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メディアグランプリ

人生とは、○○を張る&回収の連続でできているのかもしれない?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:長谷川徳子(ライティング・ライブ大阪会場)
 
 
私の人生について多少知っている人は、私の人生は波乱万丈の人生だと言う。
でもその人生を送ってきた当の本人は、自分の人生を大したこととは思っていなかったりする。
どちらかというと、私が体験していないこと、「家族で夜逃げしたことがある」とか「子どもが小さいときに配偶者と死別した」とか私が体験したことのないことを体験してる人の人生のほうが、私なんかよりずっと波乱万丈の人生やん! と思ったりする。そして、そういう体験をしてる彼らもまた、私の人生を「波乱万丈の人生やね~」と言ってくれる。
 
これってどういうことなんだろう? と考えてみた。
 
自分の経験というのは実際に体験してることなので、自分の中では過去のことであり終わったことになっている。つまり、もう「知ってる」ことになっている。でも、他人が経験していて、自分が経験していないことは、間違いなく自分が「知らない」ことだ。
 
知っているの一つに「経験がある」だと私は思っている。
そして、「経験がある」というのは、望んだ結果であれ、望まざる経験であれ、経験値の一つになった瞬間から、その経験の記憶の鮮度が落ちるのだと思う。
 
出産経験のある女性が、数年立つと「(めちゃくちゃ痛かったはずの)陣痛の痛みを思い出せない」と言う。実は私も、そのうちの一人だ。15年前の陣痛の痛みは、今や全く思い出せない。思い出せないけど、もう二度と出産はしたくないとは思っている。それと同じように、体験した瞬間から少しずつその体感の記憶は減っていくが、それに伴う不快感とか快感といった感情の感覚? というか、適切な表現が思いつかないが、そういうものだけは残る。そんな感じではないかと思うのだ。
 
だから、自分の実際に経験した体感の記憶が薄れることで、その経験は自分の中で通り過ぎたことになる。一方、自分の経験していないことは、まだ見ぬ未知の世界で、自分の体感がないからこそ、それにまつわるだろう不快感とか不幸せ感とかを勝手に想像し、勝手に積み増してるのではないだろうか?
 
 
先月から、また新しい経験値が積み上がることがおきている。まーまー重めの経験だ。
風呂場でシャワーを出しっぱなしにしながら、一人で何回か泣いた。
泣いても何も変わらない。でも、ひと泣きしたお風呂のあと、バスタオルで全身を拭き、身体から湿り気がなくなったら、私はさっきまでの私とは違う次の私になっている。と思い込んでベッドに入って、目覚めたら翌朝だ。
 
人生ってそういう積み上げ方式なのだとおもう。
 
ロールプレイングゲームでは、新しい装備を買うのために、次に進むために必要な鍵などを得るために、必要なのは経験値だ。その経験には、村の子どもと話して情報を得ることから、洞窟に入って、強いボスキャラをやっつけることも含まれる。
経験しなければ何も始まらない。
 
だから、私は、娘にこう言っている。
 
「どんな辛い経験も、二度と味わいたくないと思うような経験でさえも、必ずネタになるときがくる……」
 
二度と体験できないかもしれない体験を、もう二度と絶対に体験したくない体験も、それをネタにするかしないかは自分次第
 
だからやりたいことにチャレンジすればいいと思う。
痛い目見たらいいと思う。
あんなことしなければよかった~って思えばいいと思う。
 
よくできたお笑いやドラマなどで言われる、伏線回収。
 
Weblio辞書では、伏線回収についてこう書かれている
「伏線回収は、劇中に張り巡らされた伏線を踏まえながら、作り手が謎や問題を解決していく手法のことである。(中略)まったく情報を与えられていない状態で物語の解決を見せられても、受け手は感情を揺さぶられない。しかし、伏線があれば、物語のさまざまな場面をつなぎ合わせて、結末に納得することが可能となる」
 
 
人生とは、伏線を張る、そして回収する、という行為の繰り返しなのだと思う。
 
「十数年前のアレが今のコレに繋がるのか~? そういうことか~!」
と今の私が思ったように、10年後の私は、今の私のコレを伏線回収するのかもしれない。
 
そう思ったら、娘に言いたいセリフが少し変わった。
 
「どんな辛い経験も、二度と味わいたくないと思うような経験でさえ、それ人生の伏線やから。ネタにするなり、お金にするなり、自分の人生の強みにするなり、必ず、未来のアナタがエエように回収する。だから、ツライときは未来の自分に伏線張ってあげたんやと思っとき!」
 
今日から、このセリフを私自身にも聞かせようと思う。
 
 
 
 
***
 
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2022-05-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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