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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:nao(ライティング・ライブ大阪会場)
 
 
私と天狼院書店との出会いは『激レアさんを連れてきた。』というテレビ番組だった。
 
その番組を毎回見ている、というわけではなかった。
偶然、スパイスの組み合わせと男の愛し方が複雑な人、カワシロさんの『元彼が好きだったバターチキンカレー』の放送回を見た。
 
スパイスが大好きな私。
食べてみたい! と思って、インターネットで検索してみた。
 
て・ん・ろ・う・い・ん・しょ・て・ん、ENTER。
 
ふむふむ、どうやら、本屋なのにイベントやセミナーをいっぱい開催しているらしい。でも、宣伝文句が魅力的すぎて、逆になんか怪しくないか? そう思いつつ、心斎橋パルコに入っているならきっと大丈夫なのだろうと偵察に行くことにした。
 
バターチキンカレーは美味しかった。
 
それに何より、レジのところに置いてあった、バターチキンカレーの誕生秘話が面白かった。
 
昔から国語が苦手だった私。
こんな面白い文章が書けるようになるかもしれないチャンスが目の前にあるなんて!
 
仕事で、上席や他部署を説得できるような資料を作成することが多くなってきた今日この頃。閑散期で心に余裕がある間に、と勢いで、ライティングゼミとデザイン力の基本ゼミに申し込んでしまった。
 
しかし、どんな雰囲気なのか、本当に怪しくないのか、確かめたいと思った。申し込みと支払いを済ませた後にも関わらず、我ながら往生際が悪すぎる、と思う。ついでに、コロナ禍でめっきり使うことが少なくなってしまったお気に入りのミラーレスカメラも使いたかったし、初めてのモノクロ撮影にも挑戦してみたかった。そこで、半日だけのイベント、「フォト散歩」なるものに参加することにした。
 
「フォト散歩」とは、天狼院書店の「フォト部」のイベントである。
 
「フォト部」とは、天狼院書店のホームページによると、
 
その名の通り、プロのカメラマンが講義やワークショップを通してカメラの使い方はもちろん、瞬間の切り取り方や物の見方など、本を読むだけではわからないことを直接指導する「本屋の写真教室」です。
本屋が行う!というくらいの敷居の低いイベントであり
テーマは「写真を楽しむこと」東京、福岡、京都の店舗ではオープン当初より毎月開催しており、その累計参加人数は2800人以上!毎回3割以上は初参加の方で、写真を撮るだけでなく、お互いの写真を見せ合うなど、楽しく部活動をしております。
 
というもの。
 
年末の京都にて、その日の参加者のほとんどが男性で、女性は2人のみ。年上で落ち着いた雰囲気の彼女とは、自然と2人で話す機会が多くなった。
 
私はお気に入りのミラーレスカメラ、彼女はiPhoneで思い思いの写真を撮りながら散歩した。
 
「これから仕事に戻る予定やけど、まだ時間あるし、1人で飲食店に入るの苦手やし……」
 
帰りに彼女が言ったので、一緒にベトナム料理のフォーを食べに行くことにした。
 
1ヶ月前くらいからなぜかずっと、フォーが食べたくてしょうがなかった私。
美味しいフォーのお店を探していたところ、京都に行ってみたいところをみつけたので、フォト散歩の後のお昼ごはんは絶対、フォーにしようと決めていた。
 
人気のお店で、行列に並んでいる間も、注文してからも、色々なことを話した。
 
そして、その日参加した「フォト散歩」の話になり、彼女が言った。
 
「男性の参加者が多いのがわかる気がする」と。
 
どういうことか聞いたところ、iPhoneの充電が切れそうだったから、途中から写真を撮るのはほどほどにして、人間観察していたそうだ。
 
「スタッフさんお2人の褒めるタイミングが絶妙で、あれは癖になる。みんな、あの「いいですね!」が欲しくて参加しているのかな、と思った」と。
 
確かに思い返すと、要所要所で、
 
「どんな写真が撮れました?」と声をかけてくださって、撮った写真を見せると、
 
「あーいいですね! 特にこの辺が○○で……」とたくさん「いいね!」をくださった。そして、そんな話をしていると他の参加者の人もやってきて、
 
「たしかに、いいですね!」と言ってくださって、自然にたくさんの「いいね!」をやり取りする雰囲気があった。
 
私自身は上手にできない方なのだが、女性は普段からお世辞も含めて、
 
「髪切りました? 似合ってますね!」などと「いいね!」のやり取りができる人が多い。
 
しかし男性は、コミュニケーション能力が高い人を除いて、小さな変化に気付いて褒めるのが得意という人はあまり多くないのかもしれない。
 
私みたいな女性や多くの男性にとって、写真を撮って見せ合って、自然と「いいね!」をやり取りする機会は貴重で、本当は普段からもっと「いいね!」をやり取りしたいのかもしれない。
 
参加者の中には、もちろん1人でふらふらっと集団から離脱して自由行動をしている人もいたし、「隣の芝は青く見える」ように、「他人が撮った写真は上手く見える」だけなのかもしれない。しかし、個人的には、たくさんの「いいね!」がもらえて、幸せな気分になれた。
 
たくさんの「いいね!」が欲しいあなたへ。
 
天狼院書店の「フォト散歩」に行ってみたらいいんちゃうかなぁ、知らんけど。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2022-03-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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