マヤ暦セッション武者修行中につき
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:早川実花(ライティング・ライブ福岡会場)
「西暦から生年月日を伺ってもいいですか?」
最近私はこのセリフを何回言っただろう。
先日、マヤ暦アドバイザー試験に合格した。
その試験までに100人ほど、無料にてマヤ暦セッションをさせていただいた。
マヤ暦というのは、古代から使われていた暦のことで、現代では365日のサイクルで生活しているが、マヤ暦は260日周期で1サイクルが回る。
13日がエネルギー的にひとまとまりとされ、20種類のカテゴリーがあるので、13×20で260日ということになる。
260日全てに違うエネルギーが流れていると考えられ、これは「宇宙のリズム」と言われている。
実際にマヤ暦のダイアリーを使い始めて、3次元では説明がつかないようなご縁や有り得ないような“ミラクル“が私にも、マヤ暦仲間にもたくさん起こっている。
個人的にも友人知人含め、数十名にマヤ暦を見させてもらった。
初めは手探りも手探りで、その方のマヤ暦キーワードをお伝えするので精一杯だった。
そんな中で、ひょんなことからお財布鑑定などをされている占い師さんと出会った。衣料品店の一角で占いをされている方だった。その方は、その衣料品店の店長さんでもあった。
「へぇ! マヤ暦勉強してるんだ! うちでやらない?」
マヤ暦を勉強し始めたこと、試験を控えていることなどをものの数分お話ししただけで、出店が決まった。
そんな感じのところで修行させてもらいたいなと思っていた矢先のことだった。
つくづく思考の現実化のスピードが早くなっていると感じる。
もちろん、試験合格前なので、無料でセッションを行うのだが、その店長さんの計らいで出店料も無料でさせていただくことになった。
黄色の画用紙に即席で看板を書き、外に置いた。
15分ほど経った頃だろうか、1人目のお客様が店内に入ってきた。
「マヤ暦、面白そうだから見てもらいたいんですけど…」
「こんにちは! こちらへどうぞ〜!」
私はありったけの笑顔と元気で1人目のお客様をお迎えし、私の武者修行が幕をあけた。
「生年月日のご記入をこちらにお願いします」
この日はトータル31名の生年月日をお聞きした。
本当にさまざまな方とセッションさせていただいた。
子供さんの不登校のお悩み、旦那様との不仲、はたまた不倫相談まで。
昔ながらの商店街とあって、私よりも歳上の方が多かったが、本当に貴重な体験だった。
貴重な体験というのは、セッションの修行という面もだが、お客様の経験や体験談をお伺いすることで私がそれを追体験することも、実に貴重な体験だと感じている。
こういうご相談をされる方は、今現在、お辛い状況にいる方が多い。
生年月日をお聞きするところから始まり、最後の締めは大体、
「ご自分のことを何よりも大切になさってくださいね」
このフレーズだった。
特段、これを必ず言おうなどとは考えてはいなかったけれど、自然とこのフレーズが口から出てきた。
それくらい、自分のことは後回しで、自分のことを蔑ろにしている方が多かった。
そういう方の多くは、悩みを話す時「自分」が主語ではない。
子供が…
夫が…
同僚が…
姑が…
つまり、「自分」が主役の世界を生きていない。
私も以前はそうだったので、お気持ちは痛いほど、分かる。
でも、どこかのタイミングで主役を「自分」に切り替えなければ、悲しいことに一生、誰かに主役の座を譲ったままの人生を生きることになる。
せっかくこの世に生まれてきたのだから、「自分」が主役の人生を、噛み締めて、踏み締めて生きてほしい。
私自身、「自分」が主役なんだと自分の意識がまず変わると、周囲が変化し、それから人生が驚くべきスピードで好転していった。
もしこれをお読みの方で、自分事として読んでいる方がいらっしゃれば、一つだけ「自分」が主役の人生を生き始められるコツを伝授したい。
それは、
《何が起きても人のせいにしないこと》である。
もちろん全て自分のせいにしようということではない。
フラットに、ニュートラルに物事を捉え、それから自分に立ち戻る。
自分の目の前に起きていることは、自分が主役の世界のことなのだから、自分がなんらかの形で関わっているし、もっと言えば、「自分が源」なのだ。
少々厳しめのコツかもしれないが、この効果は私にとってテキメンだった。
このコツを心のどこかに留めておいてもらえると筆者冥利に尽きる。
この記事を読んで、マヤ暦を初めて知った方も多いのではないかと思う。
今現在、現状にモヤっとしたり、グルグルと同じ思考から抜け出せずに悩んでいる方がいれば、マヤ暦をぜひオススメしたい。
「西暦から生年月日を伺ってもいいですか?」
ひよっこマヤ暦アドバイザーの修行はまだまだ続く。
***
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