メディアグランプリ

自分の軸となるもの


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:佐藤知子(ライティング・ゼミ2月コース)
 
 
最終課題提出の前の週、火曜日。
ちょうどこのタイミングで、仕事でも自分を試す日が来ていた。
地域の公民館で、地区の方を対象に1時間、講習とワークショップを行った。
 
地域の方々と対話が必要な新しい部署へ配属され、1人の職種で、何をどう進めたら良いかわからない状態を過ごしてきた。ワークショップの手法やKJ法などは、今は小学校でも取り入れているようだが、私の学生時代には無かったと思う。研修に参加し体験することはあったが、自分が仕事の中で行う側になるとは思わなかった。
 
当日の参加者は6名。こじんまりとしてアットホームな雰囲気だった。
始まる前はもちろん緊張していたが、でも何となく今回はやれるんじゃないか、という見立てがあった。満々ではないけれど、少しはあった。
そう思えるようになっただけでも、これまでの私とは全然違う。先が見える気がしている。
今までは、講習会などやれる気がしなかった。着地点にたどり着ける自信がなかった。それで積極的に進められずにいた。
 
でも今は、毎週文章を書いてまとめる力をつけている。心の中に感じたことを形にして出している。自分だけでなく他の方々に読んでもらっている。フィードバックをいただいて、自分の弱い所を直そうとしている。良い所を確認できている。伝えようとしていることは、ある程度伝えられるはず。
 
気が付くとこんなにたくさん支えになるものがあった。これらの思いが、自分の軸になった。
講習会としては、完成されたものが出来たとは言い難い。口が回らなかったり、言葉がきれいに出てこないこともあった。用意していた台本は長く書きすぎて、どこを喋っているのか全然わからなかった。思い切って台本を脇に置き、頭の中でまとめたことを思い出して喋った。途中立ち止まることもあったが、思いをまとめる訓練をしているんだからきっと大丈夫、そう思うと頑張れた。
結果、参加して下さった方々とたくさん会話出来て、話を聞くことが出来た。
 
「今日は良かったよ」
「気分転換になったよ」
お帰りになる際にそんな声をいただいた。
それはとても嬉しいことで、ライティング・ゼミを4か月間受講して得られた、私にとっての成果としたいと思った。
もちろんライティング・ゼミはワークショップの講座ではない。けれど、自分の考えたことに自信を持てるようになったこと、自分のやることに自分で背中を押してあげられるようになったことは、文章をうまく書くこと以上に良い結果をもたらしていると感じている。無理だと思っていたことが、少し出来るようになっている。自分で考えたことに挑戦できるようになっている。これが「人生を変える」ということなのだろうか。
 
私は人に物事を伝える時、一瞬、うまく伝えられるだろうか、聞いてもらえるだろうかという不安が頭をよぎる。
朝礼では、業務日誌に記入したものを元に、昨日の報告するのだが、今ひとつ伝わる説明が出来ている気がしなかった。
仕事でいろいろな方と話をする時も、これで伝わるだろうかと不安になった。うまくまとめようと思うのだが、あれもこれも言わないと届かない気がして、結局何を言いたいのか、考える程にわからなくなっていく。
大事なことをきちんと人に伝えられるようになりたい。
これがライティング・ゼミを始めようと思った理由だ。
だから、ここにいかに近づけるかが、私にとってはライティング・ゼミの集大成でもあると勝手に思っている。
 
仕事には一生懸命取り組んでいた。しかしながら、何を、何のために一生懸命取り組んでいたのか、しっかりと答えられていなかった。目の前のことだけにとらわれていた。案外基本的なことが一番難しい。難しく考え過ぎてしまうのかも知れない。それが、霧が晴れるように見えてきたから、すっきりしているのだと思う。
満足しているが、今は、そのことが分かっただけ。やっとスタートを切ることができただけだ。ここから精進していかなければならない。
 
そんなことを考えながらラジオを聴いていたら、「塩」についての特集が流れてきた。
塩分は高血圧を悪化させる大きな要因として敬遠されがちだ。だが、塩分摂取量を減らすだけでなく、塩の質を上げることにも注目し、学ぶことが大切というものだ。
天然塩にはにがりやミネラルなどが多く含まれていて結晶の形も味もさまざまな違いがある。摂れる場所によっても、味わいや成分の割合は違ってくるそうだ。
塩分の摂取をただ控えるよりも、体に良い成分を取り入れながら塩分とのバランスをとっていくのがいいのだ。
仕事をがむしゃらに頑張るだけではなく、ライティング・ゼミを受講しながら、より有益なものをとり入れていく。そんな今の生活に似ていると感じた。
 
これからも書くことで学びを取り入れながら、仕事に、人生に味をつけ、より豊かなものにしていきたいと思う。≪終わり≫
 
 
 
 
***
 
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2022-06-08 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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