メディアグランプリ

圧倒的相手目線は歯車を合わせるようなもの


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:佐藤良樹(ライティング・ゼミ6月コース)
 
 
「俺も早く時間とお金と心の余裕を手に入れて、悠々自適な暮らしがしたいな」
もうそろそろで30代に突入する。以前から勤めているお仕事も7年目になる。朝7時には出社、帰りは22時、休みは週に1日。けど、その休みは終わらない仕事のために出社することもしばしばある。正直ブラックだ。自分の時間が欲しい、なんなら自分の好きなことだけをしてお金が欲しい、でもそのためには勉強をしなくては…‪…。しかし、現実はその時間すら許さないほどの仕事量。今日は早く返って、読書できるかな! と期待した日に限ってトラブルが起き、結局いつもより遅い時間に帰宅する。こんな生活にうんざりしていた。‬‬
 
そんな中でも人生を変えようと、ひょんなことから天狼院書店で行われている人生を変えるライティングゼミを受講し始めた。この書店では、文章講座だけではなく、本を出版した人のトークショーなどのイベントも行なっている。イベントの一覧を見ていると、いれぶんさんという方が『40代から手に入れる「最高の生き方」』という本を出版した記念イベントが行われることを知った。副題には、時間、お金、心の成功法則と書かれているのが目に止まった。
 
まだギリギリ20代の私だが、40代向けで話が理解できるのだろうか? 会場に20代は私だけなのではないだろうか? と不安に思いながらも、悠々自適な暮らしをするためのヒントをもらえるのではないか、と期待に胸を膨らませて行ってみることにした。
 
池袋エソラ2階にある天狼院書店で行われた。小さめのスペースだが席を30脚ほど設置し、プロジャクターでパワーポイントを使いながらいれぶんさんが2時間たっぷりとお話をしてくれた。
 
その中で私の心に一番残った言葉は「圧倒的相手目線」という言葉だ。圧倒的相手目線とは歯車を合わせるようなものだなと思った。いれぶんさんは元々コミュ障だったそうだ。周りからは冷ややかな性格と言われ、誰も助けてくれない状況であった。しかし、同僚にはドジをしてもみんなから助けてもらえる人がいた。その人と比べてしまうと、自分のコンプレックスになってしまっていたということだった。
 
私の職場にも、仕事は手伝ってくれないし、自分の仕事だろう? と言って突き放してくる人はいる。きっとこんな感じなのかなと思った。この人には話しかけにくいし、困っていても手伝ってくれないから協力はしたくない気持ちになる。
 
しかし、協力できれば大きな力になることは間違いない。自分が困っている仕事を得意な人に任せることができ、質も良くなるし自分の時間も確保できる。いれぶんさんは、先輩から「自分のことしか考えていないね! 自分のことはどうでもいい。相手のことだけ考えていれば最後は自分に返ってくるんだから!」と言われ反省したそうだ。クライアントを大切にするとを最優先にしていくと、自分の都合でアポイントを取ったり、資料を準備したりしていたことに気づき、改善していくことで最終的には取引相手から感謝されることが多くなっていったそうだ。
 
自分の行動を振り返ってみても、自分がよければいい。それは相手のする仕事だから放っておけばいいと思うことが多々ある。そうしないと早く帰れないと思っていたからだ。でも、今回の話を聞いてこの考えは間違えなのだと気づくことができた。圧倒的相手目線に立ち相手が何を考え、何を優先しているのかを汲み取り、自ら率先してギブしていくことが大切なのだなと思った。確かに、先回りしてやっておいてもらえたり、困った時には積極的に手伝ってもらえたりすると、助かった記憶がある。これをするためには、周りの人の状況を常日頃から会話をして把握しておくことが大切だと感じた。
 
このような心構えで生活していくと、良好な人間関係を作ることができる。そして、真にみんなの良いところを出し合って協力することが可能になるのだ。会社ではもちろんのこと、家族や友達にもこうして接したことで、いれぶんさんは生産性が爆増し、人生が豊かになったと言っていた。まさに、一人で空回りしていた歯車が噛み合い、大きなロボットを動かせるようになった感覚なんだろうなと思った。
 
私も、日々のたわいのない会話を大切にし、家族や友達、会社の人たちに積極的にギブをしていきたい。そして、捻出された時間を使い自分の夢に向かって、40代になった頃にはいれぶんさんのようになれるよう頑張っていきたい。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2022-08-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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