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はじめよう! 夜の新習慣


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:ねむりじぞう(ライティング・ライブ大阪会場)
 
 
「もうそろそろ寝ようかなー」
まさにそう思い始めたとき、つけっぱなしのテレビから、心地よくてとてもリラックスできそうなピアノのメロディーが流れてきた。
テレビに目を向けると、お兄さんとお姉さんが気持ちよさそうに寝転がって体を伸ばしている。
二人が膝を伸ばして背中を合わせて座り、頭の上にあげた手をお互いに握り合って引っ張り、引っ張られ……。またあるときは二人が横並びで寝転んで、右足を左足の上にクロスさせて腰を捻りながら伸ばしていく。二人同じ全く仕草で……。
 
「なかなか良さそうな番組だなぁ」
 
そう思った。なぜなら私は子供の頃から身体が硬かったから。
あぐらをかくのも苦手だった。
立位体前屈では、どれだけ上手に膝を曲げてもマイナス7センチがせいぜいだった。厳しい体育の先生に膝を抑えつけられた時などはマイナス15センチだった。
「足が長いから仕方ないんだ!」
そんな言い訳を言ってクラスメートをドン引きさせたりもした。
こんな風に冗談話を言いながら、これまでごまかしごまかし暮らしてきた。
運動が苦手ではあったものの、正直言って日常生活ではほとんど困ることはなかった。
……そう。社会人になるまでは。
 
就職して数年後、私は左肩に違和感を覚えた。
仕事で重い荷物を移動させるために台車に乗せていた時、肩にピリピリッと電気が流れたのだ!
直後は痛みはほとんど無かったのだが、数日たった頃から左腕をあげにくくなり、日に日に痛みが増してきた。ついには自力では痛くてあげられなくなってしまったのだ。
あげられないだけではなかった。ちょっと左腕がものにぶつかったら激痛が走った。布団で寝るときは肩の下にも枕を置かなければ痛くて眠れやしない。
 
当然、仕事にも支障をきたした。
「Sさん。アレとってください!」
と、私は棚の上にあるファイルを指さして先輩に助けを求めた。すると、優しい先輩は苦笑いしながら、
「……しゃあないなぁ~」
こんなやり取りを何度も繰り返しつつ1週間を過ごした。
 
週末ようやく整形外科に行くと、先生は私の左腕を両手で掴み、様々な動きを加えて私の左肩を痛めつけた。
「これ痛みま……」「イタタタタタタ~~!!」
先生の問いかけが終わる前に私は北斗の拳のケンシロウのような悶絶の雄たけびをあげてしまう。
「これはどう……」「イタタタタタタ~~!!」
この繰り返しだった。
 
さんざん痛い思いをしたあと、超音波検査で肩の腱が切れているかどうかをチェックしてくれた。腱は問題なかったようだが、なんだかうれしそうな先生。そんな整形外科の先生がひとこと、
「んー。いわゆる五十肩ですかねー。まだ35なのにねー。若いのにねー」
 
ほぼ思った通りの診断だった。五十肩の診断を下すのにあの拷問は本当に必要だったのだろうか? と少しイラッとしたのだが、私は結果を素直に受け入れた。その場を逃げ出したい一心だった。
次に向かったのはリハビリだ。
リハビリの先生も私の両腕を掴んだ。またか! と一瞬恐怖が頭をよぎったが、腕を掴む力はとっても優しい感じがした。
驚いたことにリハビリの際はほぼ痛みを感じることはなく、肩の周りの筋肉を解すようなマッサージをしながら少しずつ肩の可動範囲を広げていく施術が続いた。それは本当に心地よい時間だった。まるで、プーケットのスパに来たようだった。
 
こんなに心地よいマッサージで五十肩やその他の怪我が防げるのだったら、これはマッサージを受けない手はないだろう。その後はリハビリに足しげく通い、3か月程度で痛みも治まってきた。
 
こういう経験から、マッサージやストレッチはとっても効果があるということを私は体で理解した。
その後もしばらくはストレッチを続けたのだが、私はズボラな性格なので長続きはしなかった。結局、痛みが完全になくなり肩の動きが正常に戻ってからはリハビリをほとんどしなくなってしまったのだった。
 
その後はぎっくり腰やひざの痛みなどをたびたび発症し、恐怖の整形外科にも何度かお世話になった。そして遂には昨年の夏、再び五十肩を発症してしまった!
その時は47歳。まさに五十肩だった。2回目は前回のときよりも治りが悪く、痛みがおさまって動きが元通りになるまで1年もかかってしまった……。
 
もうこんな痛みや苦しみを繰り返したくない! そう強く決意して、その後は現在まで朝のストレッチを欠かしたことはない。とはいえストレッチを再開してまだ数か月だ。いつまた私の中の「ずぼら根性」が湧き出てくるかわからない。油断は禁物だった。
 
そんなときに出会ったのが冒頭のストレッチの番組。NHKの「夜のテレビ体操」だ。
ムーディーな音楽にも惹かれ、「これだっ!」と声を上げるほどの嬉しさだった。毎朝のストレッチに加えて「夜のテレビ体操」のストレッチを風呂上がり、寝る前にやるのはとっても効果的だった。
一週間ほど続けているのだが、こわばった筋肉がほぐれるだけでなく、心も落ち着いてぐっすり眠ることができるようになった。これからは妻と一緒にこのストレッチをやっていこうと思う。
 
私のような痛みのループに陥ることがないように、皆さんにもこの番組をおすすめしたい。
– 体が固くて何とかしたいけど続かない人
– 整形外科に何度もお世話になっている人
– 夜なかなか寝付けない人
– 整形外科で悲鳴を上げたくない人
– 大切な人とより親密になりたい人
 
そんなあなたには特におすすめです。放送はすでに終わっているのですが、ユーチューブのNHK公式サイトで見ることが出来ます。年末には再放送も予定されているようです。
よろしければご覧くださいませ。あぁ、シリーズ化してくれるといいなぁ~。
 
 
 
 
***
 
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2021-12-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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