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やりたいことはやるべき


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記事:赤羽利輝(ライティング・ゼミ6月コース)
 
 
「バドミントン始めたんだけど、一緒にやらない?」
これは、専門学校時代のクラスメイトから連絡が来た時の言葉だ。僕は中学・高校と部活でバドミントンをやってきたが、アキレス腱断裂という怪我をしてから、ほとんどやらなくなってしまった。誘ってきてくれた人はバドミントンをしていたというわけではないのだが、以前僕が「またバドミントンをやりたいな」と言った言葉を覚えていてくれて、連絡をくれたようだった。
 
読んでくださっているみなさんの中には、「やりたいならやればいいじゃないか」と思う人もいるだろう。僕もそう思うが、みなさんも本当はやりたいもしくは、やらなければならないのに色々と理由を探して、言い訳をして結局やらないといった経験をしている方も多いのではないだろうか。今回の僕はまさしくそうだった。医学的には運動して問題ないのに「怪我もあるし、また怪我したら大変だ」とか、人を誘ってもいないのに「一緒にやってくれる人がいないから難しい」などと考えてしまい、本当はやりたいことであるはずなのに、全くと言って良いほど行動をしなかったのである。
 
実際に行ってみると非常に楽しかった。怪我やブランクもあるため学生時代のような動きとは程遠い内容だったが、バドミントンを始めたばかりのような気持ちで、夢中になってシャトルを追いかけることが出来たのである。そして、バドミントンをした後は、非常にすがすがしい気持ちになったのである。バドミントンをやる前に考えていたやらない理由なんて、実際にやってしまえばたいしたことなく、「もっと早くバドミントンをやればよかったな」と後悔したほどだった。僕は、誘ってくれた友人に何故、僕を誘ったのか聞いてみた。すると、「高校を卒業してすぐに、母校のバドミントン部のコーチをしていたでしょ。俺は初心者で、周りは経験者ばっかりだから教えてくれる人が欲しくてね。せっかく、やりたいって言ってたわけだし丁度良い機会かなって思ったんだ」と言うのである。僕と違い、自分がやりたいことだからと行動をした結果がそこにはあった。
 
今回、誘ってくれた友人は行動したことで、バドミントンが出来たし、ウジウジしていた私を引っ張り出すことにも成功し、さらに自分が上達するためのコーチまでつけることが出来たのである。口ばかりで内心理由を付けて何もしないことを選択していた僕は、衝撃を受け、行動が出来るというのはとてもすごいことだと心から思ったのである。
 
私見ではあるが、実際に行動に移さず、やらない理由ばかり考えている人はうまくいかなかった時のことばかりをイメージする人が多いのではないかと思う。少なくとも僕はそういう人だった。しかし、行動をしないと得られないことがあり、仮にそこでうまくいかなかったとしても他の手立てを考えて次の行動へ移ることが出来るのである。そうして、トライアンドエラーを繰り返しながら行動を行っていくことで、自分の望むもしくは、望む以上の結果を引き寄せることが出来る可能性が高くなる。やらない理由を探している人はそれ以上進めないが、行動をする人はやらない人に比べて1歩も2歩も先へ行っているのである。
 
僕も行動できる人になりたいと思ったが、どうすれば良いのか分からなかった。そこで、どうすれば自分が行動出来るのかを考えることにした。そこで僕が考えたのが誰かに監視をしてもらうことと行動をするための期限を設けることだった。監視してもらうというのは常につきっきりではなく、「○○をやろうと思っている」と相手に宣言し、相手に時々進捗状況がどうかを伝えたり、声をかけてもらったりといったことである。期限に関してはいつまでに○○をできるようにするとか、いつまで○○をやってダメなら諦める等といった決まりを自分の中である程度決めて動いてみることだった。そういうことをしていると、僕は徐々に自分が何をしたいのか・やりたいのかを考えるようになり、実際に行動に移すことができるようになってきたのである。
 
最近の僕の中での行動したこととしては、引っ越しをしたことである。実家から離れて一人暮らしをやろうかと考えていたができない理由探しばかりで、なかなか一人暮らしをしなかったのである。そこで、まず家族や友人に一人暮らしをすると宣言し、進捗状況を報告。引っ越しをしたら遊びに来てもらう約束を取り付け、自分の決めた期限までに引っ越しを終了させると決めたのである。そうすると、案外早く行動することができ、引っ越しをすることが出来たのである。
 
みなさんもやりたいことのはずなのにやらないことは多いだろうと思う。やむを得ない事情がある場合は仕方ないこともあるかもしれないが、それは本当に実現できないことなのかは一度考えるべきだろう。その上で、どうすれば自分の望む結果が得られるのかを考えて行動に移していくのが今後につながるのではないかと僕は考えている。
 
 
 
 
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2022-07-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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