詳細は記さないが、記事自体がとっても面白くて時間を忘れるほどだった。よしっ、これなら面白い文章がかけるようになるかもしれない! 即購入を決めた。
『デザイン力の基本』は、職場でのプレゼン資料作成に常に苦労している私には魅力的なデザインの入門書だ。チラシやPOP、Webサイトの作成などにも役立つとのこと。よしよしっ! これでデザイン力を磨こう。
この2冊で私のプレゼンスキルが向上すれば、毎月私のお経のようなプレゼンを聞かされている同僚たちも喜んでくれるだろう。2冊ともすでに読み終え、現在はプレゼン資料の絶賛作成中だ。
 
ところで、ライティング・ライブの講義はどうだったのか? と言うと、やはり生は良かった! 最高!!
CDで聞く音楽と東京国際フォーラムや大阪のフェスティバルホールでの生ライブでは迫力が全然違うし、息づかいまで感じることができるので、熱量を全身で受け止めることができる。
ライティング・ライブも全く同じだった。
 
ちなみに、同じようなネーミングのライティング・ゼミという講座もあるのだが、「ゼミ」の場合は必ずしも目の前での“生講義”とは限らないのだそうだ。私はそんなことにも気づかずに、ただ開講日が近いという理由だけでライティング・ライブに申し込んだのだった。
結果オーライである。
 
ここまでいろいろと私の天狼院書店体験記を綴ってきたが、天狼院書店を一言でいうと、
「天狼院書店は只者ではない!」
というのが、私の中の一つの答えとなった。
ただ、ずっと気になっていることが、1つだけ、ある。
 
天狼院書店の「良い匂い」の“謎”だ。
 
これは天狼院書店の匂いなのだろうか? 繰り返すがここはパルコ心斎橋の9階だ。もしかしたら国際空港のような香りはファッションビル・パルコに共通するものなのかもしれない。しかし、初めて天狼院書店を訪れた私にはそんなことはどうでも良かった。これは間違いなく天狼院書店の匂いとして私の脳に記憶されてしまったのだから。
 
みなさんも是非一度この“謎”を確かめるために最寄りの天狼院書店を訪ねてみてはどうだろうか? “謎”が晴れるとともに、素敵な空間で素晴らしい本に出会い、最高の時間を過ごすことができると思います。
 
私は、今度は京都の天狼院書店に行ってみようと思う。
そこは東洋的なサンダルウッド(白檀)の香りが漂っているのかもしれない……。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2021-11-30 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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