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骨董市から食べ歩きまで楽しめる 京都で一番賑わう 東寺 弘法市の魅力

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:中村 美月(ライティング・ライブ東京会場)
 
 
こんにちは。京都旅行といえばどこを巡りますか?金閣寺・銀閣寺・清水寺・平安神宮・二条城・・・。そうした王道観光スポットは四季折々の風景を楽しむ事ができますが、今までとは一味違った場所に行ってみるのもおすすめです。そこでおすすめなのが京都の生活文化をより深く知ることができる、京都の「市」。
中でも有名な、東寺で開かれる「弘法市」に訪れてみるのはいかがでしょうか。そこで、今回はそんな「弘法市」の魅力を余すことなくご紹介します。それではまいりましょう。
 
東寺 弘法市とは
東寺は、約1200年前の平安遷都と同時に建立され、のちに嵯峨天皇が弘法大師空海に託した由緒あるお寺です。そんな東寺では、大師の忌日である毎月21日に御影供(みえく)という法要が行われます。この法要に訪れた大勢の参拝者に商人が小さな屋台を開き、茶を出すようになったことがルーツだとか。やがて植木や薬を売る商人も参加するようになり、700年以上もの歳月を経て、今や市内有数の規模・歴史を誇るにぎやかな市に。
 
弘法市の見どころ
毎月21日に開催されている弘法市は、一年を通して多くの人が集まり、地元の参拝客から海外の観光客、年代も若い方からご年配の方まで、毎月約20万人が訪れます。また、出店の数はなんと1000以上。お寺の正面口から門の外までずらりと軒を連ねている景色は圧巻です。
そんな「弘法市」は地元の商店が出店しているだけあって、京都らしい品物が豊富。歴史ある京都の出店を巡ることで、古都京都の生活をディープに知ることができます。
 
どんなお店が出店しているの?
弘法市では、本当に様々なジャンルのお店が出店しています。
骨董品、古美術品、掛け軸などの品物に出会えたり、豪奢な京着物や、かんざし、扇子、におい袋などの上品な小物も楽しみに見ることができ、京都ならではの生活文化に触れることができます。
また、職人さんこだわりの革小物やどこか異国情緒漂う洋服など京都らしくないものまであるんです。
普段縁のないジャンルのお店でも、弘法市には気さくな店員さんが多いので、気軽に立ち寄ることができます。
 
弘法市の最大の魅力は「骨董品」
「弘法市といえば骨董品」というくらい見逃せないのが骨董品。どうしても敷居が高いイメージがあるせいで今まで縁がなかった方でも、出店なら気軽に歴史的な骨董品を見れるのが魅力的です。
弘法市では創業が古いお店が出店していることが多く、歴史の重厚感がある上質な品に出会えます。「何を選べばいいかわからない」という方は店主の方からアドバイスをもらうのもおすすめ。一つ一つの品物にまつわる背景を聞くことで、新たな発見があるかもしれません。
また、小皿、茶碗、湯飲みと日常使いできる品物や、部屋のインテリアにも合うオシャレな品物など、豊富なラインナップなので、この中から自分だけのお気に入りを探すのがなによりの醍醐味です。
 
弘法市名物 「食べ歩き」
出店といえばなんて言ったって食べ歩き。ここではお祭りのような活気に満ちた雰囲気を楽しめます。回転焼き、栗饅頭、春限定の焼きタケノコなど京都ならではの食べ物から、屋台で定番のたこ焼き、焼きそば、季節によっては冷やしキュウリやおでんなど、グルメの屋台も多数立ち並んでいます。
お昼ごはんやおやつに、その場で買って食べられるので、骨董品や雑貨を買わなくても、ぶらぶらと食べ歩きしながら市をめぐる、というのも楽しそうですね。
 
骨董マニアなら「がらくた市」も要チェック!
毎月第日曜日に開催している「ガラクタ市」。弘法市よりもマニアックな品物が手に入れることができ、骨董品、古美術品、着物、雑貨などの歴史的価値がある品物から、ほんとうにガラクタみたいな品物まであるので、その中からお宝を発掘していく過程を楽しめます。
なにも買わなくても、目利きになり切った気分で、「これは価値のあるものかも」と想像しながらぶらぶらと散策するだけでも気分が高まりますよ。ぜひ「ガラクタ市」にも足を運んでみてくださいね。
 
東寺へのアクセス
アクセスは、JR京都駅から徒歩15分。五重塔が目印となるので、とても分かりやすいです。弘法市の日は、東寺の駐車場は閉鎖されてしまうので、公共交通機関を使うのがおすすめ。
 
東寺の「弘法市」は伝統的なものから新しいものまで様々なジャンルの出店が立ち並び、まさにお宝探しの感覚でつい夢中になってしまう市です。
王道の観光地巡りの京都旅行も楽しいけれど、個性豊かな品物に、店員さんとの距離の近さ、と京都らしさをよりディープに知れるので、今までとは一味違った特別な旅になるはず。毎月21日に開催されているので、「弘法市」目当てにぜひ京都に来られてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
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2022-04-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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