文章を書くのが大の苦手な私が、何故ライティング・ゼミに?
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:前原正子(ライティング・ライブ福岡会場)
「え!? 私がですか?!」
私は、キョトンとした。と同時に、何で私が?? と疑問が湧いてきた。そんな私を気にも止めずに話が進んでいった。
言ってらっしゃることは、よくわかる。そして、世の中には、ソレを必要としている人達がいっぱいいて、絶対にお役に立てるであろう、というイメージはめっちゃ湧く。だからって、何故、私??
むり、ムリ、絶対無理〜〜〜!!
2021年2月。
10数年前からの肌トレをされているお客様が、アフターフォローに来られ、こう話された。
「私、肌トレ体験に来た時から、蕁麻疹で年中薬を飲んでいるって言ったの覚えてる? それが、薬を飲まなくてもよくなったのよ!」
え!? なんで?! 薬を飲まなくてよくなったって、どういうこと?
よくよく話を聞くと、こういうことだった。
4年ほど前に、薬膳の先生に出逢われて、先生の料理教室に通って約3年。この間、先生の指導の元、食事を変え体質改善をしたら、薬なしでも蕁麻疹にならなくなったのだそう。そして、毎春悩まされていた花粉症までも、殆ど症状出ずに快適に暮らせるようになったのだそうだ。
『薬膳』と聞いて、ん? という方が殆どだろう。私もハッキリとは理解できなかったが、とにかく、その変化は凄い! ただ『体質改善』というワードだけで、ぜひその先生に会わせて頂きたい! と飛びついた。
というのも、私は、15年ほど前から、『病気にならない身体づくり』に強い関心があり、食と呼吸と柔らかな体の大切さを学んだ事がある。そして、そこで学んだ事を、永続的に伝えていきたいと思っていた。そんな私にこの情報!
キターーーーー!!! と興奮するのは仕方ないであろう。
優しい彼女は、早速先生にコンタクトを取ってくださり、食事会のセッティングをしてくださった。
そして、先生にお会いしたのが約10ヶ月前のことである。
2021年3月末。
暖かい春の陽気のなか、沢山の緑に歓迎されながら、立派な日本家屋へと足を運ぶ。先生のご自宅であり、食事会の場所でもある。
「こんにちは〜! ようこそ〜!」
明るい声で、爽やかなお出迎えをしてくださった。
先生は、韓国の国籍を持つ方だった。とても流暢な日本語で話された。
美味しいお食事と共に、先生のお話を頂いた。
たまに『???』となる言い回しもあったが、先生の熱い想いはしっかりと伝わり、みんなで感動した事を、昨日の事のように覚えている。
一般的に、『薬膳』とは、『体質や体調に合わせて健康へ導くための食材を取り入れた料理』のこと、だそう。
先生の『薬膳』には、更に、『砂糖、小麦粉を使わない料理。質の良い油や食材を使うこと。食べ物は薬』というコンセプトがプラスされていた。
話を聞かせてもらうにつれて、何度も目が飛び出しそうになった。沢山の方の体調の変化話、食事の大切さの話、そして極め付けが、先生のご家庭は、代々韓国の宮廷料理人であるという話! 何という凄い先生だったのか!!!
そんな凄い先生の料理教室に通いたい! と言ったが、今の教室は定員オーバーで入れず。悲しんでいると……
なんと、ナント、なんと〜!
「ちょうど、久留米で料理教室をしたいなって思ってたの。久留米市民の皆さんを、健康にしたいの」と。
40年生きてきて、ひっさびさに興奮した。
それから、無事に料理教室に参加でき、先生から色んな食の豆知識など学ばせて頂いた。参加されている方達が、少しずつ体調の変化を感じ始めたのが、2021年7月頃である。
この頃からである。先生が、ちょいちょい私に投げかけてきた言葉。
「前原さん、本を書いたらいいよ! こんな食べ方をしたら、体がこう変化しましたっていう体験談をいっぱい載せた本を出そう! そしたら、同じ事で悩んでいる人達が読んで、勇気づけられるし、絶対世の中の人達に喜ばれる!」
「え!? 私がですか?!」
ほんっとにビックリする。何てったって、文章を書くのが大の苦手な私に、投げかけてこられたのだ。まぁ、私が苦手だということは、ご存知ないから仕方がないのだが……。だからといって、『いやいや、私、文章書くの苦手なんですよ〜』と口を挟んでも、機関銃のように話される先生にとっては、単なる小さい石っころの様なものだろう。いや、綿毛かもしれない。なので、頷きながら、上手く流していた。いや、流せていたと思っていた。
親友からの言葉を聞くまでは。
「本気で書こうと思ってないでしょ? 見ててわかるよ!」
えーーー! エスパー?!
「先生も感じてると思うよ」
えーーーー! まじ!? 確かに先生もエスパーっぽいとこあるもんなぁ。
仕方なく、親友には、私の胸の内を話した。
もちろん、そんな本があったら、世の中の人に役立つであろうこと。
でも、私は文章書くの上手じゃないこと。
そして、何より、本を書いて、販売されたとしても、そんな収入もらっても……という先の心配までしていること。(今思うと、これは恥ずかしい妄想である)
すると、
「先生があんなに言ってくれてるんだから、絶対本を書いた方がいいよ! 自分に収入は要らないかもしれない。けど、その収入を、また更に社会貢献に使って世の中に還元したらいいじゃん!」
ストンッと腹の底に落ちた瞬間だった。
だからといって、文章を書くことが、直ぐに上手になる訳ではない。でも、何だかワクワクしてきて、『よし! 先生の想いを受け止めて、世の中の人の為に、やってみよう!』と思えたのだ。
そこからスイッチが入り、迷いなく、本を書くことが私の目標のひとつとなった。
途端に、何故か、私の新たな目標を色んな人に話したくなった。ある30代のお客様に話をすると……
『天狼院書店ライティング・ゼミ』の情報をくださり……
あれよあれよと、ゼミ受講からの、2000字の課題提出、そして、今回無事に最終投稿を迎えようとしている。
4ヶ月間で、8講座受講。その間、15回(1回は投稿時間過ぎてしまい、出せなかったという失態)のフリーテーマでの2000字の課題提出。
文章を書くのが大の苦手な私は、どう変化したのか。
周りの友達からは、「どんどん良くなってるよね!」と成長を褒めてもらえ、課題フィードバックしてくださる川代さんからは、「面白かったです!」というコメントを頂ける回数が増え、かなり自信に繋がった。いつしか、川代さんからのソレをもらう事に必死になっている自分に、笑えてきた。
『本を書くこと』を目標にしていた私であったが、今では、もっともっと、日常生活の些細な出来事や周りの方のステキな変化、そこからの学びや気付きなども、『書く』という手段で、沢山の方のお役に立てるようになれたらな……と、密かに思っている私がいる。
***
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
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