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コミュニケーション下手な人にこそゴルフをお勧めしたい3つの理由


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:ウチヤマトモコ(ライティング・ゼミ8月コース)
 
 
「ゴルフはお好きですか?」
営業先で私はよくこの言葉を発する。「付き合い程度ですが」とか謙虚な返事が返ってくることもあれば、「あなたもやるの?」と俄然盛り上がることもある。会社経営者や役員・部長クラスになるとゴルフをやっている確率が高いため、ゴルフの話題はとても便利なのである。
私は営業の仕事をかれこれ20年以上やってきている。と言うととても社交的で人付き合いが得意と思われがちだがまったくその逆で、友達も少なく結婚もせず、休日は家でひとりYouTubeでも見ながらだらだらしているのが大好きな引きこもりタイプの代表格だ。
他人と一緒にいると、自分がどんな風に見られているのか、相手が楽しんでいるかどうかばかりが気になってしまい、食事も買い物も楽しめない。相手の顔色ばかり窺うので気疲れしてしまうのだ。
そんな私だがゴルフだけは別なのだ。相手が取引先であれ上司であれ友人であれ、とにかくラウンドが楽しくて仕方がない。単純にゴルフが面白いというのもあるが、それだけではない、コミュニケーション下手でも楽しめる理由があるので紹介していきたい。
 
まず一つ目。年齢や性別関係なく誰でも平等に競えること。
体格的にどうしても飛距離が劣る女性や年配者は少し前から第1打を打つことができるようハンデが設定されている。
また飛ばさなければならないところでは身体が大きくて筋力がある方が優位な部分もあるのだが、グリーン周りでは年の功というか経験とかが大事になる繊細なショットが輝く場面もある。なので年齢や性別に関係なく、良いスコアが出せる可能性があるのだ。
「すごい、若い人はさすが飛ばすねー」
「いえいえ、先輩のさっきのロングパットの妙にはかないませんよ」
などのほのぼのとした会話が繰り広げられるのが楽しい。下手な私でもたまに良いプレイを見せられるので、引け目を感じなくて良いのだ。
 
そして二つ目。個人競技なのでみな自分のプレイに集中しており、基本的には他人のプレイや振る舞いにほとんど興味が無いこと。
他人にどうこう言うよりも、さっきの自分のショットがなぜ曲がってしまったのかを反省したり次のショットをどう攻めるか考えるのに忙しい。後の組に迷惑をかけずスムーズに進行するためには次から次へとボールを打ち続けて前に進まなければならない。だから無駄なコミュニケーションは必要とされていないのだ。
これに気づいた時、私は心底ほっとした。ミスショットをした人になんて声をかければ良いのか、すごく飛距離が出たらどんな賛辞を贈ったらいいのか、普段の私なら考えに考えて分からなくて黙りこくってしまうところだが、ゴルフには明確な答えがあった。
「ナイスショットです!」
「ドンマイです!」
この2択ですべてOKなのだった。それ以外の気の利いた言葉など誰も求めていない。
それと同様に、自分にかけられた言葉にもほとんど意味は無い。こういう時はこう打てばいいんだよ、と親切に教えてくださる方もいるが、それがその場でできるような才能は無いのでこれも右から左に聞き流してOKである。
あとはみなに倣って私も自分のプレイに集中しさえすれば良いのだ。気遣いが求められず、やるべきことが次から次へと巡ってくる環境はとても心が安らぎ居心地が良い。
 
最後に三つ目。スポーツでありながらプレイ中に煙草やお酒が楽しめることだ。
これらは人をリラックスさせる。私は煙草は吸わないが、第1打目を放つティーグラウンドには必ず灰皿が置かれていて、直前まで咥えていた煙草をちょいと休ませてナイスショットを放った後に再び咥える男性の姿はなかなかハードボイルドで、ちょっとカッコよく見える。
コースの途中にある茶店(ちゃみせ)に寄って、夏はビール、冬は熱燗なんかをさっと飲んで体温調節をして再びコースに戻ることもある。ほろ酔いになって力みが抜けて調子が良くなる人もいれば、集中力がなくなってスコアを落とす人もいる。でも自分のコンディションは自分で管理するのが原則なので言い訳も言いっこなしである。
たいていの場合は前半と後半の間に昼食休憩を1時間程度はさむのだが、ここでもお酒の力を借りて少しくだけた雰囲気になるのが良い。普通の飲み会は延々と続く危険があるのだけれど、ゴルフのランチならば居心地が悪ければ黙々とお腹を満たした後に「ちょっと練習してきます」と席をはずすこともできるし、話が盛り上がれば杯を重ねて午後のラウンドがより楽しくなるだけだ。
 
もしこれがサッカーのようなチームプレイだったら……。考えただけでゾッとする。
チームに迷惑をかけないためにはまずフィジカルを鍛えなければならない。超インドア派で怠け者の私には無理だ。
そして敵チームに勝つために相手の弱みをどう突くか戦略を考えたり、チームのためにどう立ち回れば良かったのかと悩んだりしなければならない。場合によっては、怒られもするだろうしポジションを人に譲らなければならないかもしれない。辛すぎる。
プレイ中は息が上がり会話をすることもできないのでリラックスできないし、プレイ後にお酒を飲むこともあるかもしれないが、逃げ場と時間制限のない飲み会は私には恐怖だ。
 
それに比べてゴルフのなんと自由なことか。さすが紳士のスポーツ、大人の社交場。
最初から、人と人とが適度なコミュニケーションが取れるように設計されている競技なのだ。政治家や企業経営者が足しげく通うのも合点がいくというものだ。
 
そしておまけとして、ラウンドが終われば待っているのはお風呂。ここまでが1日のセットだ。ゴルフ場の場所によっては天然温泉に入れることもある。
程よい肉体の疲れと風呂上がりのさっぱりとした気持ちよさに浸りながら家路につく。これを最高以外の何と表現すればよいのか。
 
私はコミュニケーションが苦手だから、という理由でスポーツを敬遠している人がいたら、ぜひゴルフにチャレンジしてほしい。
 
そしてもしゴルフを好きになったとしたら、私と一緒にラウンドしませんか。
 
 
 
 
***
 
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2022-09-28 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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