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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:ゆみエール(ライティング・ライブ大阪会場)
 
 
「自分を野菜か果物に例えるなら、あなたは何ですか?」
そう質問されて、私は「ピーマン」と答えました。
 
突然「自分を野菜か果物に例えてみて」って、質問されると戸惑いますよね。実はこの質問は、心理学のワークなのです。
今から数年前、近くの大学の市民向けの心理学講座を受けました。その講座の中であったペアワークです。この質問を通して、自分の心と向き合おうというのです。
 
このワークにはちょっとしたコツがあります。聞き手は、聞き役に徹するということ。ワークの間、聞き手の考えや意見を話し手に言っていけません。「へ~」「なるほど」「そうなんだ」などと、うなずいたり、合いの手入れたりします。「それで?」「どうして?」など、先を促す質問や、確認はOKです。安心して聞いてもらえる状況を作ることで、話し手の心の扉がどんどん開いていくのです。
 
このワークをすっかり気に入った私は、いろいろな人に質問をしました。
「ねぇ、自分を野菜か果物に例えたら何?」と、仲良しのママ友に質問をしました。ママ友は「マンゴー」と答えました。元国際線CAのママ友は、美人です。スタイルがいいです。華があります。まさしく、パッと明るくて、甘いマンゴーのような人。
「マンゴーって、きれいなオレンジ色で、甘くておいしいよね」と、私は確認しました。ママ友は言いました。「そう、だけどね、マンゴーって平べったい種があるでしょ。切り方を間違えると、種が邪魔になってきれいに切れない。私もね、実はややこしい人なのよ」
「ややこしい人?」私は、聞き返しました。ママ友は続けます。「私ね、人からよく見られたい気持ちが強いのよね。それで、無理して自分を作ったり、相手に合わせたりして、しんどくなってしまう。そして、そんな自分が嫌になる」
ママ友の中には、私の知らない彼女がいました。
 
いつもニコニコ人当たりがよくて、友達の多い知人に質問した際には「大根」と答えが返ってきました。私は確認します。「大根って、白くて、太くて、まっすぐですよね」すると、知人は言いました。「私ね、誰とでも仲良くしてそうでしょ。でもね、人を選んでつきあっているのよ。誰でも受け入れていると、ズカズカと踏み込まれて、嫌な思いをすることもあるのよね。だから、横に広く根を伸ばすのではなく、まっすぐに下へ下へと根を伸ばす大根なのよ」
ちゃんと自分を守った上で、お友達とお付き合いをされていたのですね。
 
たまねぎと答えた人は、仕事の先輩と、高校生の息子でした。
先輩にたまねぎの理由を尋ねました。「たまねぎって、和洋中、どんな料理にも欠かせないでしょ。メインの食材ではないけれど、どんな料理にも入っている」
先輩は、仕事がバリバリできる人でした。上司やお客様を立てつつも、ある意味その先輩が仕事を回しているといってもいい、欠かせない人材です。納得の理由でした。
同じくたまねぎと答えた息子の理由は「たまねぎって、どんな料理にも合うやん」とのこと。なるほど、たまねぎは癖がないので、いろいろな料理に使われています。きっとどのご家庭にも常備野菜として、買い置きしてあることでしょう。
息子には、こだわりがありません。「嫌なことは嫌」と言えますが、こだわりがないので、あまり自己主張をしません。スキーや旅行に誘われれば行きますし、映画やカラオケ、ボーリング、都合があえばつき合います。誘いやすいのか、たくさんの友達がいます。そう、誰にでも合わせられるのです。
 
この他にも、ゴーヤ、にんじん、ごぼう、キャベツ、金柑と答えた人がいました。理由を聞くと、それぞれみなさん自己分析ができています。
「あたなは、どんな人ですか?」と尋ねられると、自分がどんな人なのかを説明できる人は少ないと思います。人って意外と自分自身のことをわかっていません。
でも、自分を野菜か果物に例えてみると、思っている以上に自己分析ができるのです。簡単なワークなのに、とても秀逸です。
 
さて、自分のことをピーマンと例えた私ですが、その理由は、「ピーマンは好きな人と、嫌いな人とに、はっきりと別れる」という理由です。私は、「スーツが似合いそう」「仕事ができそう」とよく言われます。背が高いこともあり、シュッとした印象のようです。鮮やかな緑色で、表面がピカピカとしているスタイリッシュなピーマンと外見が共通します。言いたいことをはっきりと言う性格です。良く言えば裏表がない。そんな性格の私を好きだと言ってくれる人もいますが、苦手だと思っている人もいることでしょうね。ピーマンと一緒です。青椒肉絲やピーマンの肉詰めなど、ピーマンを好きな人もいますが、苦味があって苦手な人もいます。「万人に受け入れられなくてもいい、万人に好かれる人なんていない」と、私はずっとピーマンとして生きてきました。でも、このワークをしてから数年経った今、気持ちが少し変化しています。ピーマンからパプリカになってみようかと。同じような形をしているピーマンとパプリカですが、色も味も違います。パプリカには苦味がありません。パプリカを苦手だと思う人は少ないでしょう。相手に受け入れてもらう努力をしていなかったから、私を苦手に感じる人がいるのではないか、食わず嫌いをしていたのは相手ではなく、私のほうではないのか。性格はなかなか変わりません。だから、ピーマンは、たまねぎにはなれません。でも、パプリカにはなれそうです。
 
 
 
 
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2022-03-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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