メディアグランプリ

万年筆はマッサージ機かもしれないと思った話


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:Asski Miho(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
手書きで文章を書いたり、メモを取ったりしていますか?
 
手書きでメモを取ると「脳が活性化される」や、情報が整理しやすいなどいろんなメリットが言われ、本屋さんでもノート術の本が一角にびっしりと並べられているのを見ますが、私はノートを取るのが少し苦手でした。
 
その理由はただただ肩が凝って集中力がすぐに散漫になってしまうからでした。
ノートをよーしとるぞ!と気合を入れて書いてみるもののちょっと書くと肩に凝りを感じ……
もういいやとなるというのをよくやっていました。
それが「とあるもの」との出会いによって、だいぶん軽減されるなんて思っても見ませんでした。
今回は自分の人生に革命が起きた「とあるもの」との出会いについて書いてみたいと思います。
 
とあるものとの出会いはたまたま聴いていたラジオでした。
そのラジオのテーマは「ノートを取るときのコツ」というものでした。
上手なノートの撮り方やノートを取ることへのモチベーションの上げ方に興味のあった私はパーソナリティの方から出るノウハウについつい耳を傾けていました。
そして、ラジオの終盤に差し掛かった頃、「とあるもの」との出会いのきっかけになる話題へと移ります。
 
なんでもラジオのパーソナリティの方は京都のお店でオーダーメードで万年筆を作ってもらいその万年筆を日常的に使っているとのことでした。
ちょっと高級で自分にとって特別なペンを持つことで書くことのモチベーションが上がるとのこと。
その話を聞いた私はそうか! いいノートを取るためには形から入ればいいのか! と今まで全く興味を持っていなかった万年筆に興味を持ちました。
 
それがあるもの、万年筆と出会ったきっかけです。
早速ネットで万年筆を調べると、日本や海外様々なメーカから万年筆が出ていることを知ります。
そして、デザインも綺麗で魅力的なものが多く、なんと言ってもペン先がかっこいい!と万年筆への物欲が最高潮になった私は早速文房具屋さんにダッシュしました。
そして、文房具屋さんに行きひたすら試し書きをした後に、初心者向けの安いモデルですが万年筆をゲット!(本当はペン先が金のものがほしかったですが、お値段が大変なことになるので諦めました。高いものだと10万円を超えるものも……!笑)
 
早速万年筆でノートをとってみることに。
いつもと違うペン先にウキウキしながらペンを走らせると、滑らかな書きごごち。
 
万年筆のメリットとして筆圧をかけなくても文字が書けるため疲れにくいというのがあるのですが、確かに滑らかにかけてる感じ。
でも、ボールペンでもそんなに筆圧をかけてるつもりもなく、というか肩が凝るためなるべく力まないように書いていたつもりだったので、気の所為かなと最初は思っていました。
ただ、長時間ノートをとっているとなんだかいつもより疲れにくい気がする……、本当にボールペンに比べて筆圧をかけていないかも……?
そう思った私はとある簡単な実験をします。
 
万年筆で文字を書いた後、ボールペンで万年筆の時と同じ力で文字を書いてみることをしました。
そうしたら、なんということでしょう、ボールペンではインクが掠れて全く描けないではありませんか!!! (画像参照)
これにはびっくりしました。
自分は今まで書くときには全く力を入れているつもりはなかったからです。
力を入れていないつもりでも、知らず知らずのうちに力んでいた……
そしてそれがすぐ肩や手が疲れてしまう原因だったんだ! と気づき雷に打たれたような思いでした。
 
ということで、カタチから入るために買った万年筆でしたが、自分がいかに力んで書いていたかを思い知り、マッサージ機を買ったかな? と思うくらい肩こりまでなんだか軽減してしまう良い買い物でした。
そして、力を入れずともスラスラ書ける感覚がなんだか心地よく、ノートを取るのが楽しくなってきています。
 
と、ひたすら万年筆が力を入れなくてもスラスラ書ける!というメリットだけつらつらと書いてきましたが、今回紹介したメリット以外にも
・使うことでその人に合ったペン先になっていく
・字が綺麗に見える
・メーカーから様々なインクが出ており、自分好みのインクを使うことができる(綺麗でおしゃれな名前のついたインクがたくさん販売されていました)
などなど、ボールペンとは違った良さが多くあるようでした。
 
注意点としては使わない期間が長くなると、インクが乾いてしまうことやノートの材質によっては裏抜けしてしまうことがあるようです。
注意点はあるものの、万年筆は毎日使うことがお手入れになるようなので、これからは毎日万年筆でノートをとって肩こり解消に努めたいと思います!
 
もしこの記事を読んで、万年筆に興味を持たれた方がいらっしゃればぜひぜひ、文房具屋さんにて万年筆を手に取っていただければと思います!
もしかしたら、力みが取れて肩こりが良くなるかも……???
 
 
 
 
***
 
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2021-12-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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